初夏のヴァノワーズ国立公園(前半)
先週の金曜日、ヴァノワーズ国立公園の北側に接しているアルプ・グレ山塊を散策した際、最高峰のグランド・カッスをはじめいくつかの山を1日中眺めることができました。そんなわけで愛おしいヴァノワーズのことを書きたくなりました。
初夏に子供たちと山小屋で1泊してヴァノワーズを歩いてきたときのことを書かせていただきます。いま秋から冬に向かってるというのに季節外れですみません。
ヴァノワーズの中では南側のテルミニョン村(約1250m)が出発地点です。
1時間半ほどめっちゃ急な登りが続き、子供たちから早速ブーイング👎
しかも2060mの地点で道路に交わり、そこには新たに駐車場が…(^^;
でも2日間で周回するためには下にある駐車場でなければいけなかったのです。
その「ここから出発したら楽勝やな駐車場」から約45分でブラン(白)湖に到着。
ブラン湖からしばらくはコース外になりますが、踏みならされて細いけど一応道にはなっています。小さな湖や水溜りが集まったベルコンブ湖群(約2400m)に到着。
国立公園の職員がヒゲワシ(ジペット・バルビュ)の巣の観察をしていました。ジペットは羽を広げると3メートルにもなる巨大なワシで、数がとっても少ないので保護されています。公園内の野性の動物の生態を観察するのも職員の仕事のひとつです。
おたまじゃくしがいっぱいいました
最高峰のグランド・カッス(中央・3855m)と弟分、グランド・モット(右・3653m)は1日目、2日目を通して今回の山歩きの素晴らしい背景となりました。
このあと山小屋に向かいますが、もう夜の1時ですので続きはまた明日に書きます!