フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

雨・雷でテント泊撤退(T_T)

ほぼ1年ぶりのテント泊を試みてお山地方にやって来ましたが、お天気が怪しいです。
とりあえず大事なことのひとつ、焚火&夕飯ピクニックを開始しました。


この辺りには木が生えていないことが分かっていたので、うちにストックしてあった木の枝を持って来ました。よく乾燥していたので順調に火が付きました。


昨年一度試したしゃぶしゃぶ用の薄いお餅の登場です。ただ・・・お醤油を忘れましたΣ(゚Д゚) 塩をかけて食べましたが、イマイチ_| ̄|○


お肉屋さんのおいしいソーセージ(^O^)網で焼こうと試みたのですが、ソーセージが長いタイプのものだったので、というか網が小さすぎるというか💦無理でした。久々の焚火BBQ、なかなか思い通りにはいきません(;^_^A


峠の駐車場にワンボックスカーを停めた家族がこちらまで登ってきました。小学生、幼稚園くらいの子供を3人連れた若いご夫婦です。
テンション高い目のお父さんがわたし達に話しかけてきました。「楽しそうですね。写真撮ってもいいですか?」焚火やわたし達の姿まで激写しています。「いつもはもっと山の中でテント泊のついでにやるんですけどね。わたしが骨折していてあまり歩けないのでこんなところでやってるんですよ」とさり気に言い訳します。
「僕たち、パリからバカンスで来てるんです。もう明日帰るんだけど、山の方に来るのは子供たち初めてだから何もかもが珍しくて。焚火なんて普段起こすこともないし」と妙に感心されてしまいました( ̄▽ ̄;)


峠に到着したとき羊の群れに出会ったのですが、御一行は谷の奥に行ってしまって姿が見えなかったのがいつの間にか戻ってきていることに気付きました(@_@)


シャレにならんほど押し寄せてきました:(;゙゚''ω゚''):
これは・・デジャヴではないですか??
👇先月、ロンバルド峠道路でピクニックした際。

放牧の牛さん達が少しずつ前進してきて大急ぎで撤退したのでした。


なんで羊さん、こっちに来たのかって・・・羊飼い犬の賢いボーダーコリーちゃんがちょこんとわたし達の隣に来ています(写真は撮り忘れ)。羊さん達は律義に付いてきたのでしょう・・・


羊羊羊・・・
夢に出てきそうです💦
子供たちに「片付けて車まで退避する?」と声を掛けた瞬間、ボーダーコリーちゃんがわたし達のそばから離れてくれました。


それに倣って回れ右して去っていく羊さん達。
(´▽`) ホッ


羊さん達には解放されたけど、雨雲がこちらまで迫ってきて、ついにポツポツと雨粒が落ちてきました。そう遠くないあたりで相変わらず雷がゴロゴロと鳴っています。


最後にこれはやっておかねば(*´▽`*)
マシュマロ焼き(≧∇≦)(≧∇≦)


焚火マイスターの長男曰く「完璧な焚火」だったそうです(^▽^;)
雨脚が強まっています。各自5~6個焼いて食べた後はきちんと焚火を消して車に避難しました。


時間は8時半を過ぎたところです。夕立程度なら車の中で少し待って様子を見るのもいいのですが、未明まで雨と雷の予報です。残念ながら今晩のところはテント設営は諦めざるを得ませんでした。


以降、車窓からの写真です。

方角によっては晴れている空もあるので後ろ髪を引かれる気分です・・・


牛さんの放牧地帯でもあります。


峠道路はグランドン峠からすぐ近くのラ・クロワ・ド・フェール峠を経由し、スキー場でもあるサン・ソーランの村へと下りていきます。その後サン・ジャン・ド・モリエンヌから高速で帰るのが常なのですが、実はこの峠道路、三俣になっていて隣のイゼール県のオワザン地方へと下りることも出来ます。その場合グルノーブルから高速。今日はそちらから帰ることにしました。


わりと空は明るいのですが相変わらず雨はそこそこ降っています。


しばらくすると空がとっても不思議な色に輝いてきました。


黄色からオレンジ色へと変化してきます。子供たちも「うわ~、こんな色の空見たことない!」と驚いていました。お天気がイマイチだからこそ見られる雲と日の入りのスペクタクルなのでしょう。


峠道路を下りてきても空の色を散々楽しみました。

早朝や昼間に通ったことのある水力発電をしている大きな湖沿いの道路ですが、まるで違った場所のように思われました。


テントを張ることは叶わなかったけれど、久しぶりに3人揃って家族のお出掛けができて楽しかったです。今度はもっと確実にお天気の良い時に再チャレンジしたいと思います。


お付き合いいただきありがとうございました。

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