これも冬の定番、モン・ドール焼き
寒い季節は週1の勢いでチーズフォンデュをやっている我が家ですが、時々気分転換として?挟むのがモン・ドール焼きです。
モン・ドールはフランスではフランシュ=コンテ地方、国境を越えたスイスでも作られており、そちらではヴァシュラン・モン・ドールと呼ばれています。冬(晩秋~初春)にのみ作られるので、冬になると恋しくなるチーズのひとつです。
よく熟成されたものはそのままでもトロトロでパンと食べると美味しいのですが、このチーズを丸ごとオーブンで焼くと手っ取り早くメインの料理となります。付け合わせはジャガイモを茹でたものや生ハムやサラミなど、あとはサラダくらい。よく合うのは言わずとも同郷のジュラのワインか、オークの香りがついたブルゴーニュの一癖あるシャルドネなんかでもいけます。
約500gの一番小さいモン・ドール。2~3人で食べるのにちょうどよい量です。
ワインは1年半くらい前にジュラのシャトー・シャロン村で買ったコート・デュ・ジュラ。ジュラ特有のセパージュ(品種)サヴァニャンにシャルドネも入ったもの。サヴァニャン100パーセントのものも買いましたが、こちらの方が飲みやすい味です。とはいってもかなり個性的なワインです。
👇シャトー・シャロン村の生産者のうちの前の看板。
👇シャトー・シャロンの村から眺めたジュラのブドウ畑。
焼くまでもなく既にとろりとしています。
チーズの表面に切り目を入れてニンニクのみじん切りとジュラの白ワインを注ぎます。
オーブンに20~30分ほど入ってもらいます。
今日いきなり思い付いたメニューなので、添える生ハムがありませんでした。仕方ないのでサラミをひたすら切ります。ハイキングのついでに買ってきたサヴォア地方のサラミでです。
オーブンから出てきてもらったところ。チリチリと香ばしく焼けています。
しっかり溶けたようです。
いただきます(≧∇≦)
ゆでジャガイモにたらーっとかけて食べます♪
今日は気まぐれでたまたまうちにあったカリフラワーも茹でてみました。
よく合っておいしかったです。
あっという間に空っぽに。。
チーズを巻いていた黒っぽいものはエピセアというモミの木の一種の木の皮です。
おまけ。ジュラの農協にて。モン・ドールだらけ…今回はここで買ったものではありませんでしたが。小さな瓶にはジュラのワインが入っています。
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