フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

今日は峡谷^^;

えと、一応ダジャレのつもりなんですけど気付いて頂けたでしょうか( ̄▽ ̄;)
待ちに待った週末、天気予報はイマイチです。ようやく杖なしでも少し歩けるようになったものの、まだまだドライブ中心の行楽しか出来ないので風光明媚な標高の高い峠道路を行き先として探していたのですが、どこも曇りという予報です。


曇りでも行こうか・・子供たちと適当な行き先を決めた翌朝、よい予報が出ている地方もあることに気付きました。近場の南東方面です。これといった有名な峠道路がないので天気予報さえ見ていませんでした。
何かを予約しているわけでもなし、あっさり行き先変更です。


まず東方面に向かうのは、全てのお山に共通しています。東側、ご覧の通りの曇り空です。


高速を出る直前のSAでトイレ休憩です。今日も高2の次男が仮免運転してくれます。
大学生の長男は夏休み前に学科試験に受かり運転の教習が始まったばかり。運転に関しては弟が先輩です。車の中で、ギアの入れ替えについて熱心に質問していました。わたしよりも次男の方が理論的に説明できるので( ̄▽ ̄;)助かりました。


見てください、このお天気✨
行き先変更して良かった♪


今日のテーマは「峡谷」です。
高速を出て山道に入り、フュロン峡谷(Gorge de Furon)を通過しますが、ここは残念ながらとても短い距離です。


朝用事があったため、11時前の出発になってしまいました。ピクニックのための食料を買うために途中の村に寄り道します。


パン屋さんは開いていましたが、お肉屋さんやチーズ屋さん、ミニスーパーマーケットまでクローズドです。フランスの田舎ではお昼に2、3時間閉めてしまうお店が多いのです。
パテ(テリーヌ)、サラミなどいくらか食料は持参していますが、ピクニックはそこの土地の食材で、がモットーなのでとっても残念です・・・


諦めきれずに、別の村でもお店を探していると小さな食料品店らしきお店が開いていました。


とっても美味しそうなフルーツ😻しかも安い・・・
中にはきっとチーズとかお肉、豚肉加工品も置いてるんでしょ?と覗いてみます。


立派なセップ茸や色とりどりのトマト・・加工品としてはスープやジャムなどがありましたが、食料品店というよりか完全なる八百屋さんでした_| ̄|○


アプリコットはすぐお隣の県(ここらは県境が近い)、ドローム県のもの。完熟のおいしいものには案外当たらないものなのですが、これは完璧なおいしさでした。
1ケース5キロで7ユーロと安かったのでお買い上げです(*´▽`*)


村らしい村はこの後もうありません。お肉・チーズ関係は諦めて峡谷ドライブを続けます。
ここからが本日のお目当てです。ブルヌ峡谷(Gorge de la Bourne)沿いの美しい道路で、長男は来るのが初めて、次男は一度わたしとハイキングの帰りに通ったことがありますが、運転するのは初めてです。


わ~楽しい✨✨と次男。アトラクションパークのようです。


ヴェルコール山塊は石灰岩でできているため、白っぽい壁のようになっています。


たまに対向車とすれ違えないところもありますが、ほとんどの部分は道路幅も広くガードレールもしっかりとしています。もっと怖い崖ロードや峠道路をいっぱい運転してるカリスマ仮免ドライバー次男には余裕です(;^_^A


「もうだいぶお腹空いてきたよね?」そろそろ2時になろうとしています。
メインの峡谷道路をずっと走っていたのですが、谷底なのでこれといったピクニックする場所がありません。この道路を離れて標高の高いところにある村に向かって出ている小さな県道に進むことにしました。


わーい、眺望がよくなってきました💖
峡谷道路はそれなりに有名なのでバイクやサイクリスト、外国ナンバーの車まで走っていましたが、この道路はおそらくこの先の村に住んでいる人くらいしか使わないのでしょう。全然車にすれ違いませんでした。


テキトーに曲がったにしてはかなり楽しい道です(//∇//)
村まであと1~2キロという地点に駐車場がありました。ハイキング道っぽいのが出ていたので長男が見に行きます。足が不自由なわたしに無駄に歩かせないためにピクニックに良さそうな場所かどうか確かめてくれるのです。


満面の笑みで戻ってきました。「バッチリだよー!」
木が茂っていて駐車場からは見えなかったのですが、少し先は景色がいい野原になっていました♪( ´▽`)


ようやくランチにありつける♪
地元食材はパンとアプリコットだけだけど、結構色々持ってきたので(^^;)足りないということはありません。



後半に続きます。
お付き合いくださってありがとうございました。

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