フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

暑いのにチーズフォンデュ

夏至ですね。フランスは毎日暑くて来週は40度近くまで上がるという予報がでています。


親しい友人夫婦をチーズフォンデュに招待しました。日本の鍋料理のようにフランスでは寒い時期に食べる料理ですが、チーズクレイジーなみよん家では通年メニューです。


ボーフォールとコンテという産地の違う2種類のチーズを使いました。テロワール(土壌)をリスペクトするという意味で普段はしない組み合わせですが、フォンデュ用に冷凍してたのが中途半端な量残っていたのです。サヴォアのチーズを使うことの方が多いのでいつもサヴォアのワインを合わせますが今日はコンテに譲り、フランシュ・コンテ地方ジュラのワインです。5~6年前から直接買いに行っている生産者のものです。


お、おいしい∑(゚Д゚)
コンテは15カ月熟成のビオ、ボーフォールは夏の放牧期間のものでどちらも現地の農協で購入、おいしくないわけがありません。何度もフォンデュに招待しているふたりも「特別に美味しかった」と言ってくれました。


デザートにはふたりが持って来てくれたガレット・ブレサンヌ。ブリオッシュ生地を伸ばしてクレーム・エペッス(とろみのある生クリーム)と砂糖をまぶして焼いたもの。東京にも店があるセバスチャン・ブイエの手軽なお菓子だけ扱う「Goûter(グーテ)」店のものです。


味はとっても美味しかったのですが生地にあまり火が入ってなくて、しっかりと焼いたものが好きなわたしには少し不満でした。こういう焼き具合が好きという人には問題ないと思います。
今が旬のサクランボも午前中にマルシェで生産者の方から買ったものを1キロ持って来てくれました。文句なしの美味しさでした。


今回アペリティフ兼デザートワインとして登場したアルザスのピノ・グリ。リヨンで秋に毎年開かれる個人生産者のみのワイン市でもう7~8年前から定期的に買っているところのものです。どれも値段は控えめでとっても美味しいのです。ギュベルツトラミネールが特に色んな種類が揃っていて人んちに持って行く用に(個人的には甘いワインはあまり飲まないので)重宝しています。



さて、お山の焼肉シリーズ、最後はソーセージでしめたいと思います。
わたしのハイキングには結構登場するので2回くらいに分けるつもりです。


エクラン国立公園、2017年7月
子供たちと3日間のハイキング。2泊目の山小屋に登る途中、お昼ご飯休憩にしました。


日本で購入のポテチをつまみつつご飯の準備です。日本から戻った2日後にハイキングに出発したのでした。


日本に戻る少し前にハイキングの帰りに買ったサヴォア地方のソーセージ、ディオ・ド・サヴォアのスモークのものを持ってきていました。奥は同じくサヴォア地方のチーズです。


火が通りやすいようにと輪切りにして玉ねぎと炒めました。


ベルドンヌ山塊、2018年5月
仕事の後次男と1泊ハイキングへ。残雪に手こずり、目的地の避難小屋まで休憩込みで5時間かかりました(-_-;)これは峠を越えた辺りで避難小屋が見えてホッとしたところ。


山スキー客が泊ることもあるようで雪かきはされていましたが誰もいませんでした。寒いので薪ストーブに火をつけて・・・


ソーセージとマッシュルーム、スープで温まりました(*´▽`*)


ブリアンソネ地方、2018年8月
子供たちとテント泊をした湖。これは朝撮影したもので無風ですが、前日は風が強くて湖畔にテントを張ることが出来ず、少し離れた岩の間の少し窪んだ地形のところに設営しました。


キャンプファイヤーで調理(≧∇≦)幸せ✨


8月の終わりでしたが風が止めば寒くもなく、森も遠くなくて焚き火の木も簡単に見つかるいい場所でした(^^♪


しかもそこら中にブルーベリーがあるのでデザートには事欠きませんでした(^^;)


アルヴ山塊、2018年10月
子供たちとテント泊した帰り道・・・


通りがかった山間部の村でピクニック。お肉にソーセージに加え農協で買ったばかりのボーフォールやルブロッションチーズに地元のワインと盛りだくさんなピクニックでした。


次回に続きます。
今日もお付き合いくださってありがとうございました。

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