フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ヨーロッパで一番高い峠道路、イズラン峠へ

以前に「ヨーロッパで一番高い道路」として南仏のボネット道路の記事を書いたことがありますが、こちらは「峠道路」。ボネット道路の最高地点は2802mですがボネット峠(2715m)からすぐ横の山の頂上に無理やり作った💦部分ですので、元来の峠道路としてはフランスで3番目の標高となり、こちらのイズラン峠(2764m)に軍配が上がります。


この日の目的はどちらかというと峠道路へのドライブだったのですが、せっかくハイキングができる場所を通るのでお昼休憩込みで4時間ほどのお手軽ハイキングを楽しみました。


昼食を食べた湖の畔。ほんの少し融けてきています。


氷の塊が浮いていました。ホッキョクグマでも立たせたい感じです(違)。


6月末で花が咲き乱れる時期でした。7月後半、8月でも花はいっぱい咲いていますが、6月後半や7月前半位の方が種類が多いように思われます。もちろん山や標高にもよりますが。


丘陵地のように穏やかな道です。


暑いので羊たちもわざと雪渓の上で立ち止まってるように見えました。


何度か雪渓を横切りつつ駐車場に戻ります。


危険を伴わない場所では、わざとズルズルと滑りながら歩くのが好きな次男。


基本的に緑の豊かな牧草地ですが、たまに岩ゴロゴロなゾーンもあります。昔地崩れが起こった場所のようにも見えました。


少しの岩々は単調な放牧地帯での気分転換にいいです。


駐車場に近づいてきました。左下に道路が見えています。


何度かサクシフラージュも見かけました。あまり初夏には咲いていないので、これを見かけると「お山の夏も半分終わったか」という気分になります。



最後の急な斜面。今回のハイキングの中で一番の難関(^^;)


チョウノスケソウ。花弁が枯れて落ちると雄蕊の部分がフワフワになります。


見覚えのある景色まで戻ってきました。


最後の雪渓を走り下りる次男。


駐車場に戻って、イズラン峠まで車を走らせます。


ハイキング中かと思うような景色を楽しみながら運転します。


雪の厚みが出てきました。峠はもうじきっぽいです。
この辺りはスキー場のようでリフトが見えています。


この日は峠道路の除雪が終わり開通して間もないころでした。峠の反対側(タランテーズ側)の除雪はそれよりも10日ほど早くに終わっていたのですが、こちら側(モリエンヌ側)の方が雪が多く、除雪中に雪崩が起こったりと手こずっていたようです。


いかにもすぐその先っぽいです。


着きました、イズラン峠。サイクリストさん達が何人かおられます。


バイカー達とも時々すれ違いました。ただ平日だったためか「ヨーロッパで一番」の割には混んでいませんでした。


この1週間半前にこれも開通直後に出掛けたガリビエ峠では看板の前に人が多すぎて写真を諦めたのでした。えらい違いです。
ここは簡単に写真が撮られましたが、バイクでも自転車でもなく車で来たわたし達が記念撮影をするのはなんだかカッコ悪い気がしました💦


雪融け水が水たまりのようになっています。小さな教会がありました。


ザレ場でよく見かけるルノンキュール・デ・グラシエ。この夏初めての出会いでした。


立派なケルンの下でおやつタイムです。


右側が駐車場になっています。停まっている車はほとんどありませんでしたが、バカンスシーズンに突入している今頃は満車に近い状態だと思います。


そろそろ出発しましょう。元気いっぱいの自転車のおじ様たち(60代くらいに見受けられました)に続いてわたし達も元気いっぱいアクセルを踏もうと思います(^▽^;)


反対からも続々と自転車で上ってきます。お疲れ様です・・・


峠を出発してしばらくすると、妙な音が車から聞こえます。気のせいだと信じようとしても一向に収まりません。左前輪に軽く振動を感じます。イヤな予感・・・昨年秋と冬に一度ずつパンクしましたが(夏タイヤと冬タイヤ)そのときの感じに似ているのです。「ちっきしょ~ヨーロッパいち標高の高い峠道路でパンクとか何のネタ!?(あ、ブログの?😅)」と悪態を突きスペアタイヤに付け替えるための駐車スペースを探しながら速度を落としつつ走ります。音と振動ははひどくもならない割に収まりもしません。
道路自体はアスファルトですが、駐車スペースは舗装されていない土。ジャッキが安定しそうにないなー、と思いつつもせめてデコボコの少ない感じの路肩の少し広い場所に停車。ハザードランプを付けて早速左前輪を見に行きます。


(;゚Д゚)なにこれ 
パンクしてる様子はありません。小石や砂利がいっぱい張り付いています。夢に出てきそうなキモチワルイ光景。。


一体何事?とりあえず石を拾ってきてはがそうと試みます。


砂利の下にねっちゃりとしたものが??しかも青とか赤とか黄色とか若干色がついているよう。心なしか甘い香りも。。こ、これは(@_@)
グミタイプのキャンディーです、多分まるまる一袋分くらい💦道路の温度で融けてしまったんでしょう。
誰じゃーい、こんな罠を仕掛けたのはヽ(`Д´)ノプンプン


パンクでなくてよかったです。あとはどんどん標高を下げていきます。


少しずつ雪が減ってきて・・・


峠道路も終わりに近づき、夏真っ盛りな景色になりました。


スキー場として名高いヴァル・ディゼールの村を通過し、ブール・サン・モーリス。ツール・ド・フランスの今大会の7月19日の行程の出発地点になっていました。


あれは・・ボーフォールチーズの農協です。
ここは日本に里帰りする直前のハイキングの帰りに寄った農協です。ブログにも載せたのですが、記事の順序が逆になっているので実はこの時が最初でした。


ボーフォールチーズはいくつかの違ったエリアで作られています。オート=モリエンヌの谷、ボーフォータン山塊、アルヴ山塊・・・そしてここはタランテーズと呼ばれるエリアになります。わたしが知っている他の農協よりもかなり立派。入っとくか・・・


とっても広くて洗練された店内✨
イズラン峠よりもたくさんの人で賑わっています^_^;



ボーフォールチーズのほかに地元で生産されているソーセージやワイン、ビールを買いました。

ここのボーフォールはとてもおいしくて、日本に帰る前日の夕方にここで買い込んでしまったという^^;


有名なイズラン峠、開通直後の雪の残る時期に行けてよかったしご覧のとおり風光明媚なのですが、峠道路全体そして峠自体の景色で言うと、標高では3番目になるボネット峠や4番目のガリビエ峠の方が印象に残る美しさというのがわたしと次男の共通した意見でした。

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