フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

またテント泊行ってきます!

(こないだの日曜の次男とのお出かけ記の後半をまだ書けていないのですが・・・)


今月初め、さすがにもう今シーズン最後だろうと子供たちと3人でテント泊をして記事にもアップしましたが、もう一度機会がやってきました\(^_^)/


わたしは2日連続の休みがあまりないのですが、この日月が休み。月曜休みでもなぁ…子供たち学校あるし、、って思ったら、学校が今週末から2週間の秋休みに入ることをスッカリ忘れてました。


夏は猛暑で全体に天気が良く、9月もほとんど晴れで夏のような日が続き、さすがにもうアカンだろ・・・と思っていたら何と10月になってもほとんど毎日晴れています。気温はさすがに下がってきたとはいえ・・・これは、行くしかないでしょ(;´∀`)


行き先は普段あまり行くことのない南仏のケラ山塊。中でもイタリアとの国境にあたる遠い方面に行こうと思っています。以前から行ってみたいと思っていたフランスで2番目に標高の高い道路、アグネル峠周辺が目的地です。標高の高い峠道路は通常10月末から6月初め頃まで雪のため冬季閉鎖期間になるので(もちろん積雪・除雪状況により日は変わってきます)滑り込みセーフといったところ・・・


と思っていたら、つい2、3日前にネットのニュースで…(興味の対象として勝手にセレクションされて出てくる😅) ドキッとするのが。。

アグネル峠、閉鎖・・・でもイタリア側だけでした。(´▽`) ホッ
イタリアとの国境になる峠で、反対側に下りるとイタリアになるのですが、そちら方面だけ既に閉鎖されたとのこと。もともとイタリア側に行く予定はなかったので問題ありません♫


5時間弱の道のりです。高速は1時間弱、グルノーブルまでで、あとはロータレ峠道路など山道ばかり。運転しても楽しい道です(最後らへんは走ったことない道ですが)。帰りには次男に仮免運転練習として運転させようと思っています。峠道路好きな次男はフランスで2番目の高さの道路を運転できるのが楽しみで鳴らないようです。
旗マークや星マークはグーグルマップで住所出てこないので自分で登録しているハイキング出発地点。今回がかなり遠出であることが分かると思います。


シュラフ、テント、マット。これだけでも大荷物です。


ザック×3。今からどんどん詰めていきます♬


準備にちょっと時間がかかりそうですが、明日は早くに出ようと思うのであまり寝不足になり過ぎないようにしないと・・
それでは行ってきます(#^^#)

撤退続き!次男と強風のセルス山塊へ

来月16歳になる次男がつい先日日本の仮免のようなもの(15歳から取れる付き添いと一緒に運転できる免許)を取得したことを記事に書きました。
先週の日曜日に次男と山歩きと運転の練習を兼ねたお出かけをしました。行き先は次男のリクエストでガリビエ峠道路方面。ガリビエ峠はフランスで4番目に標高が高い道路で次男と今年2度通りましたが、その美しい景色がとても気に入って自分でも運転してみたいと思っていたそうです。
ハイキング先には8月にひとりで登ったポワント・デ・セルス(3079m)をチョイス。難しいところはひとつもなかったし、高低差が1100mくらいであまりたくさん歩きたくない次男でもギリギリついて来てくれそうです。


翌朝は5時過ぎにうちを出ました。うちから約2時間半の道のりで、行きはわたしが運転します。最近明るくなるのが遅くて7時半でもまだ暗い位なのでこのくらいで十分です。
高速に入って15分ほど走ったところで次男が「あ~~っ💦忘れたァ~!『運転練習中』のマグネットとノート・・・」


これ👇


マグネットはガソリンスタンドとかでも買うことが出来そうですが、ノートは必ず携帯するように教習所から言われています。コントロールに引っかかる可能性は低いでしょうけど、免許証を持たずに運転しているようなものです。既に30分近く走っています。往復で1時間・・・一瞬迷いました。次男「・・・もう、僕いいよ、今日は運転しない。山歩くだけでいい・・・」でも次男のリクエストで決めたガリビエ峠です。運転練習は山歩き以上に大事なイベントと言えます。「えーい、仕方ない。引き返すけど、もう今度から絶対に忘れないでよ!」
1時間近くロスしたけどもともと早くにうちを出ていたし、何かに影響するということもなかったのでさっさと忘れてしまいました(^^;


