randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

お盆に次男とハイキング(前編)

8月15日は祝日で、前後の週末とくっつけて日本のお盆のように数日間休みになる人が多いフランスですが、当然あちこちお盆のように混みます(~_~;)
長男は友達一家のキャンプに招待してもらっていて留守だったので次男と二人で日帰りでどこかにハイキングに行こうという話になりました。「あまりしんどいところはイヤ」という次男のために「高低差が少なく景色はきれい」というところを探すのに結構苦労しましたが、見つけました。よく人から「きれいよ」と勧められるものの、あまりに高低差が少なすぎて歩き甲斐がないように思えて(それなりに遠いし)今まで行く気になれなかった「アンパリ台地 (Plateau d'Emparis)」です。
15日は4連休だった人たちにとっての休み最終日となるので夕方、道は普段の日曜祝日以上に混みそうです。なので楽ちんコースではあるけれど6時前に家を出ました。


途中通ったベッスの村。


村を出てから細い道をどんどん上がっていきます。舗装されていないので時速10~15キロでしか走られない山道なのですが、グーグルマップいわくこれを7キロ(◎_◎;)です。すごい時間かかりました。
あまり歩きたくないけど高い山のきれいな景色が見たい・・・標高高い駐車場から出発するしかありません。


8時過ぎ。サン・ジョルジュ峠の駐車場に到着です。


この駐車場ですでに2245mあります(^^;
今日はこのエリアをぐるっと回りつつの丘のような山にちょっと登って最後に湖のある方に行ってみる予定です。


出発は8時20分でした。駐車場から既にメイジュやラトーといったエクランのスター達が正面に見えています。出発地点なのに山頂に到着して眺めるようなパノラマが広がっています(^_^;)


まずはラ・ビュッフ山小屋方向へと向かいますが、残念なことに下り坂です・・つまりそれだけまた登らなければならないわけです。


春の訪れを知らせる花、クロッカス。
なんで8月半ばに咲いているのでしょうか・・・謎です。


草原の中歩いて行きます。秋に草が黄色に枯れてきたころはきれいなことでしょう。
お盆(みたいなもの)なので人が多いかと思ったらそんなことはありませんでした。


この日は朝歩いた部分だけマーモットが駆けまわっていました。


シャレーかなにかの廃墟


丘の上の方に見えている白い部分・・・


何と羊の群れでした(;´∀`)
こんなに広大な土地なのに密集しすぎです💦


真向かいの山、何気に3000mちょいあって手前左のなだらかな稜線から登ることが出来るみたいです。わたし一人ならまずひと登りしとくと思うのですが(この地点からだと高低差700mくらいしかないし)、「山はまあまあ好き、きれいな景色は大好き、でも歩くのはあまり好きではない」次男には提案さえしませんでした(;´Д`)
今は真北に進んでますが手前で右側にぐるっと回ってデコボコの丘陵地の高い位置を歩きながら峠(こんな緩やかな丘でも一応峠はあります(^^;。。)を越えて湖の方向(南)に向かうのです。このメインのハイキング道を外れると後は特に道らしい道もないのですが何せこういう草原なので地図があって方向さえ分かっていればどこを歩いてもOKという感じです。いつもの山とは全然違うタイプの土地で案外面白かったです。


おお、前からひとりハイキング客の男性が歩いてきました。60歳前後のイギリス人でしたがフランス語が少しできたので少し話をしました。ハイキングをしているとヨーロッパの他の国の人にも結構出会いますが、多いのは順番にドイツ人、オランダ人、イギリス人、ベルギー人あたりでしょうか。イタリア国境に近い場合はイタリア人もいっぱいいるのですが、そうでない山だといきなり見かけなくなります。


ぐるっと右に回り出したあたり。右の丘の斜面をボチボチ登り始めます。
この日のハイキングの印象のひとつとなったのはバッタです。初めのうちそうでもなかったのですが、この辺りからバッタだらけになってきました。黄色と赤の派手なバッタが多く、一歩踏み出すたびにピョンピョンと10匹も20匹も草むらから飛び跳ねるのです。かなーーりウザかったです(~_~;)


