フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

イゾアール峠で羊にやられる

高校2年の次男と出掛けた2週間前の週末の南仏ドライブ記です。
ロータレ峠から県道を南方面に進みます。


朝夕はかなり冷え込むようになったものの、お天気の良い日の昼間は暖かいので自転車の方もまだ時々見られました。


奥に見える山はケラ山塊。本日の目的地です。


オート・ザルプ県第2の町、ブリアンソンを通過します。ツール・ド・フランスをはじめ自転車をする人がよく訪れる土地なので、ロータリーには自転車のオブジェが飾られています。


ブリアンソンの町および周辺にはルイ14世に従えた17世紀の建築家ヴォーバンによる要塞がいくつも見られ、ユネスコ世界遺産に指定されています。


ブリアンソンから山道に入り、いくつかの村や集落を経てイゾアール峠に向かいます。


カラマツは少し色付き始めたところです。
えっと、あれ?これは。。


げげげ。
やだっ💦💦また。。。


羊まみれ:(;゙゚''ω゚''):
この夏幾度となく羊や牛の餌食(ピクニック中に押し寄せてこられたり💦)になったけれど、悪夢・再びΣ(´∀`;)


襲われることもなく(当たり前か・・)、皆さんが道路を渡り終えるのを待って再発進。
羊さん達は移動しながらも草を食べるために立ち止まるので、えらい時間かかりました(;^_^A


気を取り直して峠道路を進みます。
正面にぽつんと建物が見えてきました。


19世紀創業のナポレオン山小屋です。景色にカモフラされていますが左下にあります😅
山小屋のHPによると、10月はまだ営業しているみたいだったのでここに泊まろうかなと思ったのですが前日に電話してみると「今ちょっと閉めています」とのメッセージが流れていたのでした_| ̄|○


峠がもうそこに見えています。


先ほどまでのカラマツ林と打って変わって、峠周辺は砂漠のようなカラカラ感。この対比がイゾアール峠の魅力だと思っています(*´ω`)


この峠道路にもサイクリストさんがぼちぼち。


間もなく到着です。峠の石碑が見えています。


仮免の次男。お疲れ様ですっ(^▽^;)
イゾアール峠道路は昨年仮免取りたての15歳の時にも運転していて2度目です。


ここまで休憩時間を含まずに自宅から約4時間でした。仮免期間中は若葉マーク期間と同じで高速は110km(通常130km)でしか走れないため、普通よりも少し余計に時間がかかります(高速部分は1時間ちょっとですが)。


人気のある峠道路なので夏の間はツーリストで賑わいますが、10月にもなるとお天気の良い週末でも人はまばらです。
車はほとんどありませんでしたが、バイカーさん達は結構いました。イタリアナンバーが多く、スイスナンバーもちらほら。


左の小屋は売店とかではなく、おそらく道路の管理関係の建物のようです。


愛しすぎる我が子( ̄▽ ̄;)


ちなみにイゾアール峠に冬来た時👇

スノーシューで来ました。


サイクリストさん向けに道路の傾斜の説明の看板が。他の有名な峠にはこんなものは立っていません😅
自転車やバイクのグループなどのシールが貼られまくっています。
イゾアール峠は今年のツール・ド・フランスでもコースに組み入れられていました。


同じ看板、去年8月に来た時はこんなにきれかったのに💦👇

道路公団の方たちが定期的に剥がしてるんでしょうね・・・


峠道路、今上がってきた方面を見下ろして。
泊まれなかった💧ナポレオン小屋が真下に見えます。


冬のナポレオン山小屋👇

冬は峠道路自体は閉鎖されていますが、スキーシーズンは山スキーやスノーシューの人のために山小屋は営業しています。


次回はわたしのちょっとしたチャレンジ編です(^▽^;)
わたし的にはこのドライブのハイライトでした。


今日もお付き合いいただきありがとうございました。

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