フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ヘロヘロになって到着したガリビエ峠

先月末の4連休の初日に、昨秋に続いて2度目のチャレンジをしたガリビエ峠サイクリングのお話です。


標高715mのサン・ミッシェル・ド・モリエンヌを出発、1566mのテレグラフ峠を経由。スキー場のある町・1400m台のヴァロワールまで下りた後、ガリビエ峠道が実質的に始まるプラン・ラシャという1900m台の地点に到着しました・・・というか、キツすぎて足つき・・・どころか、7~8分間ガッツリ休憩してしまいました(^-^;


雲が出てきています。山スキーやハイキングだと、曇っていたら残念・・・と、感じますが、夏の場合、自転車的には「登りが楽になって嬉しい」と感じます(個人差はあります😅)
奥の山肌に、これから登る峠道の道路の形が見えています。


10分くらい登っていったところの、ヘアピンカーブの内側にサイクリストさん達の写真を撮るカメラマンさんが陣取っていました。撮った写真をインターネットで販売するのです。


走って来て渡してくれたお店のカード。
アドレスに帰宅後、アクセスしました。


サイトに行くと、日付順に写真が出ていました。
なるほど、プロのカメラマンだけあって、上手です✨
1枚14ユーロ、とそこそするので、買ってないけど😅


プラン・ラシャから苦しみつつ登っていましたが、平均勾配9パーセントが続き、キツくなって再び足つきしてしまったシャレ―が何軒か建っている2300m台の地点。


ところで、この時期はガリビエ峠への道路は正確にはまだ開通していませんでした。
これは、峠道の手前にあった看板です。
峠の少し下にあるトンネルは除雪が終わっているので、峠への道路の最後の部分が除雪されていなくても、反対側に行けるのです。


問題の地点に来ました。正面が、通行止めになっている峠へと向かう道路です。
道路の上の方を歩いているサイクリストさんもいれば、下りてきたサイクリストさんもいます。聞いてみると、車やバイクは禁止だけど、徒歩の人やサイクリストはOKみたいです。
バリケードの横から入ります。
上から見ると、こうなっています👇

ピンクが今いる地点。青が峠を通らなくても、反対側に行けるトンネルです。
ところで、見ていただくと分かるように、通行止めにはなってるものの、道路の方は、かなり乾いています。


最後の方は、確かに除雪が終わっていなくて、自転車を押して歩くことになります。


苦しかったけど、何とか峠に到着✨


峠まで3時間49分もかかってる😓(距離35,7㎞、獲得標高2050m)
しばらく自転車を押して歩いたので、少し余計に時間がかかってるのもあるかもしれませんが・・・


峠の景色を360度ぐるりと👇

ガリビエ峠 2022年5月末
車やバイクは通行止めで峠までは来られなかった時期だったため、サイクリストさん達オンリーで、皆「成し遂げた感」で上機嫌。知らない人同士で和気あいあいとおしゃべりして最高の雰囲気でした。


峠&ダウンヒル編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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