高速を出たサン・ミッシェル・ド・モリエンヌの町で寄りたいお店があります。1か月半くらい前に次男と同僚S君と3人でこちら方面に来た時(ガリビエ峠の、その頂上であるグラン・ガリビエに登りました)S君が入って色々買ってきたパン屋さん。どれもとっても美味しかったのです。今度こっち方面来たらマストだね~ってS君と言っていました。


左の写真の上がボーフォールチーズ入りのパン。すぐ下の茶色っぽいのがレーズンとリンゴ入りのパン。左の写真の左上の十字になった菓子パン。まさにこないだS君が買ったラインナップなのですが(S君は他にもひとつふたつ買ってましたが)、同じものを選んでしまいました(^▽^;)


道も空いていて(日曜の朝なので当然ですが)8時15分にプラン・ラシャ駐車場(1960m)に到着。前回はまだ8月だったということでそこそこ車が停まっていましたが、今朝は2台停まっているだけです。お天気はそこそこいいし日曜なのに・・・


朝食中の次男。
お天気はまあまあとはいえ、問題が。。。ものすごい強風なのです。車を運転しているときから感じていました。天気予報でも多くの地方で強風が予想されていました。このあたりだけはどういうわけか風の予報が出ていなかったのですが、どうやら奇跡は起こらなかったようです(;´・ω・)
次男にはわたしの薄いダウンを山頂用に貸すつもりで持って来ていましたが、既に今必要です💦気温自体はそんなに寒くないのですが・・・


これがS君大絶賛のボーフォールチーズ入りのパン。お昼用のつもりですが、少しだけかぶりつきます(^▽^;) お・おいし過ぎる(゚Д゚;) 使っているチーズの質の良さがダイレクトに感じられます。


ううう・。・。・。
写真では伝わらないでしょうがすごい強風が吹き荒れています。ほんとにこんな風の中歩くの?わたしたち??8月に歩いた頂上までのコースを思い出します。すごく急なとことか崖みたいなところはありませんでした。強風で滑落、という心配はなさそうです。
同じエリアの3000m級でも、S君と一緒に8月に登ったグラン・ガリビエは3000mを越えた辺りから崖みたいなところだらけだったので風の強いときは行けないと思います。


とりあえず、歩き始めます。強風の他に、目的地周辺に雲が溜まってるのも気になる点です。こんなに風が強いんだから、あの雲どっか行ってしまえばいいのに。。


風が強すぎてそこまで気温は低くないはずなのに、耳が痛くなってきました。ちょっと風邪気味だったため、耳などの器官が少しおかしかったせいもあるのでしょう、鎮痛剤が必要なほどガンガンしてきました。


初めはなだらかなところを歩いていましたが、急な斜面に入りました。坂がキツイとか思う以前に、まずは寒い、耳が痛い・・・突風が来るたびにじっと立ち止まって踏ん張り耐えます。


目的地の頂上はこの裏側のもう少し先で、ここからは見えませんがそちら方面に雲がすっかり落ち着いちゃってるのが分かります。


峠ふたつを越えたのち山頂に向かうというコースなのですが(前回来た時は湖をプラスしました)ひとつめの峠までくらいは行ってみよう、と次男と話しながら進んでいました。が・・しかし・・耳が痛い(つд⊂)エーン 耳から脳天に突き刺さるような痛さです💦それに行く先の方面に溜まった雲がブルーにさせてくれます。
 30分弱くらい歩いたところで次男に言いました。「こらアカン!どっか別の晴れて風の少ないとこ探そう!」ホッとしたような顔の次男と今来た道をスタコラと下りていきました。


ガリビエ峠道路に入って峠まで半分ほど進んだところに簡単なハイキングコースがあります。実際に歩いたことはないのですが、確か高低差400m弱というお手軽なコースのようです。ガリビエ峠方面は今向かっていた目的地よりもだいぶ晴れているのも良さそうです。駐車場に向かいながらその案を次男に説明しました。


駐車場に戻って来ました。さっき到着した時にも気付いていたのですが、うさちゃんのぬいぐるみが地べたに落ちていました。小さなお子さん連れの家族が車の乗り降りの際に落としたのでしょう・・・「うさちゃんがいない~!」と泣きじゃくる子供の姿が目に浮かぶようです(;´・ω・)


