フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

子供たちと湖畔で焼肉ランチ(^^;

先週末に子供たちと2泊で出掛けたハイキング。まずは宿泊先の山小屋にて荷物をほどきます。


母屋の方の山小屋に置いてあったマーモットのぬいぐるみ。鳴き声がします。
わたしたちはご飯を頼まないので離れの小さな小屋を使わせてもらいます。他に離れの宿泊客はなく、母屋の方もカップルが二組、計4人だけだそうです。というのもこの日金曜は晴天だったのですが土日と天気予報が良くなかったため、予約がほとんどキャンセルされてしまったそうです。


山小屋の飼い犬のボーダーコリー。ごろんとなって日向ぼっこです。賢い品種らしくて羊飼いさんのお手伝いをするのによく飼われています。


子供たちがストーブ用の薪を割るのを少し待ったのち出発です。
山小屋のすぐ裏に親切にも看板が出ていました。最寄りのふたつの湖に行くハイキングコースです。奥にある方の湖でも1時間ちょっと。あまり歩きたがらない子供たちでも嫌がらない範囲内です(;'∀')


みるみる山小屋や他のシャレーが小さくなっていきます。


ゆるやかな登り坂を進んで行くといい感じの荒涼とした風景になってきました。


間もなくひとつ目の湖に到着です。これは湖の手前にある水溜り。


ララモン湖(2359m)に到着。ここでご飯でも悪くなかったのですが、すぐ奥にもうひとつ湖があります。どうしようかな・・・


水面には氷が張っています。


既にこの湖畔でくつろぎムードだったのですが、「次の湖でご飯にしよう!」と言うと、どうせすぐ近くと分かっていたのでさっさと立ち上がってくれました。


このちょっと急な斜面を越えたところが次の湖のようです。


斜面を登り切ったところすぐかなと思ってたらそうでもなく、もう少し先でした。


でももうすぐです。


「あれーっ、やっぱりこっちも凍ってるなー」と子供たち。水切りをして遊ぶのを楽しみにしていたのですが・・・
でも石を投げると表面を転がっていって、ごわーんごわーんごわーん・・・という風な可笑しな音が響くのが面白くて何度もやってました。


ご飯を作って食べるのによさげな場所を探してウロウロしてみます。


大きくて平たい岩がいくつもある一帯があったので子供たちにも来てもらいました。こちらでも早速石を投げて凍った水面を割ってみようと試みる長男(^^;)
最終的には弟とふたりでかなり重たい岩のような石を落として表面を割ってました。


さてお楽しみのお昼ご飯です。
寒かったら嫌だなぁと思っていたのですが、お天気がいい上、風もなくポカポカとした陽気です。絶好のピクニック日和でした。


昨日仕事の帰りに遅くまで開いている馴染みのアラブ系肉屋さんで買ったお肉がメインです。牛肉とメルゲーズ(羊肉と牛肉の唐辛子入りソーセージ)は子供たちの大好物。
お野菜も欲しいところなのでズッキーニを持ってきました。


おつまみのサラミを切る長男


パンパンに膨らんだポテチ。
コンテチーズ風味という最近発見した新商品でしたが素朴な味でとってもおいしかったです。


夏に日本で購入のモンベルのフライパン。2、3人分の調理に大き過ぎず小さ過ぎずいい大きさです。実はもっと小さいのを自分ひとりの時用に買ったのですが、ひとりの時に肉とか野菜とか焼こうという気になかなかなれず(~_~;) 一度も使っていません。
オリーブオイルも持って来ていたのですが、メルゲーズから出る脂をズッキーニが吸収するのでオイルは必要ありませんでした。


結構な量のお肉でしたが、みんな食欲があり問題なく完食。
さて、ご飯のあとはわたしは目を付けていた山に登ろうと思います。子供たちは湖の周辺で待ってると言います。登り1時間半かかるようなので「2時間半で帰るから」と言って出発しました。


湖の反対側に回ったところ。写真の奥のあたりがお昼ご飯を食べていた畔です。
こちら側の斜面から登りのハイキング道がでているようなので探してみます。


次回に続きます。

×

非ログインユーザーとして返信する