あんまり登ってないけど次男がしんどそうだったのちょっと休憩です。中央の丘の先の一番高くなっているところ(2600m台)まで登ってそこから真下に下りて行って少し左に位置するであろう峠に向かって下りていくつもりです。


振り返ると今回行けなかった3000mほどの山。緩やかで何の障害もなさそうなので1時間もかからずに山頂まで行けてしまえそうなだけに(この地点で2400m台)ちょっと残念です。


休憩を終えてデコボコの丘を進んで行くと・・・
何気に通り越せない崖になっていました(;´Д`) 地図で見て単にアップダウンが激しいだけかと思ったんですが実際見てみたらちょっと越えるのは大変そう。右側に迂回しつつある程度下りて登りなおそうと思います。


一度かなり下りてきました。こんな風に山の低い位置をぐるっと回りつつ少しずつ登っていこうと思ったのですが。。
少し先を歩いている次男がなかなか高い位置まで来てくれません。
「おーい、もっと高いところ歩いて~!」
・・・「はーい」と言いつつ全く上がってきてくれないのでこれ以上言うのも面倒なので山頂無視してこのまま山の下の部分を歩いてぐるっと南方向まで行くことにしました。次男はお兄ちゃんがいるときはカッコつけてなのか、結構ちゃんと歩いてくれるのですがこの日は気合ゼロだったのでこちらも妥協しました。というか妥協案があるルートだったからということはありますが。


結局2600m台の山の2450mくらいまでは登っていただけにちょっと残念ですが、喧嘩して山が嫌いになられては元も子もありません。ゆっくり一緒に歩いて行きます。


シーズンを過ぎたワタスゲがこんなことに(;´・ω・)


川に沿って少しずつ下りていきます。

魚がいっぱいいました。ものすごい速さでビュンビュン泳ぐ体長10センチくらいの魚でした。


道のように見えるのですが、単に水がほとんど枯れた小川です。草のところはチクチクした種が靴に入るのでこの小川の跡を歩きます。バッタもいないし(^^;
この辺りを歩いていていくつか小動物の骨が落ちていました。朝一番にいっぱい出会ったマーモットとかではなく、シャモアかアイベックスのようなもっと大きな動物の骨でした。放牧の羊かとも思ったのですが、羊よりは小さな動物のようでしたがよく分かりません。


たくさん種類があるうちでも水辺に多く咲くサクシフラージュ。


もう少し進んで地図にも載っているハイキングコースに合流した辺り。マウンテンバイクの3人組が。一番前が50代くらいのお父さん、後のふたりが二十歳前後の娘さんでした。「パパー、ちょっと待ってよ!」・・お父さん、元気過ぎです(;・∀・)


緩やかなものの坂が続きます。


朝いちに駐車場周辺で見えていたエクランの立派な山々が見えてきました。


ようやく峠に到着です。12時半を過ぎています。案内表示によるとふたつあるうちの近い湖まで25分。わたしのイメージでは湖畔でお昼ご飯だったのですが、なにせお盆、わたし達みたいに無駄に北方面の丘陵地を一周したりせずに直接湖に行った人も多いはずです。駐車場からだと1時間半ほどで行けるので手軽なファミリーコースになっていることでしょう。多分結構人も多いと思うので、景色のよいこの辺りでご飯にしてしまうことにしました。


メイジュ(3984m)とラトー(3809m)を背景に贅沢なピクニックです✨
まずはサラミを。。


ポテチの袋はもちろんパンパンに(^_^;)


今日は先月末にジュラで買って冷凍していたスモークソーセージを持ってきました。あとはズッキーニと玉ねぎ。


素材を切ってジュージュー炒めます。
あ、やっぱり湖でなく誰もいないこっちでよかったです。日帰りのハイキングでこんなことしてる人少ないので注目浴びるところでした( ̄▽ ̄;)


雲が出てついでに風も出てきて急に寒くなってきました。でも熱いものを食べるにはむしろ都合がいいです。
、、いただきまーすヾ(*´∀`*)ノ



後編に続きます♪