フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ハイキング2日目、雨に見舞われる(;´Д`)

先週末に子供たちと長男の彼女Mちゃんと一緒に2泊3日で出掛けたハイキング。
2日目、バタイエール峠(2787m)をを越える少し前から空が掻き曇ってきました。そういえば去年ひとりで別の行程でこのエリアを歩いた時にもこの峠で雨に降られたのでした…


峠からこれから下りていく面を見下ろして。ザレ場なので道がちょっと分かりにくいところもときどきあります。が、基本谷底に向かって下りていくだけなので例え道を見失っても大変ということはありません。


登ってきた面に比べて残雪が多く見られます。


去年通った時にもいっぱいあったのですが、好きな花のひとつレノンキュール・デ・グラシエが今年もあちこちに咲き誇っていました。グラシエ(氷河)の、と名前に入っているだけあり氷河跡などのザレ場によく咲いています。


次男は雪渓の上を走るのが大好きで機会あるごとにダッシュしています(^^;
ツルツルと滑る感覚が楽しいようです。


岩に隠れるようにして小さな水溜りのような湖が。お天気が悪いと何を見ても素敵に見えないのが残念です。


夏本番になると小川や水辺に咲くバカでかいアザミ。


あちこちに咲いてるワスレナグサ。


あれれ、ついにぽつりぽつりと落ちてきました(;´Д`)


…と思ってたらほんの数分で大雨に💦
急いでカッパとザックカバーを出します。(つд⊂)エーン3日とも晴れって天気予報だったのに・・・


強い雨はほんの5分ほどでしたでしょうか。割とすぐに小雨になり、やがて止んでくれました。


畔でお昼ご飯にしようと思っていたバタイエール湖が眼下に見えています・・・が、みんなカッパは着ていてもそれなりに濡れてしまったので寒い。。ちょっと遅くなるけど、お昼は山小屋まで行って中で食べようか、と意見が一致しています。


しかし、これくらいまで下りてくる間に結構服も乾いてきました(気候が乾燥しているので助かります)。お天気は晴れてきたとはいえないけど、今すぐまた降り出しそうな感じでもなく青空も少しのぞいています。再びみんなに意見を聞きます。どうする?ここで食べちゃう?全員OKだったので適当な場所を探すことにしました。


こんな感じか・・・


冷凍ペットボトルと保冷ポーチに入れてきたほうれん草、キャベツ入りのソーセージ。サヴォア地方の名産品で以前のハイキングの帰りに農協で買い求めたものです。チーズやサラミ、おまけにパスタまでサヴォア地方産で揃いました(;'∀')
あ、でもスープは日本で購入したおいしいフリーズドライのやつです。


パスタ、ちょっと足りなかったのでスパゲティも混ぜました(^▽^;)
パスタのゆで汁を少し残しておいて(確かダイソーで購入の)キューピーあらびきマスタードを結構たくさん入れます。これでパスタとソーセージのソースになりました(≧∇≦)おうちで作るなら白ワインとか生クリームを入れたらおいしいかもしれませんね♪


いただきます(*´ω`*)


決して晴れてきたとは言い難いので、また崩れる前に小屋に急ぎます。たしかこの辺りからだとあと1時間くらいかかったはずです。


また雪の隣を通って・・・


ねぎ坊主が小川の近くに出てきていました。


夕食に使えるので少し葱も持って帰ろう・・・


小川越えーの・・


おお、奇跡的にまだヤマツツジがありました。


ジジェーヌと呼ばれる山でよく見る小さな蝶。花に夢中で全然逃げないのが特徴です(^^;


小川に沿ったところもありますが、このあとハイキング道は小川から離れていきます。
しかし、昨日歩いたところに比べてハイキング客がいません。土曜日だというのに峠に登るときには若いカップル一組、3人グループひとつのみ、峠から下りてくるときに中年のご夫婦一組に出会っただけです。あんまり人気ないんでしょうか・・・


去年の同じ時期にここを通った時はブルーベリーがいっぱい生っていたのですが、今回まだまだ熟していませんでした(;´・ω・) 雪が例外的に多かったので雪どけが遅かったことが関係あるのかもしれません。


もう数分で山小屋に到着、という時にまた強い雨が降ってきました。もうカッパとか出すよりも大急ぎで走ります( ̄▽ ̄;)



山小屋編に続きます。

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