グラン・ガリビエからグラン・ラック(湖)へ
お昼ご飯は東の頂上(3219m)で食べていましたが、居合わせたハイキング客と話したりしていて西の頂上(3228m)でも少し長居しました。帰り道も長いのでそろそろ下り始めたいと思います。時間は1時半になろうとしています。
登りも急だったので下りも当然急です(;´・ω・)
一番急なところが終わり、後は岩々しているものの歩き易いです。さり気にアップダウンしてますが^^;
今下りてきた斜面を眺めて。急だけど見たほど大変ではないし危なくもないです。岩登りが好きでないといけませんが・・・
少しずつ下りていきます。楽しい・・・💖
だいぶ平らになってきました。行きに通ったテルミエ峠が近づいています。アイベックスがたくさんいたところですがこんな時間帯にはいないと思います。夏の暑いときは朝夕しか行動しないのです。
この真下の窪んだところが湖だったはずです。
ありました。行きは左側の土の赤いこんもりとしたところからここまで左側をぐるりと回ってきました。遠回りになりますが、行きと出来るだけ違うところを歩きたいので湖まで下りてから対岸の道を通って峠に登ってみたいと思います。
…どうってことありませんね。ただの水溜りみたいです(;´Д`) まあ、降りてみたよ~っ、行きとは違う場所通ったよ~っていう満足感だけです(;'∀')
急ではないものの峠まで登ります。また無駄に高低差付け足してしまった・・・
やれやれ、テルミエ峠まで戻ってきました。
サクシフラージュ・ア・フゥイユ・オポゼやリュネールといった小さいけど派手な色の花が灰色の世界に少し色彩を足してくれます。
もうひとつ手前の峠、ポンソニエール峠へ向かいます。
峠はもうすぐです。峠から先は緑豊かな楽園?です。わたしは岩々のところの方が好きですが(^^;)
ブラン湖の近くを通ります。ハイキングコースは湖の少し高い位置の離れたところを通るのですが、せっかく青空も出てきているし湖まで近づいてみます。
快晴・・でもないけどどんよりしていた朝よりはだいぶましで湖の青色もくっきりしています。
最後はこの尾根っぽいところを歩いて峠に向かいます。
峠にほぼ到着しつつあります・・が、ひとつ考えていることがあります。行きは地図に載っているハイキングコースを歩いてきたのですが、峠につく少し前に右手に分岐しているところがあったはずです。峠に着く前も着いた時にも、経由地であったグラン・ラックとこの峠の間の緩やかな谷にゆっくり下りていく細い道があるのが見えていました。正確に言うと、道はグラン・ラックに向かっているように見えて実際にグラン・ラックまで続いてるのかは見えないのですが、まあなんとななるでしょう。
右下のくねくねした道がそうです。
マーモットが何匹も駆け回っていました。
このあと少しして、いきなり右ふくらはぎに衝撃を感じます。びっくりです、握りこぶし大の石がすごい勢いで転がり落ちていきました。大した大きさではないけれど勢い付けて転がってきたので結構痛かったです(;´Д`) 上を見上げましたが誰も歩いていません。どこからどうやって転がってきたのか分かりませんが、この広大な野原というか山の斜面を転がってきた石がわたしのふくらはぎを直撃するとは、どれだけの確率でしょうか・・(@_@
グラン・ラックが少しずつ近付いてきました。行きは左側の高い位置を歩いてきました。
秋まで見ることができるジョンシアン・シャンぺートル
ラピアス(浸食の進んだ石灰岩)が少しあります。
この小川もグラン・ラックに流れ込むのでしょう。
まもなく到着します。
行きには高い位置から見るだけだったグラン・ラックの畔までやって来ました。
なかなか大きな湖です。
最終回に続きます。