randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

2か月ぶりにベルドンヌ山塊へ

1週間前の日曜日に同僚S君とハイキングに行ってきました。


今日の目的地はベルドンヌ山塊北部で少し前から気になっていたピック・デュ・フレーヌ(2807m)。ベルドンヌの山の中で一番姿が美しいと思う山です。長い間アルピニスムでないと登れないと思い込んでいたので調べもしなかったのですが、初夏に登ったグラン・シャルニエの山頂で話をしたハイキング客に「あぁ、あれ登れるよ。雪さえなければ。ちょっと崖みたいなところ多いけどね」と教えられて、ネットで探してみたのです。難しそうではあるけど、岩登り系は好きだし高所恐怖症でもありません。少しずつそういう感じの山へ行く経験も増えてきてそれなりに自信もついて来ました。S君に話すと、興味があると言うので今回一緒に行くことに。前回(6月)に彼と彼の友達と3人で行った山も急な岩をひたすら登る山でした。


昨年7月に子供たちと登ったグラン・ムーラン(2495m)から。中央がピック・デュ・フレーヌ。グラン・シャルニエはそのすぐ右隣の山です。


今年3月、スノーシューをしたときに見えたピック・デュ・フレーヌ。


今年5月末、避難小屋で2泊してベルドンヌ北部を周回したときの夕暮れ、といっても日が長いので21時過ぎ。1泊目のお宿、ペリエ―ル避難小屋の前から見たグラン・シャルニエ(右)とピック・デュ・フレーヌ(左)。
この時、同じ小屋に泊まっていた一家の若いお父さんと焚火の前でハーブティーを飲みながら「ピック・デュ・フレーヌは迫力があってエレガントでベルドンヌで一番きれいと思う」「ほんとだね。最高峰のピック・ド・ベルドンヌよりきれいかもね」という会話を交わしたのを覚えています。その時はまだこの山にハイキングで登れるとは知らずに話していました。



さて、前日の土曜日晩には同僚B君が郊外の自宅で開催した誕生日会にわたし達二人とも招待されていました。招待されてるのは同僚ばかりですが彼女を連れてきた人もいたりして15人ほどの集まりでした。


わたしはケーキとシャンパーニュを持って行きました。あちらでもケーキは2台用意してあったのでちょっと多すぎでしたが(^^;足りないよりかはいいです。
郊外の一軒家でした。家は特別大きくはないのですが、公園のように広い庭でアペリティフを楽しみ、バーベキューを始めたのが10時過ぎ。寒くなってきたので途中から家の中に移動、デザートに突入したのは12時前でした。
右下の写真の青いシャツの人が誕生日のB君。左のグラスを持っているのがS君。飲み過ぎたので車はB君のうちに置いたまま別の人の車に乗せてもらって帰ったそうです。
わたしは一番においとました。その時ちょっと「明日、S君大丈夫なんかな」と脳裏をよぎったのですが・・・わたしがうちに着いたのは1時頃でした。帰ってザックの準備をして寝たのは2時前だったと思います。


翌朝は5時にわたしのうちで待ち合わせでした。前回はS君の車だったので今回はわたしの車ということになっていて、ただわたしんちが高速に入りやすい位置なのでうちまでS君は自転車で来ると言ってました。
地下ガレージから車を出し、5時5分前に自宅アパート前に車を停め、S君を待ちます。5時5分、5時10分。・・・来ない(;´Д`)
5時12分、携帯にメッセージを送ろうとした瞬間、電話が鳴りました。「ごめん!目覚まし鳴った後また寝ちゃった」・・・やっぱりな_| ̄|○
今からシャワーしてどうのこうのと言うのでシャワーせんでもいいわい、と思ったんですが「じゃあわたし今から迎えに行くしヽ(`Д´)ノプンプン」と電話を切りました。


S君がアパートから下りてくるのを待って出発したのは5時40分くらいだったでしょうか。それでも「寝過ごして携帯もマナーモードで電話しても鳴らなくて昼まで爆睡」というパターンもあり得るわけですから、まだましと思わなければいけないかもしれません(~_~;) ちなみにS君が昨晩帰ったのは2時半だったそうです。


ハイキングの出発地点の駐車場(1320m)に到着したのは8時。昨日の疲れが取れずお疲れ気味のS君(^^;


