フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

夕方スキーハイキングで可愛いものいっぱい見た

日が少しずつ長くなってきて、先月に比べて少し遅い時間帯でもアウトドアスポーツをすることが可能になったきたのは嬉しいですね。


友人Dさんの車に詰め込まれたスキー用具。
バンタイプでしかも少し改造して荷物が入りやすくしてあってとても便利です。


これは今月半ばごろの話なんですが、この時期低い山にはまだ雪は少なかったです。
午後の出発だったので、あまり高い山には行けません。Dさんが「あそこなら」という近場のお山に来ました。冬季通行止めになっている道路の手前に車を停めて歩き出します。
標高1000mくらいの地点だと思います。


こんなギリギリの量の雪だけれど、何とかスキー担がずに歩き出すことが出来ました。


道路を30分くらい歩いたのち、雪が十分にある森を通って道路の最後の部分をショートカットしました。


森を出て野原に到着した辺り。


この時、少しだけ青空がのぞきましたが、この後すぐにどんより空に戻ってしまいました。


ずんずん登ってるところをDさんが撮ってくれました。


シャレ―の廃墟があります
夏には羊の放牧が盛んな場所なので、もしかすると羊飼い小屋だったのかもしれません。
この後、さらに登っていくとDさんが「あっ、見てごらん」と立ち止まりました。


ちょっとズームして撮ったものです。
シャモアがいっぱい✨


雪の量が大したことなく、地面がかなり出ているので食べるものが見つかるんでしょうね。


ニホンカモシカにちょっと似ているかもしれませんが、アイベックスと同じく野生のヤギの一種です。右の子は子供みたいで、まだ角がとても短いですね。


アイベックスがあまり怖がりではなくてあんまり逃げないのとは対照的に、シャモアはすぐに逃げる、という印象だったのですが、この日のシャモアたちは集団心理なのか!?わたし達がそろりそろりと動いている限り、逃げるそぶりも見せずに、こちらを見てきたり、お構いなしにお食事を続けたりしていました。


きょとんとしていて可愛い😻


先ほどの子たちは向かって右側の斜面だったのですが、よく見ると進行方向にもいっぱいました。Dさんいわく、合わせると全部で40匹くらいいたそうです。
今までは最高でも10匹くらいの群れしか見たことがなかったので、軽く記録更新してしまいました(^▽^;)
もうすぐ夕方でお天気もイマイチ、ハイキング客も全くいなかったので安心して出てきたのかもしれません。


さて、シャモア撮影会が長引いて、かなり時間を食ってしまいましたが、登り続けます。


正面の森の中に見えているのは、今日来た道路の除雪されていない部分です。
一応峠道になっていて、これは峠の反対側の部分だと思います。


正面の岩壁を左側に回り込みます。


奇跡的に青空が再び覗き始めました。


低くなったお日様が、雲の薄い部分からぶわーっと照りだしました。
夕暮れが近いのに、日の出のような印象です。


頂上は、この岩々をよじ登った少し先になるんですが、スキー担いで上り下りすることになるので、この岩の付け根の辺りでやめることになっています。


先ほどまでの曇り空とは打って変わって晴れ渡った空とカッコいい岩々をバックに撮ってもらいました。


後編&夜編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

友人Dさんと地元ライド&おうちご飯

今月前半、まだあまり寒くなかったときのお話です。
平日の夕方だったんですけど、山友のDさんが「今日早く終われるから、短い目のサイクリングに行かない?」と連絡がありました。


ひとつ前のブログにも写真を載せた、ぬかるみまくっていた展望台周辺です(;^_^A
この日は曇り空だったものの、雨の心配はありませんでした。
Dさんはマウンテンバイクを持っていて、それで普通の道路も走りますが、仕事場がわたしんちに近いためわたしの以前使っていた少し大きいロードバイクを貸してあげました。


Dさんの提案で帰りに余計な坂道を一つ付け足したため、いつもより若干長い目の行程に🤣
そうそう、前半に登った別の丘陵地への坂道で、前を行く3人組の中年ライダーさん達を抜かしにかかったDさんが加速しまくって、ついていくのが大変だったのでした・・・丘陵地のてっぺんに着く直前に、わたしも全員抜かすことが出来たけれど、なんかデジャヴな光景というかパターン(◎_◎;)
うちに戻ってくると、もう真っ暗だったのでご飯を食べて行ってもらうことにしました。


Dさんが買って来てくれたセルドン。
甘口で飲みやすい発泡酒です。次男も気に入ってくれました。


粉多めに少し硬い目に焼いたお好み焼きを小さく切って、爪楊枝でおつまみ風に出しました。


自分で作って冷凍していた餃子を解凍して焼きました。
どちらも、ガメイ種のヴィエイユ・ヴィ―ニュ(古い葡萄の木の意味、味が凝縮されたおいしいワインになる)とよく合いました。


デザートには最近うちでブームのお汁粉にしました。
Dさんはすでにわたしの作った餡子を食べたことがあって、好きだと言っていたので大丈夫だろうとは思っていましたが、とても喜んで食べてくれました。


