撤退後のお手軽ハイキング&ガリビエ峠で仮免練習(^^;
前編からかなり日が空いてしまいました。10日前の日曜日に15歳の次男とお出かけした時のお話です。
目的地の3000mちょいの山(高低差約1100m)はかなりの強風と完全に行き先がガスの中だったために登り始めて30分弱で引き返して駐車場に戻って来ました。もともと仮免を取ったばかりの次男のリクエストで来たガリビエ峠道路です。先ほどまでは谷の反対側にいましたが、峠道路に入って半分ほど上がったところにある高低差400m弱のお手軽なハイキングコースを歩くことにしました。
グラン・ガリビエのすぐ隣にあるロッシュ・オリヴェラ(2662m)頂上にて。頑張っていっぱい登りました、みたいな写真ですが高低差で400m弱です(^▽^;) なにせ出発地点が既に標高高いので・・・
まだ11時にもなってませんでしたが、ちょうど山頂なので早い目の昼食にすることにしました。今まだここら辺は晴れているものの、どんどん雲が迫ってきています。一度下りてまた1時間後か2時間後にどっか適当な場所探して・・・としているとドンヨリ曇り空になってしまう可能性が高いです。
初めて買うスナック菓子。袋の写真(写真なんか絵なんかよく分からん)とはだいぶ違う💧 食べてみてびっくり。これは・・・(わたしにとっては)懐かしいカールと同じ味ではないですか!いや、チーズ&ハラペーニョ味だけあってちょっと辛いのですが、それを除けば全く一緒です。しかもオーガニックらしい✨
朝、高速を出てすぐの町の美味しいパン屋さんで買ったボーフォール(この地方の一番有名なチーズです)入りのパン。駐車場でパクっと噛り付いてしまいましたが、残しておいてよかった。 う~~おいしい(≧∇≦) 袋には地元スター(;'∀')マーモットの雄姿が描かれています(^^;
そして同じ袋の下の部分には・・(バゲット用の袋なので細長い)
こちらも地元スター(山部門)、エギーユ・ダルヴの雄姿が。この山は3500m以上あるし特徴的な形なので色んなところから見えるんですが・・・
👆ちょうど今すぐ近くにいます。直線距離で数kmといったところでしょう。こちら方面も掻き曇ってきました(;´・ω・)
さすがにまだそんなにお腹が空いていないので、にゅう麺も持って来ていたのですがそれはパスしておつまみ系のみにすることにしました。ボーフォールの農協で買ったボーフォール入りサラミ、それとは別の農協で買ったボーフォール、スペイン産の2年熟成生ハム、そしてさっきのパン屋さんで買ったリンゴとレーズン入りのパン、という顔ぶれです。
いただきます(^^♪
そういえば、このオピネルナイフもそのおいしいパン屋さんのある町、サン・ミッシェル・ド・モリエンヌの町のオリジナルのものです。オピネルはサン・ミッシェルの隣町サン・ジャン・ド・モリエンヌに本社がある地元企業なのです。
雨の予報は出ていませんが、あんまりどんよりしてしまうとドライブも楽しくないので早い目に引き上げることにします。
頂上周辺は石ゴロゴロでしたが、少し下りるとすぐに草原地帯に入ります。
ガリビエ峠道路の美しいジグザグを眺めながら下りていきます。
初めに挑戦したコースに比べるとましとはいえ、風が強くなってきているのでフードを被っています。
スキップしながら駆け下ります(^▽^;)
あっという間に駐車場に戻って来ました。ここまではわたしの運転でしたが・・・
はい、(付き添い付き)仮免練習中のマグネットが付きました✨
これを次男が忘れたので取りに帰ってて来るのに1時間近く余計にかかったんです💧これだけならガソリンスタンドとかSAの売店だとかでも売ってると思うんですが、教習所で作ってもらった練習ノートも持っておかないといけないのです(それも忘れてきてた)。
憧れのガリビエ峠道路を運転できて嬉しくて仕方がない次男。
運転練習はこれが2回目です。前回はこの日の約1週間前、仮免をとった翌日にここよりはもう少し標高の低いラ・クロワ・ド・フェール峠道路(2067m)から自宅までの2時間半の道のりを運転しました。
