子供たちとテント泊・湖畔で朝ご飯
子供たちふたりを連れて初めてのテント泊。テント=湖、というわたしが持っているイメージにぴったりの美しい場所でした。前日の強い風は止んでおり、雲一つない清々しい朝です。
子供たちが寝ている早朝、ひとりで湖畔を散歩してきました。
戻ると間もなく長男が起きてきて、昨日集めた残ってる木の枝でたき火をすることに。かなり寒いのでありがたいです。
間もなく次男も起きてきたので朝ご飯です。ミニサイズのデニッシュをフライパンで暖めます。飲み物を作るお湯も沸かして・・・
小さなサイズの食パンもグリルします。昨日の残りのパンも焼いちゃおう。
ブリオッシュもふたつに割って焼いときます。バター、ジャム、蜂蜜を持って来ています。自然の中で食べるとってもおいしい朝ご飯でした。
朝ご飯の間、フライシートを岩に広げて乾かしていました。
お片付けの時間です。
前夜は風が強かったため、少しくぼんだようなこんな狭い場所にテントを張ってたのでした。
まずは峠へと向かいます。
湖を振り返って。
峠の手前にあるもう一つの湖。
その後も水溜りのようなものがある湿原になっています。
クリスト―ル峠に到着です。実はこの周辺、初めてではありません。去年の12月の初めにひとりで歩いたことがあります。
ひとつ前の写真に写っているのと同じ山、グラン・タレヴァです。
雪がそう多くなかったので、アイゼンだけ持ってハイキングしました。
峠から駐車場方面を見下ろして。
この辺りだけ、例外的に雪が太ももくらいまで積もっていて苦労したのを思い出します。風がすごく強かったのも・・・
さて、そのような雪景色になるまでにはまだもう少し時間があります。秋めいた山の斜面を歩きます。
ワタスゲがまだ咲いているところもありました。この辺り、遠くからだと見えないのですが無数の細い小川が流れておりジュクジュクと湿っているのです。
アルペン猟兵の軍事施設の傍を通過。間もなく駐車場です。
グラノン峠の駐車場に到着。日曜だけあってたくさんの車が停まっています。昨日夕方来た時は数台あったのみでした。
時間はお昼過ぎです。少し道路を下ったところにいいピクニックスポットがあったことを去年12月に歩いたときにチェックしています。その時はこっちまでは除雪されていなかったのでだいぶ下に車を停めて歩いて上ってきました。
車で下りてきました。ラクチンです(^^;
食料を持ってテーブル&ベンチまで。
車で来られるとは思えない(冬は無理ですが)素敵な場所です。
この景色💕
長男が次男のカメラで撮った写真。
定番中の定番、ポテチ、サラミ、ミニトマトです。
チーズは相変わらずのボーフォール・・・
お肉とインスタントリゾットを持って来ました。お肉は保冷ポーチに冷凍ペットボトルと一緒に入れていてまだ真ん中が凍ってる状態でしたが、広げておくと間もなく融けてきました。
インスタントリゾットは水を足して数分間鍋にかけたら出来上がりです。朝ご飯用に持って来たバターが残っていたので仕上げにふんだんに投入しました(;´∀`)
お肉も焼いちゃいます。ステーキ、4枚持って来てて、ちょっと多すぎたかな・・と思ってたら4枚目は子供たちが半分こして余裕で完食(;´∀`)
気持ちのいいピクニックのあとは峠道路で谷まで下ります。
眼下にはブリアンソンの町。左奥に尖って見えているのはこの地方を代表する山であるロッシュブリュンヌ。同僚のS君と先月登ったばかりです。この山に登るのにS君のテントで前泊したのが今回テント購入のきっかけになったのでした。
ただし、うちに帰るのには谷に下りた後、ブリアンソン方面ではなく、反対のグルノーブル方面に向かいます。
お馴染みのロータレ峠を経由してグルノーブル、そしてリヨンへと帰ります。ブリアンソン~グルノーブル間は運転していてもワクワクするきれいな景色の道路です。
ロータレ峠を過ぎてしばらくして通るラ・グラーヴの町で車オタクの次男が「あっ綺麗なクルマ!!」と叫びました。道路から入り込んだ広場みたいになった駐車場なんですが、よく見ています(@_@) 3台のクラシックカーを激写中の次男。
そしたら通りがかったハイキング帰りのおじさんも車の写真を撮り始めました(;´∀`)
次男撮影の1枚。ちなみに後ろの建物は山岳ガイド協会の事務所です。さきほど通過したロータレ峠はガリビエ峠にもつながっているし、ドライブしていてもとっても楽しいルートで何台かで一緒に走っているスポーツカーやクラシックカーも時々見かけます。
仕事が終わった土曜の午後に出発したので正味1日半あったかどうかという短いお出かけでしたが、家族3人で初めてテント泊という楽しい思い出になりました。お付き合いくださった方、ありがとうございました。