フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

抜糸しました(ちょっと閲覧注意)

左足に入っていた釘類、刺さっていた固定器具を抜く手術を受けて2週間。通いの看護師さんが抜糸してくれました。


いつもの方がひとりバカンス中で、代わりの人が来ました。
「なんでこんなにきつく縫ったかな~!?」悪戦苦闘してます(^_^;) 引っ張られるので痛い:(;゙゚''ω゚''): 「ごめんね~普通は抜糸って痛くないんだけどね」


結局、かさぶたが糸と一体化してできなかった2針だけ「今日は無理です。明日来る同僚にお願いしときます」と諦めて帰っていきました。


足首は釘を抜いたところがまだ内部で痛いし、全く動かしていなかったところをリハビリで動かそうとすると激痛です。というかガチガチでほとんど動きません。これが本当にまた普通に曲げることが出来るようになるの・・?と不安なのですがそれでも手術直後よりは少し足首も動かせるようにはなってきました。ゆっくりでも少しずつ機能を取り返したいです。


足首固定のために脛骨(脛の太い骨)と腓骨(平行した細い骨)に刺さっていた太い3本の棒を抜いたところは案外痛みがないのが意外です。

左から時計回りに手術前日、手術当日、3日後、1週間後です。
懐かしいな~.。o○ こんなもの4か月以上も付けてたんですよね~
手術は全身麻酔だったので全く記憶がないんですが、こういう棒類を抜くの(刺すのも)ってきっと日曜大工で使うドリルみたいな器具を使ったんだろうな…想像したくもありません💦


脛に跡はあるけど皮膚的には平たくなってくれました。ガーゼは抜糸できなかった箇所です😓 頼むで~明日の看護師さん・・・



夏山シーズンでみなさんどんどんよいお山に登っておられるというのにベランダで日向ぼっことは寂しい限りですが、またいつか自分の足でお山にカムバック出来ることを夢見つつ、過去の写真を眺めることにします。


今回からしばらく、テーマを山小屋とします。
山歩きしておられる方ばかりではないので、一応説明しておくと宿泊施設の山小屋には
・管理人さんがいてお金を払って泊まる山小屋(ヒュッテなどとも呼ばれる)
・麓の町や村、狩猟会などの持ち物で基本的に誰でも無料で使うことが出来る「避難小屋」があります。
去年、テントを購入してテント泊をするようになる前は泊りだと山小屋や避難小屋ばかりに泊まっていました。まずは管理人さんのいる山小屋、その少し後に避難小屋デビューしました。


今日はエクラン国立公園北部、オワザン地方の山小屋をふたつ紹介します。


テンプル・エクラン山小屋(2410m、ベッド数48)

最寄りの駐車場からの高低差は700mほどです。


わたしが泊ったのは山に目覚める前の2014年9月でした。山好きの友人に連れて行ってもらったフランスで初めての山小屋体験です。まず記憶にあるのが「寒~~い!」防寒着はちゃんと持って行っていたのに、それでも寒くてよく寝られませんでした。しかし、2017年から18年にかけて改装されたそうで、きっと今はそこまで寒くないことでしょう。


山小屋からすぐのハイキング道で。奥にそびえるのはレ・バンス(3669m)。アルピニストにしか登れない山です。ちょっと茶髪だったりして懐かしい写真です( ̄▽ ̄;)


ミュゼル山小屋(2130m、ベッド数68)

2015年9月に初めてソロで1泊ハイキングに行った時の思い出の宿です。当時管理人さんだったマリー・アンジュさん。とっても優し方でしたが、今は別の方がおられるようです。


初めての頃からご飯は自炊してました。
山小屋によって料金は違いますが、例えばここの2019年現在の料金は大人1泊2食付きが47ユーロ、素泊まりは21,50ユーロです。ここの山小屋はクラブ・アルパン(山岳協会)に属していませんが、属している山小屋だと会員価格が設けられています。
山小屋は食料やガスボンベの調達が困難なため(ここはヘリコプター)食事代が結構します。


駐車場からのアクセスはミュゼル峠までいったん登って反対側の湖に下りることになるので標高の割に高低差1200mと結構厳しいです(^^;)


翌日に登った別の峠から撮った見下ろした山小屋。


山小屋前で。白い帽子が初々しい( ̄▽ ̄;)
奥は絶滅寸前のミュゼル氷河。



今日もお付き合いくださってありがとうございます。

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