フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

世にも美しいもの

世にも美しいもの・・1枚目の写真のことじゃありませんよ(≧∇≦)


お天気が良い日の午後はベランダで読書。好きな作家、江國香織の小説です。クールマイヨール(ミネラルウォーター)でカルシウムを摂取、日向ぼっこでビタミンDを吸収中。



世にも美しいもののひとつだと思ってるのは雪融けの湖。正確には「表面の氷が融けていく最中の湖」ですが、湖の周りでは雪融けが進んでいる時期でもあります。
写真がいっぱいあるので3回くらいに分けて載せたいと思います。


ヴァノワーズ国立公園、2015年6月
生まれて初めて出会った雪融けの湖。浮かれたポーズからテンション上がってるのがよく分かると思います。この日に出会った景色はわたしが山の虜になったきっかけのひとつです。


ベルドンヌ山塊、2017年5月
避難小屋に1泊した翌朝、湖が3つ集まっている地点に登ってきました。この少し上にある湖へは雪深すぎて諦めましたが、その名も「Lac Glacé(ラック・グラセ)」。凍った湖という意味で長い期間凍っていることを示しているようです。


上の写真の湖の隣にある湖。ふたつの湖の中間の小高いところから。


湖の表面はこんなにおいしそうな色。クリームソーダみたいです。


エクラン国立公園、2016年5月
この直前の峠と峠の間がガスっていて視界ゼロ。雪も太ももくらいまであり子供たちに「凍傷になる~ここで死にたくない~」と叫ばれました。これは視界がいきなり開け、目指す(下りていく)方面の湖ふたつ(周りだけ融け始めています)が確認され、ホッとした瞬間です。子供たちは上着をお尻に敷いて尻スキーで滑り降りました(^▽^;)なにせこの地点から1200mほど下りないといけなかったので(しかも明るいけどもう夜の7時前)大急ぎでした💦


エクラン国立公園、2016年5月
1枚上の写真の翌朝です。子供たちは前日のトラウマで「民宿でゴロゴロしとく」宣言💧ひとりでお手軽半日コースにやって来ました。


メルカントゥール国立公園、2017年6月
1泊目と2泊目の山小屋の間でハイキングコースが土砂崩れのため通れない地点があり、道もケルンも何もない山をひとつ越えるという試練がありました。運よく1泊目の宿で一緒になった若者が大体説明してくれていたので迂回に成功✨これは迂回中に出会った湖。


メルカントゥール国立公園、2017年6月
1枚上の写真の日の午後。2泊目をした山小屋が奥に写っています。


メルカントゥール国立公園、2017年6月
それらの小さな湖の傍にあるのはずっと大きなラビュオンス湖。



雪融けの湖シリーズ、次回に続きます。

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