フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

今シーズン最後?の親子3人でのテント泊 後編

今回のテント泊は標高約2000mのラ・クロワ・ド・フェール峠からすぐの湖です。夜の到着だったので、駐車場から近い場所、というのがマストの条件でした。
せっかくの土日休みだったのに土曜午後から日曜にかけて雨という予報で、仕方なく金曜夕方に出発したのでした。


朝6時半過ぎ。天気予報通り雲が多いです。


お月様は半月。ときおり雲の薄くなったところから顔を出します。



テントから直接見られるので楽ちんです(^^;)


早速飲み物を作るか・・と思うとお水があまりたくさん残ってないことに気付きました。昨晩カップラーメン×3を作ったせいでたくさんお水使っちゃったんだ・・・ここは湖の隣だけど、川が流れていないのが誤算です(;´Д`) 仕方ないので駐車場まで戻って車の中に置いてあるペットボトルを取りに行くことに。
このガスボンベはほとんどなくなりかけのものばかり。普通にハイキングに行くときはこんなのいっぱい持って行けないので、駐車場から近い場所でピクニックするとき限定でなくなりかけのをふたつみっつ持って行くんです。それにしてもちょっと持って来すぎました(^^; 水は足りないというのに💦


雲っているせいかあまり寒くありません。駐車場に行く前に少し湖の周辺を散歩をすることにしました。


数日前の悪天候で冠雪したエギーユ・ダルヴが水面に映ってきれいです。


前回来た時はこの平たい岩でお昼を食べたような気がします。駐車場からとても近いのでピクニックにもテント泊にも最適な場所なのに、前回も日曜だったのに誰もいませんでした。不思議です・・・


すっかり秋の色。テントは完全に景色にカモフラされています。中央右の辺りです。


日が昇りつつあって空のピンクが湖面に映ってファンタジーな色合いに✨何分も続かない時間限定のスペクタクルです。


右側の窪みの建物が見えてる辺りが駐車場です。湖から15分くらいです。


1リットルで大丈夫だろう・・・


湖よりも駐車場(峠)の方が標高が高いので見晴らしが良いです。
ヴァノワーズ国立方面は完全に雲の中。


湖に再び下りていきます。


消えつつある空ピンクの時間を楽しみつつ・・・


紅葉したブルーベリーで地面が真っ赤です。


夏の後半の花であるエピローブがまだ少し咲いていました。


どんどん下りていきます。


湖に戻りました。ちょうど日が昇ってくるところです。


雲が多くてお天気が良くない日でも、日の出の時間帯は美しい、ということをテント泊を始めてから実感しています。湖に空が写って美しさ倍増です。


水も調達したことだし朝ご飯の準備でも始めるか・・・


「日の出だよ~きれいだよ」と子供たちのテントに声をかけましたが出てきたのは長男だけでした(;´Д`)


少し残しておいた木で長男がミニ焚火をしてくれました。2本の大き目の枝は昨日マシュマロ焼きの串代わりに先っぽを細く削ったものです(^^;


普通のバゲットと、定番のドライフルーツ入りパン。
バターにハチミツ、カシスジャム。チューブのはマロンクリームです。
次男も起きてきました(´▽`) ホッ
みんな揃って朝食です。


ドライフルーツパン&バターは最高の組み合わせ(≧∇≦)
朝日が少しずつ登って明るくなっていく中、ゆっくりと朝ご飯を楽しみました。


テント撤収の時間です。


一番難しいのはこれ(^▽^;)
エアーマットレスをちっちゃく畳んで袋に入れること💦
格闘中です。


秋色の草原を歩いて駐車場まで戻ります。


一度気温がグッと下がったせいか、萎み気味のブルーベリーが多かったです。


こちらも食べられる実、レザン・ドゥルス。


ラ・クロワ・ド・フェール峠に戻って来ました。名前通り鉄(フェール)製の十字架(ラ・クロワ)。


周辺の山の説明があるので見ている子供たち。



このあと少し続きがあるのですが長くなりすぎるのでここで一度投稿して、残りを番外編とします(^^;

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