ハイキング情報のサイトにはヘルメットをお勧めするとあったので久し振りに連れてきました(;´∀`) 急なよじ登り系が多いらしいのと高低差も1550mあるそうなので荷物自体は軽めに抑えときました。
あ、ちなみにザックのポケットにベルドンヌ北部の地図が突っ込んでいますが、表紙の写真はピック・デュ・フレーヌです。


出発は8時15分です。
駐車場からしばらくは森の中の急な登りが続きます。最近標高が高い駐車場からの出発が多かったのでこの鬱蒼とした森の雰囲気はちょっと久しぶりです。


すぐに開けた場所に出てきました。シャレーのある1374mの地点です。


放牧用のシャレーのようです。この辺りから時折牛の糞が落ちていたので、そう遠くないところに放牧地帯があるのでしょう。


前後にはまだ森がありますがハイキングコース自体は開けた野原のようなところを通ります。


左手はこんな感じ。


ここでさり気に道が分岐していて、看板がないので太く見えたほう(この写真の奥)へ進んで行ったのですが、いつの間にか道はなくなってしまいました(;´・ω・) 元に戻ります。 少し登ってしまったので悔しい~! ベルドンヌ山塊の南部は人気のあるハイキングコースが多く看板とかも充実しているのに北はこの有り様です。ベルドンヌ北部に来るたびに同じことを思い知らされます。人が少なくてハイキング道はあまり整備されておらず野性的な魅力があるともいえますが💦


早くもブルーベリーが紅葉し始めていました。


まだ夏なのに、ちょくちょくキノコを見かけます。キノコって秋というイメージなんですが。。こんなキノコも生えていました。


ここで30代前半位の男女3人組のハイキング客がやってきたので少し話をしました。ピック・デュ・フレーヌまで行くんですか?と聞くと、「いや、僕たちはそのだいぶ手前の湖までです」とのこと。


この辺り、マーモットがたくさんいました。最近カメラを買って使いたくて仕方がないS君はマーモットに近付くためにどんどん奥に進んで行きます。わたしもついて行きましたが、さり気にハイキングコースからはどんどん外れていってしまったようです。S君が「でもあっちの方やろ?」と言うので無理やり道でも何でもない斜面を登って行ったのですが、ハイキングコースが通っていると思われる斜面には続けて歩いて行けない地形になっていたので諦めてマーモットに出会う以前のところまで下りて素直にペンキマークを探しました。先ほど後ろからやって来た3人組はわたし達がマーモット観察をしている間にとっくに先まで行ってしまいました(^^;)


あ~ありました。ハイキングのサイトで見た情報では黄色のペンキマークは駐車場から湖まで続いてるみたいです。別の言い方をすれば、湖以降ピック・デュ・フレーヌ頂上まではコース外ということになります。地図にも湖以降は線がありません。


一番奥がピック・デュ・フレーヌです。冒頭に載せた3枚の写真とは別の角度から登るので見た目がかなり違って見えます。


草が青々としたゾーンから少しずつ岩々が増えてきつつあります。


ペンキマーク、あるはずなんですが消えかかっていたり間隔が空き過ぎていたり、それよりとにかくあまり踏みならされていなくて道があまり形になってません。草ボーボーで荒れ果てつつあるところも多く、間もなく道を見失ってしまいました。正しい道を探してウロウロするよりは目で見て一番歩きやすそうなところを登りつつ奥に進んで行きます。


S君も細かいことを気にするような性格ではないので大体で歩いて行きます。
いい加減な性格の人が二人集まって、この日は幾度となく道を間違え無駄に高低差を増やしてしまいました( ̄▽ ̄;) てか、ほんと道分かりにく過ぎです。8月の日曜だというのにほとんど人いないし・・どんなけ人気ないんでしょうか(;´Д`)


だいぶ進んだところで、道らしきものに合流できました。


大きな岩がゴロゴロあるゾーンです。


これをどんどん上がっていきます。


急に正面がガスってきました。


正面だけではありません。登って来た谷にもガスが立ち込めてきました。


そんななか、地形的にそろそろ湖がすぐそこにありそうなところにやって来ました。


11時。ヴァレット湖(2315m)に到着です。


ガスってて残念ですが、水はとってもきれいで透明です。


ここで少し休憩していくことにしました。S君が持って来てくれたチョコレート入りパウンドケーキをおやつに頂きました。


奥にもうひとつ小さな湖があります。先ほど出会った3人組はこの奥の方の湖の畔に座っています。
ガスは一時的なものですぐに晴れるのかとたかをくくっていると、それどころかますます視界がなくなってきました(~_~;)



次回に続きます。

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