フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

フランス外国人部隊の訓練に遭遇(@_@)

お天気に恵まれて日帰りで出掛けたセルス山塊。4月というのに真冬並みに雪が残っていて駐車場からダイレクトにスノーシューで歩き始めることが出来ました。


登ってきた方角を振り返って。
右は特徴的な3つの尖がり、エギーユ・ダルヴ。同じラインの一番左の尖がりは去年秋に登ったエギーユ・ダルジャンチエール(3237m)。このエリアの3000m級でアルピニストでなくても登れるものは少しずつ制覇してきましたが、まだ2、3残っています。この夏・秋のお楽しみということで(^^♪


さて、基地エリアに到着します。


窪んだ地形のところにあるため、少し下りることになります。
その後は奥の峠まで登るつもりです。


基地の周辺には軍隊トラックで除雪というか均されて歩きやすくなってるところがいくつもあります(;´∀`) 助かりますなぁ・・・


グラン・ガリビエ(3228m)がすぐ後ろです。これは去年8月に登りましたが(この裏側、オート=ザルプ県側から)あまりに良かったのでもう一度登りたいと思っている山のひとつです。ちなみに右の白っぽいなだらかなとんがり(西の頂上)の方が高く、左の尖がり(東の頂上)に間違って先に登ってしまい、ふたつの間はクライミングの装備なしでは通れないので一度200mほど下りてから(もちろん「ちっきしょ~~」って悪態付きながら)西の頂上にも登りなおしたというオチ付きでした(^^; コース外のため看板は全くなく、頼みのケルンについて行くと単に「東の頂上行きのケルン」だったという。。


峠に向かうにあたり、軍事施設の建物の間を通ります(;'∀')


普通のシャレーとかに比べるとやはり重厚で質実剛健な感じのする建物群です。


何かのシンボルみたいなイラストが。軍のマークでしょうか。とりあえずトリコロールだし・・・


ここまでずっと先に進んでた旦那さん、さすがにここでは待っててくれました(^▽^;)
奥さんとは歩きながらずっと喋ってたんですが、旦那さんとはここで初めてゆっくり話しました。温厚そうで面白い方で、しかもサングラス外しても男前でしたΣ(゚Д゚) 奥さんもおっとりした面白い方でお似合いのご夫婦でした。60歳近いかと思うんですが、毎週のように山に来られるそうです。夏はハイキング、冬は山スキー。体力もあって素晴らしいです✨


登ってきたところ。


風で雪庇になっているところが何か所もありました。といっても下が崖というわけではないので適当に乗り越えます。


さて、この辺が今日の目的地です。ロシーユ峠、2494m。


わたしはこの辺りでご飯にしようと思うんですけど、どうされますか?とお二人に聞くと「風が強すぎて寒いので、もう少し下りたところで探します。」と、スキー板の滑り止めのテープを外したり既に下りる準備を始めておられました。お二人はこれ以上先に行くつもりがないそうで、ここで往復するとのこと。車で30分くらいの地元の方でわたしがリヨンから日帰り(往復5時間半くらい)というと奥さんの方が「オー、モン・デュ―(マイ・ゴッド)!」を連発していたのが笑えました。いや~よくある事なんですよ😅


さて、ここらでご飯、って言ったみたものの。どこ‥?


モフモフになったところを避けつつ(危ないということもないけどハマると面倒なので)できるだけ風で雪が吹き飛ばされて薄くなってる場所を狙って少し登ってみます。


眼下は・・・


湖ですよ~見えないけど・・・誰かスキーで上歩いてるけど・・・


去年の7月末に2泊3日でこちらの方面に歩きに来ました。今日とは別のコースですが、同じところを通りました👇

角度が違いますが。右側から歩いてきたことになります。


ぼちぼち登ってきたけど・・この辺りで風がmaxに・・・


ビシーッバシーッと突風で雪がまき散らされています。


と、とてもこんなところでご飯食べる気にはなりません。。


景色はいいんだけど・・風止まないかなー・・どうしよ。。戻る?ちょっと湖側に下りてみる?と悩んでいると。。


向かいからひとり、またひとりと大きなザックを背負ったミリタリー服の若者が滑り降りてきました。しかし・・何かがおかしい。何がって、、すごいフラフラ滑ってるんです。そしてかなりの確率でみんな1度2度と転んでいます(*_*)


下りていく先は軍事施設です。


この位置で立ち止まり、下りてくる兵士たちにひとりひとりアドバイスをしたり、転んで起き上がれない兵士を助けたりしているキャプテンみたいな兵士がありました。フランス語がちょっと片言っぽかったんですが、ひょうきんな方でしばらく立ち話をしました。自分はフィンランド出身で、フランス外国人部隊(Région Etrangère)の訓練中だと教えてくれました。彼らは新人で、雪なんて降らない暑い国出身の兵士も多いから、スキー自体初めてってやつも多いんだよ、とのこと。スキー初めての人が重たいザック背負っていきなり山スキー(゚Д゚;)・・・キビシイですね、さすが外国人部隊です。


フィンランド人兵士「ところで君は日本人?」どうして分かったんですか?と聞くと「外国人部隊の親友が日本人なんだよ。君とフランス語のアクセントが似てる」とのことでした。いるんですね、日本人で仏外国人部隊に入隊してる人が(゚д゚)!
行きに通ってきたこの近くのスキー場のある町、ヴァロワールに駐屯している部隊なのでここらの山には詳しいようです。「風が強くてご飯食べるの寒そうなんですよね」と言うと「そこの谷(兵士たちが滑ってきた方向)に入ると、風が全く来ないよ」いいこと教えてもらいました♬
「その谷ずっと進むと、駐車場方面に周回できますよね。そのコースってどうなんですか」と聞くと「雪がまだ多いので雪崩が起きる可能性がある場所がある」とのことなので、ご飯食べるのに良さそうな場所まで進んで、またこっちまで戻って往復にしときましょう・・・貴重な情報、ありがとうございました(*'▽')



次回に続きます。

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