怖い稜線からロシャイユ(3022m)頂上へ
先週の金曜日にひとりで出掛けたハイキング記です。
8月上旬に近くまで来ているのに登ることが出来なかったエクラン国立公園のル・ロシャイユ(3022m)に再挑戦。ハイキング道のほとんどないマイナーな山です。ハイキング客には一人も出会ってないし、ケルンが少ないところでは必ずしもベストとはいえない場所を歩いたりしながらもようやく峠(2756m)まで登ってきました。
15㎞、累計高低差1700mのロングコースです。あと300m弱、ほとんど登っちゃったのも同じ(^^♪・・・と浮かれ気味になるのはちょっと早かったΣ(゚Д゚)
双子のようにそびえるのはピック・デュ・コル・ドルノン(右・2872m)。中央は8月にロシャイユの代わりに登った山頂(2851m)。
さて、峠から山頂方面へ向かいます。初めはだだっ広い斜面ですが・・・
すぐに稜線に出ました。
お隣、ベルドンヌ山塊最高峰のグラン・ピック・ド・ベルドンヌ。
タイユフェール山塊の後ろの扇形の山はヴェルコール山塊最高峰のグラン・ヴェイモン。
そういえば、8月に撤退した1週間後に同僚S君とタイユフェール山塊の最高峰、ル・タイユフェールに登った時に、ロシャイユは目の前でした。👇
ル・タイユフェール頂上(2857m)より。
そしてモン・ブランも姿を現し始めました。
出発地点にしたヴィラ―ル・ノートル・ダム村がぽつんと見えています。
どんどん稜線が痩せ細ってきました(;´・ω・)
・・・。
振り返って。
右手にちょっと特徴的な山頂のラインが見えています。少し南のデヴォリュイ山塊の最高峰・オビウ(右)と2番手のグラン・フェラン(中央)です。共に岩々ザレザレの面白い山で、特にオビウにはもう一度登りたいと思ってるもののなかなか実現していません。
右手には細長い湖が隠れています。ラック・デュ・ヴァロンです。2年前の12月に行ったことがあります。👇
当然凍っていました💧
さらに登って来て振り返ったところ。
あともう少し??
えいや~~(謎) 気合を入れてラストスパート✨
もうすぐ・・頂上・・・
・・・じゃなかった、全然Σ( ̄□ ̄|||)
ガックリ、、もう元気が使い果たされてたのでトボトボと歩きます…(;´・ω・)
稜線の一番高いところがギザギザ過ぎて怖いときは右なり左なりの少し下りた斜面を歩きますがそれも危ないところもあるので慎重に。
コロロロ・・・・とライチョウさんかテトラ・リールの鳴き声がしていましたが、残念ながら姿を見ることはできませんでした。足跡は雪の上にいっぱいありました。
どうやらこんどこそ頂上っぽいです・・・
やった~\(^_^)/
ル・ロシャイユ(3022m)
リベンジ達成(*^^)v
正面にはまた別の湖が見えています。ローヴィテル湖です。今まで3度ほど行ったことがあります。👇
綺麗な青色が印象的です。
エクラン国立公園
前編後編で済ませたかったのですが、少し長くなりすぎそうなのでここで一度投稿します。