randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

エクラン最南部へ

だいぶ日が経ってしまいましたが、1泊2日ハイキングの翌週末に出掛けた日帰りハイキングです。この日は天気がいまひとつの予報で、何とかましそうだったのが自宅からかなり遠いエクラン最南部。夏山シーズンももうじきおしまいだし、思い切って長距離ドライブで行ってきました。


長距離といっても3時間半(高速は1時間弱)なので、日帰りでも時々行く距離です(^-^;


標高1477mのグルニエ村に着いたのは7時半を少し過ぎた頃。
日曜ですが、駐車場には誰もいません。恒例の2回目朝ごはんタイムです。
ちょっと寒いです。真夏以外は朝一番は大抵寒いものですが、ちょっと久々のブルブルっという寒さでした。


ハイキング客用駐車場は川を挟んで村の手前にあるので、まずは川を渡ります。レアロン川というようですが、レアロンはここに着く少し前に通った町で小さなスキー場もあります。川の名前と町の名前が同じというのはフランスであまり見ないので(大きな河は県の名前にもよくなっている)珍しいです。


小さな村の中心を通り抜けます。シーズンにはハイキング客が多いのでしょう。田舎の小さな村にはそぐわない大きめなカフェと民宿も一軒ありました。


メインストリート(^^; をそのまま歩き続けるとハイキングの出発地点にたどり着きます。
ここは広大なエクラン国立公園の最南部にあたります。国立公園は予算があるからでしょうか、立派な看板が立っています。


本日の目的地はこのエリアを代表する山、ムール・フロワ。3000m以上の山が150以上あるエクラン国立公園の中では2993mとそんなに高いわけではありませんがエクラン南部は高い山が少ないため、この高さでも高い方なのです。高低差は1550mとまあまあですが、距離が20キロと長めになっています。麓に着くまで川沿いにいっぱい歩く必要があるみたいです。


この辺りにはフリッシュと呼ばれる岩が見られるようです。山でも時々見ますが、バスク地方など大西洋側の海岸部などでよく見られる浸食の跡が残った岸壁で、砂岩や石灰から出来ています。この辺りのフリッシュの特徴は、少しずつ違う色んなタイプの岩がミルフィーユ状に折り重なっていることだそうです。

毎回行く山によって地質も違っていて、落ちている石ももちろん違うし、山肌の色や見た目も色々です。木や植物も当然変わってくるので景観そのものが変わってくるわけですね。


村を後にします。時間は8時を少し過ぎています。


空は明るいんですが、かなりガスはでています。朝は晴れ時々曇り、午後が晴れの予報です。


村の人が飼ってる馬なんでしょう。思い思いに草を食んでいました。


ローズヒップがあちこちに。


村の方向を振り返って。とっても緩やかに上っていく谷です。


お、噂の(^^; ミルフィーユですね。


行く先の空がパーッと明るくなりました。


ここから国立公園の保護地区に入ります。禁止事項が色々でてきます。犬はリードで繋いでいても禁止、など代表的なもの3つしか書いてませんけど、かなりいっぱいあります。


間もなくひとつめの経由地であるサン・マルスランチャペルに到着です。鍵がかかっていて中は見ることができませんでした。


あれれ、せっかく晴れてきたのに・・


すぐにこんなことに(;´Д`)
谷の部分はこの繰り返しでした。


ずーっと傾斜がほとんど感じられない道でしたが、ようやく少し上り始めます。


川が2本流れていて合流することで谷がふたつ一緒になったような形の谷です。まず1本の川を渡ります。


寒くなってきて花はもうほとんどないのですが、低い辺りではボチボチみられます。遠くから見るとタンポポにも見える菊っぽいのが咲いてました。


紅葉で赤茶色の谷をズンズン進んで行くと(勾配は依然ほぼゼロ💧)、また何か出てきました。


歩いても歩いてもほとんど標高が変わらないので(それどころか下るところまであったり)イラついてきていたところでした。
えっ・・?立地といい大きさといい、さっきと一緒?(@_@) デジャヴ??キツネにつままれておんなじところグルグル回ってる??
まさかそんなわけはなくて(;´∀`)ちょっと形が似ているだけで、放牧の人が使うと思われる小屋でした。
はい、しょーむないこと言ってんと次に進みます(^▽^;)


小屋のすぐあとにこんな標識が。
これは・・・水汲んでいいですよ、飲めますよ、ってことでしょうか?そんなん見るの初めてです。
フランスの山、看板や標識がミニマリストで(景観を損なうのを嫌うようです)、看板なさ過ぎていつも迷いまくりですが、これも意味不明なちっちゃさです。


また川を越えます。今の時期、水嵩も少なくてなくても大丈夫ですが雪どけ時や、雨が続いたあとなんかはありがたいですね。


ようやく谷に別れを告げ、草原部に入ってきました。


滝になっている部分がありました。谷から出発するコースの場合、その後はこのように小川や滝にいくつも出会うことが多いです。


お天気もまぁまぁ大丈夫そうです。下の町での予報なので、それと山の天気が違う(悪い方に、大抵)ということはありがちなのでちょっと心配していました。


谷の最後の(というか地形的には初めの)部分に位置する山。岩壁を避けて場所さえ選べば直接登っていけそう(または下りてこれそう)に見えます。
今から登る山とは少し離れているので、今日ここから下りてくるとは思えませんが、頂上から、登ったのと違う面から下りることもよくあるので、行きに通った時に斜面をあちこち見て「あそこから下りられそう」というのを無意識にチェックするようになってます(^^;


おおっ、山全体がミルフィーユな山が見えてきました。
目的の山はこの左手にあり、元気さえあれば稜線を伝ってこの山に続けて行けるようなのですが、谷の部分の長さを考えるととてもそんな気にはなれません。傾斜がほとんどなかったため、行きにかかったのとほとんど同じ時間が帰りにもかかりそうだからです。最近は日が暮れるのがかなり早くなってる上、うちまで3時間半ですし…(~_~;)


今しがた登ってきた谷。
青空にはなってきているものの、谷にはガスが溜まっています。



長くなってきたのでここで一度投稿します。

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