ボージュ山塊へ
最近ワイルドなエクランの大自然に圧倒されっぱなしだったので8月最終日の今日は個人的に癒し系だと思っているサヴォアのボージュ山塊へ行ってきました。
午後から雲が多くなるとの予報だったので早朝から歩き始めました。
森の中の駐車場。標高996メートル。
昨年11月に登ったPecloz(右)とArmenaz(その隣)。
両側を2200メートルほどの山に囲まれた緩やかな谷は牛の放牧地帯となっています。
茶色いのがタリーヌ、顔が白いのがアボンダンス。どちらもサヴォアの伝統的な牛の品種で搾乳量は少なめなものの味わい深いミルクを出すことで知られています。
シャレーと水場。
花食べまくりです。そのミルクはおいしいチーズになることでしょう。
そのまま進むとまもなく峠に到着。
ボージュ山塊の最高峰、アルカロ(Arcalod,2217m)
6月にも登りましたがガスってて何も見えなかったので再度挑戦。
峠を挟んだ向かいにはショリオンド(2173m)、その奥にはSambuy(2198m)が。
今日はアルカロのあとショリオンドにも登ろうと思います。
峠からアルカロに続く道。
もう9月になるというのに花が咲き誇っています。
シャモア…かと思ったんですが、どうやら若いムフロンの群れでした。
アステール。薄紫色で上品です。
途中からめっちゃ急傾斜になります。
絶壁のようです。
でも案外登れます。まもなく頂上です。
エーデルワイス…元気が出ます!
到着(変な角度…)。
ショリオンドとサンビュイ。
北側に伸びる尾根。どうやら上を歩いて行けるらしいのですがちょっと怖いのでやめておきます…
一度峠まで下りて、次はショリオンドに向けて歩き始めます。こちらはよじ登る必要はありません。
エーデルワイスはありませんでしたがラズベリーとブルベリーがたくさんあったのでまあ良しとします。
少しずつ登っていきます。アルカロがエキサイティングだったのに対しこちらはちょっと退屈な登りです。
頂上に到着。北側にはアヌシー湖が望めます。モンブランとかは雲のせいで全く見えませんでした…
山小屋でカフェオレを飲んでから帰りました。