日が少しずつ長くなってきて、先月に比べて少し遅い時間帯でもアウトドアスポーツをすることが可能になったきたのは嬉しいですね。
友人Dさんの車に詰め込まれたスキー用具。
バンタイプでしかも少し改造して荷物が入りやすくしてあってとても便利です。
これは今月半ばごろの話なんですが、この時期低い山にはまだ雪は少なかったです。
午後の出発だったので、あまり高い山には行けません。Dさんが「あそこなら」という近場のお山に来ました。冬季通行止めになっている道路の手前に車を停めて歩き出します。
標高1000mくらいの地点だと思います。
こんなギリギリの量の雪だけれど、何とかスキー担がずに歩き出すことが出来ました。
道路を30分くらい歩いたのち、雪が十分にある森を通って道路の最後の部分をショートカットしました。
森を出て野原に到着した辺り。
この時、少しだけ青空がのぞきましたが、この後すぐにどんより空に戻ってしまいました。
ずんずん登ってるところをDさんが撮ってくれました。
シャレ―の廃墟があります
夏には羊の放牧が盛んな場所なので、もしかすると羊飼い小屋だったのかもしれません。
この後、さらに登っていくとDさんが「あっ、見てごらん」と立ち止まりました。
ちょっとズームして撮ったものです。
シャモアがいっぱい✨
雪の量が大したことなく、地面がかなり出ているので食べるものが見つかるんでしょうね。
ニホンカモシカにちょっと似ているかもしれませんが、アイベックスと同じく野生のヤギの一種です。右の子は子供みたいで、まだ角がとても短いですね。
アイベックスがあまり怖がりではなくてあんまり逃げないのとは対照的に、シャモアはすぐに逃げる、という印象だったのですが、この日のシャモアたちは集団心理なのか!?わたし達がそろりそろりと動いている限り、逃げるそぶりも見せずに、こちらを見てきたり、お構いなしにお食事を続けたりしていました。
きょとんとしていて可愛い😻
先ほどの子たちは向かって右側の斜面だったのですが、よく見ると進行方向にもいっぱいました。Dさんいわく、合わせると全部で40匹くらいいたそうです。
今までは最高でも10匹くらいの群れしか見たことがなかったので、軽く記録更新してしまいました(^▽^;)
もうすぐ夕方でお天気もイマイチ、ハイキング客も全くいなかったので安心して出てきたのかもしれません。
さて、シャモア撮影会が長引いて、かなり時間を食ってしまいましたが、登り続けます。
正面の森の中に見えているのは、今日来た道路の除雪されていない部分です。
一応峠道になっていて、これは峠の反対側の部分だと思います。
正面の岩壁を左側に回り込みます。
奇跡的に青空が再び覗き始めました。
低くなったお日様が、雲の薄い部分からぶわーっと照りだしました。
夕暮れが近いのに、日の出のような印象です。
頂上は、この岩々をよじ登った少し先になるんですが、スキー担いで上り下りすることになるので、この岩の付け根の辺りでやめることになっています。
先ほどまでの曇り空とは打って変わって晴れ渡った空とカッコいい岩々をバックに撮ってもらいました。
後編&夜編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。