デザートその2。
前日に焼いたやつだけど、バナナ&胡桃ケーキに、胡桃がちょっと足りずにアーモンドも入れたのと、最近マイ・ブームなデーツ粉(デーツを乾燥させて粉にしたもの)も混ぜてみました。いつも入れる蜂蜜の代わりです。年末年始にパン・デピス(蜂蜜入りのスパイスケーキ)の作り過ぎたため、蜂蜜不足な我が家なもので(;^_^A


お読みいただいてありがとうございました。

ロードバイクの強者たちに声かけられた

今月の前半、寒波が来る前のお話です。
11月中旬から12月にかけては、ほぼスキー一色だったのが、暖かかった年末年始に自転車を再開した、というような話を以前にブログに書きました。
その後も、しばらく比較的暖かい日が続いたので、何度か自転車に乗りました。


ちょっと長い方のコースに行った時。
65㎞、高低差800m、休憩を合わせて3時間ほどのコースです。
頻繁に乗っていた夏・秋ほどのパワーはなかったものの、昨シーズン初め頃、このコースを走る時の目標だった3時間を軽く切ることができ、感覚が戻ってきたことを感じました(^^♪


これは、短い目のコースの日。
40㎞、高低差600mほど。2時間程度で帰って来られるので時間がない時にもってこいです。
ただ、この日は雨が降った直後で、この時も若干小雨がぱらついていました。


このように土がぬかるみまくっており、舗装路だけにしときゃよかったのに、少し先の景色の良い野原まで来てしまったため、自転車がマウンテンバイクのごとく泥だらけに💦
しかも、景色良いとか言って、天気悪いし(;^_^A


晴天だと、モンブランだとかまで見えるみたいなんですけど、全く視界なしでした。


標高600mにも満たない丘ですが、周辺はハイキングコースになっています。


こんなイマイチなお天気なのに、ハイキング中のグループがありました。


小雨の中、自宅まで約20㎞、寒い思いをして帰りました(T_T)


その数日後、お天気の良い土曜日💖
リベンジ的に、長い方のコースを走ることにして自宅を出発。
自転車を再開して何度か乗って、少しリズムも掴むことができたので、峠をひとつ余分に加えてみました✨
この後、次の峠へと向かう最中、サイクリスト集団に出会いました。
あんまり列になっておらず、全体でどのくらいいるのかはよく分かりません。あまりにもバラバラだったため、最初はそれがグループだとは思わなかったくらいです。
その中で、登るスピードがわたしとほぼ同じだった男性と少しお話しながら一緒に峠まで漕ぎました。
峠で何人かが集まっていましたが、わたしはひとつ前の峠で自転車降りたし、ここは立ち止まるつもりはなかったので、挨拶だけしてもうひとつ先の峠へと進みました。
少し先で、後ろから猛スピードでグループのうちのひとりが追いかけてきて、追いつき間際「ねぇ、ここら辺にはよく走りに来るの?君ってどこの出身の人?みんなで『どこの出身かな?』って言ってるんだ。」


その少し先の、わたしもよく休憩する眺望の良いパーキングで皆さん一休みするみたいだったので、わたしも一緒におやつ休憩にしました。
この日は12~13人ほどが参加していましたが、もっと大勢のグループなんだそうです。
「君、ストラバやってる?グループに入らないかい?簡単だよ、ちょっといい?」と半強制的に!?グループに入れられてしまいました🤣
ストラバはやっていても、そんな色んな機能は知らなかったのでびっくりです。


グループのうち2、3人がわたしの世話というか相手をしてくれつつ、次へと進みます。
皆さん、リヨンに戻るのに、通る道がわたしとは違って少し遠回りのようです。わたしもこの辺にはよく来るものの、他の道は知らないのでありがたいです。


ただ、みんな早過ぎて💦💦
ついていくのが大変です。


ずらーっと並んだサイクリストさん達。
ここに混じっているというのが不思議で仕方ありません(^▽^;)


途中、ロータリーで止まった時、最初聞いていたよりもさらに遠回りで帰ることにしたようだったので、抜けさせてもらいました。次男には12時には帰る、と言っていたのにもう12時半だったのでした。
別れ際に、この日のグループのリーダー的なサイクリストさん「ねぇ、君って明日は空いてる?」🤣🤣🤣毎日なんかい!?
「いや、明日は予定があるので(ほんとに)」とお断りしました。


この日のストラバ記録です。
いつもだと登りでは必死だけど、平坦や下りはのんびりと漕ぐのが、彼らのスピードに合わせるのに必死で、かなり疲れました・・・
ストラバのお友達申請してきたグループの方の記録を見ると、夏には一日で高低差4000mとか登ってる😱
後日、ロードバイク好きな知人にこの話すると「あぁ、そのグループ聞いたことある。坂馬鹿の集団だ」


とんでもない方たちにスカウト!?されてしまったようです😂
実は明日もライドのお誘いが来ているのですが(こんなに寒波が来ているのに)、冬は主にスキーなのでお断りしました💦


お読みいただいてありがとうございました。