2泊3日雪山合宿、下山編とアフタースキー
山友のDさんと避難小屋に泊まって2泊3日でスキーを楽しんだ週末のお話です。
ランチをするために登った稜線から下りてきたわたし達の滑った跡。
わたしはこの後、手前に位置する峠まで登りました。ほんの100mほどの高低差だったと思います。雪の状態がとても良かったので、登り返し王子なDさんは、さらに200mほど下りてから峠に登るので、先に行っておいて、と言われています。
峠からの景色。帰るのにはこちら側に下りていくことになります。
わたしが登ってきた方の景色。
間もなくDさんが戻ってきました。
反対側に下りていきます。
下りていく途中に出会った二人組のスキーヤーさん。
谷は広いので、別にギリギリ同じところを通らなくても良いわけですが、情報交換というか、おしゃべりしたいのでわざわざ近いところを通ることはよくあります。
彼らはわたし達が泊った避難小屋に向かっている途中でした。赤いザックの人が薪をぶら下げているのが見えます。小屋にはほとんど薪がなかったので、正しい選択です(^^;)
春の柔らかい雪を満喫しながら林道の手前まで下りてきました。
林道部分だけでも数㎞あるので、出来る限りショートカットしていきます。
早く着きたいというのもあるけれど、その方が楽しいですしね。
この辺りは雪の量がたっぷりとあったので、結構な急斜面でも問題なくショートカットすることができました。
標高1500mくらいの地点で雪がなくなってきたので、1000mくらいにある駐車場まではスキーを担いで下ります。
一昨日、登って来た時にはもう少し下でスキーを履くことができましたが、お天気が良く気温も高かったため、一気に雪が融けてしまったようです。
ひたすら林道を下りていきます。
退屈だけれど、仕方ありません。
美しい雪山の景色を思い出しつつ!?下り続けます。
駐車場に近い辺りではクロッカスがあちこちに咲いていました。
雪のない林道を1時間くらい歩いて、車まで戻ってきました。
3日目の下山記録。
下山なのに1000m以上登っている辺りで、登り返し王子とその弟子の行動パターンがよく分かるかと思います(;^_^A
帰りの車で、Dさんが「寄りたいところがあるんだけど、付き合ってくれるかな」と言います。
今回ハイキングをしたお山はサヴォワ県になりますが、同じ県内で少し離れたところにワイン生産が盛んなエリアがあります。
Dさんが何度か買いに来たことがあるというワイン生産農家に来ました。
ご主人はお留守だということで、娘さんが出てきてくれました。
何種類か味見させてもらいました。
どれも、とっても美味しいのです。Dさんは山スキーで泊ったヒュッテ(今回のような避難小屋ではなくて、管理人さんがいて食事もでるところ)で飲んだここのワインが気に入って、直接に買いに来たんだそうです。
サヴォワの伝統的な品種(セパージュ)のワインに加えて、ヴェルデスという珍しい品種のワインがあったので2本購入しました。偶然、この冬にDさんのおうちで初めて飲んだ品種のワインだったのです。
白を中心に少し赤も合わせて、何種類か混ぜて2ケース買いました。
どれもおいしかったので、飲むのが楽しみです。
長くなったスキー合宿記はこれでおしまいです。
お読みいただいてありがとうございました。