初冬のボージュ山塊へ(その3)
週末うちを留守にしていたため、途中まで書いたボージュ山塊のハイキング記が宙ぶらりんになっていました。
モン・トレロ(Mont Trélod 2181m)の頂上に着いたところまでその2で書きました。
周回コースで歩くのですが、周回といっても行きとちょっと平行した感じの似た風景のところから下りるパターンもありますが、この日のコースはメインであるトレロ山の後もなかなか変化に富んだ楽しいものでした。
トレロ山の頂上。ここは風が強かったので2、3メートル下りた場所でお昼ご飯を食べました。
ところで本日のわたしの恰好はなかなか浮かれポンチ(へっぽこアルピニスタさんのブログでいうところの)なのでは・・・仮装するところまではまだ達していませんが。仮装してたところで、この日は1日中誰ともすれ違わなかったのでちょっと寂しかったかもしれません。
お腹もいっぱいになったことだし続きの道のりも結構長そうなので出発します。
後ろを振り返った風景。
ええと、まずこの岩々のところを左側にかなり下りないといけないのですがペンキマークも見当たらなければケルンもないし雪のせいもあって道の形も見えないし一体どこから下りたらいいのか分かりません(◎_◎;)
どこの部分を見ても急です。仕方ないのでまだ何とかなりそうなところを探して慎重に下りていきます。
は~何とかなだらかな場所まで下りてきました(´▽`)
通過予定地点であるシャレーも見えました。
道もしっかり見えます。正しいところを歩いているということがはっきりしている幸せ✨
標高1840m、シャルボネ山小屋(放牧業の人達の使うシャレー)に到着です。モンブランを背景にした抜群のロケーションです。
小屋の前のテーブルにカメラを置いてセルフでパチリ。後ろはさっき登ったトレロ。
ここでコーヒーを入れて最後のおやつ休憩としました。
シャレーのある場所から50mほど上がって峠っぽくなってるところを越えたのち直接駐車場に向かって周回するという手もあったのですが、稜線伝いに隣の山にも寄っていくことにしました。
後ろを振り返った風景。
少しずつ細くなってきます。
最後は余裕の広さのある山頂でした。ここはダン・デ・ポルト(Dent des Portes 1932m)
少し引き返して・・・
地図通り右に道が分かれてます。嬉し~~(*´ω`*)
ここら辺からは道がはっきりしていました。その分急ぎ足で下りることが出来ます。
15時45分、日は既に傾きかけています。
下りてきたところを見上げて。
行きの道に比べて低い位置でも結構雪が残っています。同じ西向きの面なのですが、若干北を向いているせいかもしれません。
秋から冬にかけてはどこの山でも低い辺りはローズヒップがたくさんあります。
最後の通過地点のゴレ山小屋(1380m)。このあと駐車場に向かいますが、出発地点にした場所より数キロ北の駐車場です。
道路の右手の森の中を流れる小川に沿ったハイキングコースがあるのですが、日が暮れかけているので道路を半分早歩き、半分走って車まで戻ります。
車を停めてる村までヒッチハイクでもしてやろうと思ってたのですが、この道路の終点になっている駐車場に下りて来ると車は1台も停まっておらずハイキング客以外は来る理由もない道~_~; ・・・走るしかないです💦
ぜーぜー。。17時15分、車を停めてた村まで戻ってきました。
朝焼けのベルドンヌに続いて夕焼けのベルドンヌ。3000m近いので雪深くて今年はもう無理です。高い辺りは険しくてスノーシューで行けるようなところでもないので来年の初夏まで我慢です。
ボージュでのハイキング記はここまでですが、明日くらいに時間があれば番外編(その4)を書きたいと思ってます(しつこい・・・)。