落とした人たちが探しに戻ってくる可能性はあまり高くない気がしますが、とりあえず、分かりやすいところにぶら下げておきました。。


さて、わたし達はさっそくガリビエ峠道路に出発です。今季わたしはなんと4度目、次男も3度目になります(^▽^;) 今のところまだわたしが運転しています。


先ほどわたし達が向かっていた方向、写真の左手になりますがさっきよりもすごい雲に覆われています。全体的には晴れているのに・・視界もなんもあったものじゃありません。引き返してきてよかった。


乾いた感じのエリアに入ってきました。2200mくらいの地点でしょうか。山歩きしなくても、しているような気分になれる道路です。


ここはツール・ド・フランスでは多分一番有名な峠道路になると思います。
サイクリング関係のモニュメントがあったので撮影しましたが残念ながら裏向きでした💧


ボーフォールチーズの生産地(牛の放牧地帯)であることを記した看板。


シャレーのいくつか集まった地点があります。地図によるとこの辺りからハイキング道が出ているようです。


上の写真はボーフォールチーズを売る小屋です。今まで通った時は毎回開いていましたが、今日は閉まっていました。そういえばハイキングしている人はおろか、人気のある峠道路なのにほとんど誰も走っていません。確かに、この強風では自転車はおろかバイクでさえも厳しいと思います。でも車でドライブに来る人がもっとあってもよさそうなのに…日曜だというのに。


あったあった、ハイキング道が始まる地点を示す看板です。往復で2時間半のコースになるようです。


振り返って。
車を停めたところから真上に進んでいきます。


こんななだらかな丘です(;'∀') 幸い、こちら側は斜面の具合なのか、風がほとんどありません。なんてラッキー(#^^#) 耳の痛みもほとんど治りました。




マーモットの穴がときどきありました。9月の終わり位からもうどの山でも見かけなくなってしまいました。4月の初めくらいまで冬眠するのです。


先ほどいた方面。呪われたようにあちらだけに雲が集まっています。


こちらはこんな晴天✨
面白い山とは言い難いかもしれませんが、今日のところはこれで我慢です(^▽^;)


今頃ジョンシアンがポツリと咲いていました。


これは何だろう?もしかして初めて見る花かもしれません。アネモネの仲間っぽい?


こんな峠道路にある中途半端なコース、歩く人もあまりないのでしょう、道の形になっているところはほとんどありませんでした。ケルンは最後のほうだけいくつかありました。目で見て頂上を目指せるので、なくても差し支えはありません(^^;


頂上近く。


水を飲むのに休憩。遮るものがなくなって風が強くなってきて言います。


平たくてどこが頂上なのか分からん・・・と思ってたら、奥の左側にある出っ張りが頂上のようです。


こちら側にも雲が広がりつつあります。


その先が頂上です。


モン・ブランも薄っすらと見えています。


着きました、ロッシュ・オリヴェラ(2662m)。と言っても400m登ったかどうかといった感じです( ̄▽ ̄;)


こんな簡単に登れるまぁるい山みたいな印象のロッシュ・オリヴェラですが、反対側から見るとこんなのですΣ(゚Д゚)
👇

今年4月。奥はグラン・ガリビエです。
 


後半に続きます。

ある日の仕事帰りの風景

山ばっかり行ってるみたいなわたしの生活ですが、週休は2日で、残りの5日は一応仕事に行っています(^▽^;)そんな、普通の日の一コマです。


今日は夕方早い目(4時)に仕事が終わりました、市内中心地の広場を歩いていると・・
「転職フォーラム」(@_@) これは・・・何か別の仕事を探してみろよって天からのメッセージですか??ちょっと様子を見に行ってみるか。


市の協賛です。テントがいくつか張ってあります。どれどれ。


いきなり目に入ってきたのがこれ。
外国人部隊Σ( ̄□ ̄|||)
いや、これはマズい・・ハイキング先で軍隊に出くわすことが多くなっていますが、仕事の帰りとかに関わり合うのは避けたいです💦 転職フォーラムって・・そういう転職か。。(外国人部隊の雇用ポスターに「セカンドチャンス」とかいう文字も💧)
他に「陸軍」「海軍」「憲兵隊」「警察」あたりのテントがあるのでしょう、きっと。さっさと撤退です。


