フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

車椅子生活でも友達とランチ♪

退院そして車椅子生活が始まり1週間が経ちます。お昼に仲の良い友人が3人でお見舞いランチにやって来ました。


知り合いのアフガニスタン人の方に頼んで作ってもらったというアフガン料理や飲み物など両手いっぱいに抱えてます。


それに加えて嬉しい手土産が。マグロのお刺身😻


「ちょっと気分が変わって面白いでしょ?」
アフガニスタンのお料理を食べるのは初めてです。サラダ、鶏のもも肉の煮込み、キドニービーンズのたくさん入ったソース、ピラフみたいなご飯。スパイスの効いたピリ辛の味付けは病院食→子供たちの手料理、だったわたしには新鮮で、友達とたっぷりと喋るのも久しぶりで楽しい午後になりました。


デザートはアフガンではなく友達が作った黒蜜パンナコッタ✨お、おいちい…
みんなありがとう(TT)


もう少しお喋りしたいような気分でしたが、車椅子も長く座っていると足や背中が疲れます。友達は早い目に帰り、後はしばらくベッドでゴロゴロしていました。



4回連続で春から初夏にかけて見られるお山のお花の写真を見ていただきました。
雪融けが進み山肌がどんどんまだら模様になってきて日差しが暖かくなるのと同時にマーモットのピィーッ(キーッ?)という鳴き声が聞こえてきます。
約半年間の冬眠から目覚めて嬉しそうに走り回るマーモットの姿を見つけると、山の長い冬もいよいよ終わりかと実感させられます。


(ケラ山塊、2017年5月)
暖かくなると雪がまだ残っていてもこんな穴を掘って地上に出てきます。


(アルヴ山塊、2018年4月)
去年初めて出会ったマーモット。穴の中から顔を出して眩しそうに日光浴😻



(アルヴ山塊、2018年4月)
1枚上の写真と同じ日。2匹がじゃれあって雪の上を転がり回っていました(*^^*)


(エクラン国立公園 2016年9月)
避難小屋に1泊、山小屋に1泊で周回したエクラン国立公園南部で1日目に出会ったマーモット。こんな風にボーっとしてるように見えて見張りの仕事をしてたりもするので侮れません。天敵である大きな鳥が近づくとピィーーッと鳴いて仲間に知らせます。


(2枚ともヴァノワーズ国立公園、2015年6月)
山にハマり始めた初めの年に出会ったマーモット。目つきがあんまり可愛くない気もします(;´・ω・)


(ヴェルコール山塊、2018年9月)
2匹でボーっと立っていました。


1枚上と同じ2匹。わーなんか仲良しみたいです。


(エクラン国立公園、2017年7月)
子供たちと3人で2泊3日ハイキングした時に1泊目の山小屋に着く手前で1匹のそっと穴から出てきました。


(2枚とももうひとつ上と同じ日にエクランにて)
兄弟なのか、3匹一緒に遊んでいます。特に2匹が相撲をしたり取っ組み合ったりと派手にじゃれまくっていました。


最後に一枚。南仏のボネット峠道路の標高2100mくらいの地点に立っていた看板。「20kmほどにわたってマーモットに注意」



今日もお付き合いいただきありがとうございました。

額の傷、その後

ハイキング中の怪我による足首の骨折が重要過ぎてほとんど話題にも上がらない額の傷ですが、わたしだって女の子(40代半ばの)、どーだっていいってわけではありません!


抜糸してから2週間以上経つのでだいぶ馴染んできましたが、やっぱり目立つな・・・
実は頭にも縫い目があります。手当ての際に剃られた部分の髪が伸びてきて芝生のようにツンツンしているのもおかしいです。どうにかならんもんか?


