randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

3300~3600mの岩稜を歩く

先週末の日曜にひとりでモン・スニ山塊に初遠征したときのハイキング記です。
3300m以上の頂上を7つもつなぐ稜線を巡る魅力的なコースです。しかし雪もまだほとんどないしお天気もまずまずだというのに、この日は1日中誰ともすれ違うことはありませんでした。


ふたつあるシニャル・デュ・グラン・モン・スニの頂上のうち、手前の高い方(3377m)から振り返って。南ヴァノワーズの代表的な山のひとつ、ダン・パラシェとヴァノワーズ氷河。
ヴァノワーズ国立公園とモン・スニ山塊は隣接しているのです。


さてこちらがこの後歩いて行く稜線です。奥に見える雪(氷河)がある山まで行きます。コース自体は17キロ前後、稜線部分だけで10キロもあるのです。


ふたつの頂上の間は峠のようになっていて下りる必要があります。この部分だけでなく1日中アップダウンの繰り返しでした。50mくらいの高低差のこともあれば150mくらいのこともあり、あんまり下りる時はイヤになってしまいます・・・ここは90mほどでした。



はーやれやれ。ふたつめの頂上(3366m)に着きました。アンテナが建っています。


色んなところから見えるエギーユ・ダルヴ。


遠くに出っ張っているのは、セルス山塊のモン・ヴィソ。3800m以上あり、周りはせいぜい3000mほどなため遠くからでも目立ちます。国境に位置し、頂上部分はイタリアになります。


こちらはエクラン山塊。右の最高峰のバール・デ・ゼクラン(4102m)や4000mに近いスター達。その日の10日ほど前にこのすぐ近くでハイキングした時は10キロメートルほどの近さにいたというのに雲がかかっていて見えなかったのでした。


この春夏に何度も行ったセルス山塊。


この日のメインの目的地ともいえるポワント・ド・ロンス(3612m)が次に控えていますが、もう12時前ですのでここでお昼ご飯を食べていきたいと思います。
風が強く、気温も低くてフリースとダウンを着ていてもかなり寒く感じます。座るのにいい場所を探してみます。


とりあえず寒さがちょっとましな南壁がわに回り込みます。歩いていても北壁に少し下りるのと南側とでは寒さが全然違うのです。


この山で亡くなったと思われる山岳ガイドの方の記念プレートがありました。


おおっ、なんか理想的な場所がありました。これならほとんど風をシャットアウトしてくれそうです。


目の前は湖だし(^^♪


いただきまーす\(^_^)/
日本のおいしいインスタント食品、春雨スープです。
先日癒し系ハイキングで購入したトム・デ・ボージュと東ヨーロッパの食品店で購入のパテのようなもの。特別おいしいというわけではないのですが、アルミの入れ物に入っているので重くならないのがいいです。パテ類って瓶に入っていることが多いのです。


気持ちのいい場所なのでデザートのビスケット類も出してきました(;´∀`)
寒かったらお昼休憩も最低限で切り上げてたと思うのですが、このあとまた稜線のため風が強そうなのでおやつ休憩するか分からないのでここで食べていきます。


さぁそろそろ歩き始めるとするか・・・


ポワント・ド・ロンスの北壁には氷河が残っています。アルセル・ヌーヴ氷河です。


これは少し先に見えているラメ氷河(手前)とロッシュ・ミシェル氷河(奥)です。うっすらと出っ張っている盛り上がった部分で分かれているようです。


さりげによじ登り系も登場しますがほとんどありません。ただし、一番初めの峠(前エピソードで出てきたルー峠)とシニャル・ド・グラン・モン・スニとの間にはたくさんありました。


目的地が近付いてきました。


一番奥の出っ張ってるのが最初の山頂、シニャル・ド・グラン・モン・スニになります。


氷河に新雪が積もっています。


朝のうちは晴れ、お昼前から雲が出てきていますがこの程度で収まってくれています。


近いように見えてなかなか着きません。山歩きをしていて不思議なことのひとつです💧


アップダウンがさり気に盛り込まれています(;´Д`)


さぁ、ようやくポワント・ド・ロンスのすぐ手前まで来ました。




・・・稜線ばかりで景色が変わり映えしなくてどうもすみません💦
見ていても飽きてくると思うんですが、歩いていても飽きてきました。この辺りでは「もう最後(奥に見えているやつ)いらんから、テキトーに下りられるエスケープルートないの」と目で探しましたが、残念ながら急なザレ場や岩壁だらけで氷河まであるしで最後まで行かざるを得ない地形でした・・・
次で最終回ですのでご安心ください(^▽^;)