間もなく峠に到着します。
わたしはもう今シーズン4回目になります^^;
駐車場に停めました。日曜だというのに誰もいません・・・ツール・ド・フランスの超定番コースで自転車やバイクに大人気なのに今日は1台も見かけていません。車さえも数台すれ違ったのみでした。ものすごく風が強いのとお天気もイマイチなせいでしょう。
👇今年の6月、除雪が終わって峠道路が開通した1週間後に次男と来た時。
バイカーさんやサイクリストさんがいっぱい。順番待ちが長すぎて看板の前で写真撮影するのを諦めたくらいでした💦イタリアやスイス、ドイツなど外国ナンバーも多かったです。
今日は誰も来ないので調子に乗って道路に停めて写真撮りまくりです( ̄▽ ̄;)
そもそも、バイクや自転車でなく自動車でのほほんと上がってきたわたし達が峠道路の標識の前で記念撮影するのはちょっと気が引けるんですよね。。今日は誰もいないのでお構いなしです♬
・・・と思ったらサイクリストさんがひとり上ってきましたΣ(´∀`;)
恥ずかしいっっ。退散です💦
しかしこの強風の中上がってくるとはすごい体力です。挨拶しましたが、英語圏の方でした。
峠は県境になっていて、先ほどまではサヴォア県でしたが、こちら側はオート=ザルプ県になります。こちらの方が渇いた感じの荒涼とした風景に思われます。
大好きな道です。次男も興奮気味ですが慎重に運転します。
ツール・ド・フランスの創立者の記念碑の前を通ります。
車を降りてそのまま谷を上がっていきたくなります(;'∀')
まるで山歩きをしている最中のような景色の中を走り抜けます。どんどん標高を下げて2058mのロータレ峠(右下の写真)まで下りてきました。
さて、まだお昼過ぎです。
ロータレ峠の近くに駐車場から近い湖があるので行ってみる?と次男に聞くと賛成ということでさっそく向かいます。地図で見ていて「これなんか夕方にしか出発できない日にテント泊するのにいいんとちゃうの?」と目を付けていたのです。今日はお散歩がてら下見ということで。
県道から小さな道を上がっていきます。こんなちっちゃな村を通り抜けてまだ道路が続きます。「まだ車で上がるの?湖に着いちゃうんじゃないの??」と心配になるほど💦車でガンガン上ります(;゚Д゚)
車を停めて歩き始めます。さっきはデザートがなかったので朝にパン屋さんで買った菓子パンを食べながら歩きます。
こんなの。オイチイ(≧∇≦)
バターたっぷりブリオッシュにカスタードクリームが入っています。クロワ・ド・サヴォアといってサヴォアの旗にある十字架をイメージしたお菓子でこちら方面のパン屋さんお菓子屋さんには必ずといってよいほどおいてあります。
高低差100m以下なので15分もしないうちに着きました。湖自体はどうってことないですが・・・(曇って来てるので景色もきれいに見えないのかも)
谷の奥にエクラン国立公園の3000m級が連なっているのは日の出や日の入りが美しそう、ということで「遅くに出発した時のテント泊の行き先」にめでたく?リスト入りしました。今年はさすがにもう寒いし今週末にはこのあたりにも雪が積もりそうなのでまた来シーズンのお楽しみです。
湖には5分ほど滞在しただけですぐ駐車場に戻ります。
ローズヒップと麓の村の教会。
ロータレ峠から高速に入るグルノーブルまでの道はこんな峡谷の部分もあります。日本の山ほどではないですが紅葉がきれかったです。
5分ほど休憩した駐車場近くにあったミニ礼拝コーナーが。お地蔵さんがところどころにあるのと似ています。
高速をあと30分ほど残したところで2時間半以上運転してお尻が痛くなってきた次男と交代しました^^;
強風と曇り空で山歩き自体は不完全燃焼だったとはいえ、お出かけ全体としては楽しい1日になりました。何よりも、憧れのガリビエ峠道路を運転出来て嬉しそうな次男を見るのはこちらも幸せな気分になりました(*'▽')