違うんです、そんなところに行きたかったんじゃないんです。今日は仕事帰りに寄りたいところがあります。このお店です。


リヨンで一番おいしいとわたしが思うチョコレート屋さん、「パロマス」です。
一歩入ってビックリ。しばらく来ていなかったのですが、お店が改装されていました。といっても、以前よりもクラシックになっているという珍しいパターンです。でも、確かにオーナーシェフのドミニクさんが「木の家具を中心にした古風なお店にしたい」と以前話していました。クラシックなタイルはレプリカかなと思ったら、北フランスの古い邸宅で実際に使われていたタイルを再利用しているそう。こだわり様がすごいです。


店員さんのイザベルさん。チョコレートの詰め合わせを3つ作ってもらいます。普段お世話になっている人にプレゼントする用です。


あまりチョコレート好きな方ではないわたしでも、いくつでも食べたくなってしまう洗練された風味。チョコレート自体の味もおいしいし、センターの部分もどれも唸ってしまう完璧な味わい。ちなみにプラリネやマジパン、オレンジやレモンの砂糖漬けまで全部手作りです。おいしさが飛び抜けているわけです。


生菓子もいくらかあります。週末はもう少し種類がありますが、ウイークデーはこんな感じです。お気に入りのレモンタルト、左(上)から3番目のチョコレートのお菓子「Vol de nuit」、真ん中らへんのラスベリーの乗った丸いお菓子(ミント風味のムースのシャルロット)を自宅用に買いました。


いつも素敵なブーケが飾られています。花屋さんと契約して週に1度届けてもらっているそうです。ガラスに入っているのはフルーツの果汁入りのマシュマロ。ケース内はお店で100年近く前から作り続けられている砂糖菓子のいくつかです。お店自体は100年少し経つ超老舗です。ドミニクさんは3代目で、このお店のオーナーになって7、8年になると思います。
イザベルさんが「今日夕方からお店の新装開店パーティーがあるんですよ。いかがですか?」と言ってくださいます。あと30分後くらいだったので、そこら辺をウロウロしてから戻って来ることにしました。買ったばかりのチョコレートやお菓子をお店に置かせてもらってお天気のよい夕方の散歩に出掛けました。


川沿いをちょっと歩いてカフェのテラス席へ。暑いので生ビールを(≧∇≦)


リヨンに2本流れている川のひとつ、ソーヌ河沿いにはカフェがいっぱい。お天気の良い日はテラス席が気持ちいいです。どこのカフェも仕事帰りの人や学生っぽい若い人で賑わっていました。


仕事帰りのいっぱいε-(´∀`*)美味い✨
さて、時間を潰せたのでチョコレート屋さんに戻ります。


真ん中がオーナーシェフのドミニクさん。チョコレートにしてもお菓子にしても、おいしいものを作る天才、いやわたし的にはむしろです。ちなみにお料理もとても上手。わたしが愛してやまない山の地方、サヴォア県のご出身でもあります✨


ビールに続いてシャンパーニュ・・・飲み過ぎですね。まあ歩いて帰るんで問題ないんですけど。車や人にぶつからないように要注意です(◎_◎)


グージェール(チーズ風味のシュー)、チーズサブレはもちろんドミニクさんの手作りです。市販のものの何倍もおいしかったです。


甘いものの。こちらは商品にもなっているピスタチオとラズベリーのケーキ、チョコレートケーキを薄く切ったもの。


もちろんチョコレートも💖シャンパーニュにはよく合うと思います。


ご飯の支度もあるので早めに切り上げて、スーパーや郵便局に寄って帰宅。残念なことにうちのすぐ下で鍵を出そうと地べたに置いたケーキの入った箱が90度反転してしまい(上にスーパーで買ったヨーグルトを乗せてた重みで・・)暑さのため既に緩くなってたレモンタルトが他の二つのケーキに衝突という惨事に。。まぁ味はおいしいので晩ご飯のデザートにありがたくいただきましたが、写真はナシです(;´・ω・)


チョコレートの詰め合わせを郵便局で買った小さな段ボール箱にセッティング。


自宅用にはボンボン・ショコラより手ごろな板チョコを2枚購入。ピエモンテ地方産のヘーゼルナッツ入りミルクチョコレート(といってもカカオ45%であまり甘過ぎない)とアーモンド入りダークチョコレートです。



次回から通常営業(ハイキング記)に戻ります(^▽^;)