右だった分け目を左に変えました。
一件落着\(^o^)/



今日も春に見られるお山のお花の写真をいくつか載せたいと思います。
いかにも日本っぽいような水仙ですけど、フランスのお山にも咲いているのです。


(ヴェルコール山塊、2017年5月)
山塊最高峰のグラン・ヴェイモン(画像左)に登る前に麓で撮りました。あまり高い所には咲いていないように思います。


(シャルトルーズ山塊、2016年4月)

里山感覚のシャルトルーズ山塊ですが、コース次第ではアドベンチャー系に。この日は正面の岩壁を隙間から乗り越える楽しいコースでした。


(ジュラ山塊、2018年4月)
普段ほとんど行かないエリアです。登りはじめにはレマン湖からの日の出にうっとり。


(シャルトルーズ山塊、2018年5月)
比較的身近な山のお手軽ハイキングコース。このあと頂上で初めてのブロッケン現象に出会いました。


(ピレネー国立公園、2018年5月)
初遠征のピレネー。山小屋に向かう途中で辺り一面に水仙が∑(゚Д゚)


その地上の楽園みたいなところで友達とランチをしました♪


翌日、山小屋から下りるのに通った谷にも水仙はいくらかありました。南に位置するだけあり、一足早く初夏のお花もいくつか見ることができました。


(セルス山塊、2018年6月)
ナルシスと呼ばれる白い水仙。実はこれはハイキング中ではなく、、
👇

ハイキングの帰り道で通りかかった場所がすごかったので路肩に停めてササッと斜面を上って撮ったのでした( ̄▽ ̄;) 写真右下は次男です。


今日もお付き合い下さってありがとうございました。

複雑骨折のサポート器具に小細工^_^;

現在では複雑骨折とは言わずに開放骨折というみたいですが、まだあまり馴染みのない言葉のような気がして(知らなかったのわたしだけ…?)あえて古い呼び方でのタイトルにしました😅


ハイキング中に怪我をした左足首はその開放骨折でしたのでパイプとかキルシュナーとか呼ばれるサポート器具を付けています、と書くと余裕な感じですが、細い目の3本(うち2本は踵付近を貫通💦)と太い目の3本の金属棒が骨に埋め込んであります😱
これは経過が良ければ来月中には取ってもらえるそうですがまだしばらくのお付き合いです。


棒の2本の端が尖がっています💦ここにはキャップが付いていたのが入院中からよく外れて、最近両方なくしてしまいました~_~; 肌に触れたら痛いし何かに引っかかっても危ないので何とかしなきゃと思い…


フト考え付いたのがこれ。文房具コーナーで買える練り消しゴムみたいな接着ゴム「パタフィクス」です。


こんな使い方あるよ〜ってことですが、さらに用途は広がりますよ😅


尖ってて危なかったやつ以外にもくっ付けときました(*≧∀≦*)


特にこの先端部分、いつも右足のギブスを引っ掻いていたので石膏は傷だらけでした。問題解決(^-^)v
ちなみに右足首は軽度の骨折なので左足首よりずっと先によくなるでしょう。その時点から左の治癒を待ちつつ右足のリハビリに入る、というのが今後の流れのようです。



さあ、お山に行けない恨み節の高山植物シリーズも3回目です( ̄▽ ̄;)
前回はわたしの好きなお花のひとつ、プルサチーユの中でも茎が短い子たちの写真を見ていただきました。今日はもう少し茎が長いスタイルの良い子たちに登場してもらいます。こちらの品種の方が後から出て来るように思います。


(ベルドンヌ山塊、2017年5月)


(アンバン山塊、2018年6月)
こんな風に少し黄色がかった子もいるんですが…


(セルス山塊、2018年6月)
通常は真っ白です。


(2017年6月 メルカントゥール国立公園)
3泊4日で初遠征した初夏の南仏メルカントゥール。夢のように美しく楽しかった思い出のハイキングです。


(ボージュ山塊、2018年6月)
プルサチーユとコラボで咲き誇っているのは同じキンポウゲ科のトロールと呼ばれるまん丸の愛嬌のあるお花。こちらも初夏限定です。


(2枚ともケラ山塊、2017年5月)
プルサチーユにはこんな紫の派手なお方もおられるんですね。今まで出会ったのはこの時だけです。南仏ケラ山塊に2度目の遠征をした時だったと思います。前述のメルカントゥール国立公園もですが、普段よく行くもっと北のエリアの山とは植物の種類がだいぶ違うことに驚かされます。
今年はこの美しい子たちにとても会えそうにはありませんが、こうやって頭の中のお花畑を時々歩いてみたいと思います。お付き合い頂いた方、ありがとうございます😊