フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ヴァノワーズ国立公園(6月)

日曜に冬みたいな景色のベルドンヌ山塊の写真を載せまくった後で恐縮ですが、初夏にヴァノワーズ国立公園へハイキングに行った時の話です。ヴァノワーズ国立公園は東の端はイタリアと隣り合わせになっているサヴォア県にある国立公園で最高峰、3855mのグランド・カッスをはじめ標高の高い山々が連なり、それはそれは美しい場所です。同じ国立公園のエクランが男性的な荒々しい景色が魅力なのに比べ、どちらかというと女性的、というかエレガントな感じのする風景が特徴的・・・というのはわたしの個人的な意見で特に何かにそう書いてあるというわけではありません(^^; そう思わされるひとつの理由は牛の放牧(アルパージュ)が盛んであること。対してエクランは羊の放牧はところどころであるものの、牛を放し飼いにできるほど草が豊富ではありません。羊は乾燥したところでもOKですので。つまりヴァノワーズのほうが全体的に緑が豊かと言えます。


感動しがちなわたしですが、夢のように美しい・・・とうっとりしてしまう頻度が高い場所のひとつがヴァノワーズです。うちからだと車で近い辺りで2時間半、遠い辺は3時間半くらいかかってしまうのはエクランも同じです。高速代で言うとエクランのほうが安いのと、ヴァノワーズに比べるとエクランの方がマイナー気味で(場所にもよりますが)人が少ないというのもあって何となくエクランのほうによく行ってるんですが、6月の雪解けのシーズンに行った美しいヴァノワーズの写真をいくつか載せたいと思います。


スキー場として知られるプラロニャンが出発地点。最初こそ味気ないリフトの隣を歩かされますが、すぐに遠ざかりこのような場所に出てきます。


6月上旬でしたので小川に雪解け水が激しく流れ込んでいます。


川に沿って上流に向かい登っていきます。


今日は湖ふたつに行く予定です。一つ目がそろそろ現れるはずです・・・


一つ目の湖、ヴァッシュ(牛)湖に到着



この湖の特徴は湖の真ん中を歩けること~


いい歳してはしゃぎまくりです(;´Д`)


今日は日帰り(片道3時間近くかかるのに・・)なのでゆっくりしてられません。


ちょっと雪が残っていますが歩けないほどではありません。


お~見えてきました、ロン湖(Lac Long)。


また・・・いい歳してはしゃぎまくりです


紅葉も長続きしないけど、湖の氷が融ける時期(半融けの状態)も長続きしないのでシーズンになると急いで見に行きたいもののひとつです。


雪融けシーズンによくみられるソルダネル。これプロフィールに使ってる写真ですが。。


帰り道に出会ったマーモット。よく見るといじわるそうな目をしています。

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