フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

救急へ(><)

両足首の骨折、手術のために2週間半の入院を経たのち自宅で車椅子生活を始めて半月が経ちました。病院での次の診察まであと半月あります。


訪問看護師の方に毎日、抗凝固剤の注射と手術跡、左足首の複雑骨折のための固定器具周りを消毒しに来てもらっています。


男女ふたりいる看護師さんのうち昨日は女性の方が来られました。
前回のブログにも書きましたが、少し前から固定器具の刺さっている一部が腫れてきています。血液が混ざった液体が滲んでくることもあります。


看護師さんが「一度病院で診てもらった方がいいと思う。今日、救急に行って下さい。わたしからも一筆書いておきます」と携帯番号入りでメッセージを書いて下さいました。


医療タクシーに来てもらいました。来月上旬にレントゲン撮影と病院での検診があるので、既に予約しているのと同じ会社に依頼しました。


長男が付き添ってくれます。


病院の入り口。
救急がある病院はいくつかありますが、どうせなら来月診察の予約を入れている病院に行ってもらいました。予約時は、予定の時期に予約が取れるか焦っていて気にも留めていなかったけれど・・・


デジュネット軍隊病院🤣😂
でも一般の患者も診てくれます。軍隊病院なるものはフランス中に8つあり、デジュネットは19世紀の偉大な軍医の名前だそうです(^^;)


中まで運んでもらいました。看護師さんが4人ほどいて事情を説明すると「すみません、日曜や祝日は外科医がいないんですよ」_| ̄|○
仕方ないのでもう少し先にあるもっと大きな病院の救急へ連れて行ってもらいました。本当ならこちらで来月の検診も受けようと思っていたのですが、月末まで予約が取れず、もっと空いてるだろうということで「軍隊病院」を勧められたのです^^;


大きな病院だから救急も混んでそうだな・・と思っていると一般の救急の入り口とは違うところから入ります。そうか!寝台で搬送されたから救急車で来たのと同じ扱いで優先で診てもらえるみたいです。セレブっぽい(≧∇≦)


わたしの前に診てもらってた同じくセレブの男性患者。
なんだ、腕の骨折かい!しかも1本!!わたしの圧勝間違いなし(違)


最初の問診を経て15分ほどでセレブにふさわしく個室に運ばれました。
きれいなお姉さんが心電図を調べてくれます。足の怪我で来てるのに心電図とは予想してなかったのでちょっと驚きました。えっ、この後手術とかなんとかになるかもしれんの?不安が押し寄せます。


間もなくお医者さんがやってきました。わ・若っっ(◎_◎;)
さっき待合室で見かけた看護学校の学生かと思ってた少年青年です。
いくらか質問されたのち、別のお医者さんが来るとのことで(´▽`) ホッ


で、入ってきたのは

ま、また若っ(;゚Д゚)


間もなくレントゲン撮影に連れていかれました。左足の固定器具がズレたりしていないか確かめるためです。

ここのレントゲン室はすごかったです。上の写真は最後に足裏からの写真を撮ってる場面ですが、この前に中央の寝台に寝かされ、天井のレールをレントゲンの機械2台がシャーッと走り回るんです。日本では普通にあるのかもしれませんが、フランスの病院では初めて見たので驚きました。


先ほどはいなかった真面目そうに見えるけどひょうきんな男性看護士がわたしの世話をしてくれました。わたしが山で怪我したというと自分も山が大好きなこと、トライアスロンをやってることなど話してくれました。
ばい菌に感染していないか調べるために採血をしてもらいました。


採血の結果待ちの間にレントゲン撮影の結果を見に医師がふたりやって来ました。


さきほどの坊ちゃんっぽい若い男性医師と、もうひとりは初登場のこれまた若い、でもかろうじて20代後半くらいには見えるジュード・ロウ似のイケメン医師がペアでやって来ました。


ふたりして頑張って固定器具を撮ったレントゲン写真を見ています。
ジュード・ロウの方が先輩のようで、続きはこっちの方が相手をしてくれました。器具がずれたりはしていないそうで一安心。
固定器具が付いている方の足の痺れや、膝の水は仕方がないもので器具が取れるまで我慢してください、とのこと(;'∀')


この固定器具は手術と同時に付けられたのでもう1か月ちょっとになりますが、それでも棒が刺さっている部分は時折、血が混じった体液が滲んできます。そしてかさぶたになり傷口をふさいでしまうのですが、これをいちいち除去しなければならないのです。正直めちゃくちゃ痛い。でも入院中は徹底的にやってくれていました。そうしないと腫れてくるから、と毎回説明されつつ。うちにくる看護師さんはふたりとも、特に男性の方はそこまで徹底してくれていませんでした。


傷口周辺の皮下部分に溜まっていた血交じりの液体をジュード・ロウが生理食塩水で濡らしたガーゼをあてて柔らかくしながら指先で押さえてグイグイ全部出していきました。8箇所刺さっているうちの6箇所です。痛いのなんの(T_T)
しかしここで叫んだり泣いたりすると末代までの恥。「ククク」と呻く程度で留めておきました。


この後血液検査の結果、感染の可能性はないことを待合室(常に寝台ですが)に救急医が伝えに来てくれ、最後にもっと上の外科医が検診報告をチェック&看護師向けに今後の消毒についての説明を書くから待っててくれ、と1時間以上放置され(施術中だったため)た後、帰る許可が出ました。


病院が手配してくれた医療タクシーでうちまで運んでもらったのは8時になる頃で、午後まるまる救急で過ごしたことになりますが、どうせうちですることもないので(;・∀・)問題なしです🎵
診察はもちろん、医療タクシーによる搬送も保険からおりるし、痛みなどの問題が解決したわけではないけれど、心配する必要がないと分かっただけでも行った甲斐がありました。それだけでも痛みや不快感が少し軽減されたような気分になります(^^♪


固定器具はこんな感じに刺さっています(@_@) 脛に刺さっている一番太い3本。
恐ろしい💦もちろん外す際にも手術になります。



今日もまた可愛くない写真ばっかりになってしまいましたので、ここで我が家の可愛い子の写真を披露したいと思います。


ハムスターの「ビリー」です(*´▽`*)


買ってきて世話をしているのは長男です。


ハムスターは夜行性なので、夕食の後に籠から出してきて遊びます。
ビリーの遊び場「ビリーパーク」長男が空き箱やトイレットペーパーの芯で作りました(^▽^;)


針金と古いトレーナーを使って作った「脱走用ハシゴ」も( ̄▽ ̄;)
脱走させた先で待ち構えておきます。


わたしが食べている有機栽培のシリアルの中からナッツや甘味のないシリアルを選んで💦餌にやっています。長男がネットで購入したハムスター用の餌も時々やります。


もー可愛いヽ(^o^)丿
癒されます💕



今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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