フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

モン・スニ湖畔でチーズフォンデュ

先週末にテント泊をメインにサヴォア県にドライブしたときのお話です。
ランスブールの町の農協でボーフォールチーズなどを買い込みモン・スニ峠道路へと進みます。
この峠道路は元々行く予定はなかったのですが、峠周辺は平らな地形で大きな湖もあるので、後に向かうイズラン峠よりもピクニックする場所が簡単に見つかりそうです。


ランスブールの町から峠までは15分ほどです。
奥に見えるのはダン・パラシェ(3697m)とヴァノワーズ氷河。


あっという間にモン・スニ峠(2083m)に到着です。
紀元前にカルタゴの将軍、ハンニバルがローマ征服のため象や馬を率いてアルプス越えを試みた際に通過したのがこのすぐ近くだったため、峠には象のオブジェ(看板)も。その手前は馬に乗った兵士、一番手前はサイクリストになっています。


峠にはシンプルなレストラン兼ホテルが一軒あります。好奇心で今調べたら1泊2食付きでひとり49ユーロ(シングルかダブル)または相部屋だと45ユーロとお手頃価格です。
奥に雲海が見えてウキウキ(^^♪ 峠自体は国境ではないのですが、10kmほど進むとイタリアになります。


右手に見えるモン・スニ湖畔でピクニックにしようと考えていたのですが、この道路は高い位置を走り過ぎています。先ほど分岐している小さな道があったのでUターンしてそちらに入ろうと思います。


向いからシトロエンDSとポルシェが。そのあともロータスが連続で何台もやって来ました。この週末は車関係のイベントが複数行われていたようでクラシックカーやスポーツカーにたくさん出会いました。


進入禁止ギリギリのところに車を停め、下りていきます。
複雑骨折の足首が治っていないため、こういう平らでない地面はキツいので杖が再登場です。上から見て目星を付けていた岩の上に陣取ります。


じゃじゃーん💖
先ほど買ったばかりのボーフォールチーズの登場です。
今日のメニューはチーズフォンデュなのです(≧∇≦) うちではしょっちゅう作ってますが、今まで屋外で1度、山小屋では2度やったことがあります。


パンは少し手前の町のお気に入りのパン屋さんのバゲットが2本。先ほどチーズ農協で買った白ワインのアビームはサヴォワではポピュラーな品種ジャッケールが使われておりフローラルで甘くなく、ボーフォールなど山のチーズとよく合います。


長男がチーズを切っている間に、次男がサラミを切ります。


サラミも先ほどのチーズ農協で買いました。5種類買ったうちのヘーゼルナッツ入りです。


チーズと白ワインを温めて溶かします。初めはバーナーで、ちゃんと溶けた後はフォンデュ台に移して固形アルコールで温め続けます。
液体の部分に少し泡が立っているのが見えますでしょうか。アビームやアプルモンといったジャッケールを使った白ワインは発泡酒ではないのにほんの少しスパークリングになっていることがあるのです。


いただきまーす✨


うまっ💦
「今までで最高のフォンデュのひとつだね~」しょっちゅう交わされる同じセリフ😅をこの日も繰り返しつつ、いただきました。
600gのボーフォールチーズ(皮外すともうちょっと少な目)で作ったフォンデュ、完食(*^▽^*)


もうかなりお腹いっぱいなんだけど、デザートも農協で買っちゃったので食べなきゃ。

フルーツピュレ入りのヨーグルト、180gと大入りサイズです🎵
結構気温が高かったので、水の中で冷やしておきました。



さて、午後もドライブを続けます。
お付き合いいただいてありがとうございました。

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