フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

リハビリスノーシューハイキング 雲の上へ

12月中旬のリハビリスノーシューハイキング記です。
複雑骨折があまり治っていないので骨折前のようにはガンガン歩けません。森の部分などを登らなくてもよいダイレクトに景色の良い標高の高いところから歩き始めるのが定番になっています。


除雪が終わる最終集落、レ・クール村から歩き始めました。標高1700m弱あります。
行き先は雪のない季節に一度行ったことのある小さな湖、ポンテ湖かもう少し高い位置にあるちょっとした山頂、エギヨンのどちらかにしようと思っています。途中までは同じ道なので、足首の具合など見て決めるつもりです。


直前まで雪が降っていたので、木の枝も真っ白です。気温は低いままでもしばらく日に当たっていればすぐに融けてしまうので、しょっちゅう雪山には来ていても案外見られない光景なのです。


雲の境界線が刻々と変わるので、靄に飲み込まれたり、いきなり視界が開けたりの繰り返しです。


寒々しい景色の中、ザクザクと歩きていきます。幸い足首の具合はいいです。


振り返った景色。太陽が昇ってこようとしています。


右手を見上げた景色。


景色は素晴らしいけど、歩くのはかなりしんどいです。なにせ新雪なのでこのズボズボ具合・・・スノーシューはそこまで沈まないけれど、ストックは半分以上雪に埋まってしまいます。


そして、かなり寒かった(;´・ω・)
歩き始めがマイナス7度、日中の最高気温もマイナスのままでした。


さて、湖に行くか少し標高の高い頂上に行くかの分岐地点に来ました。雪のない季節はここまで車で来ることが出来ます。
どうしよう・・・湖だと車を停めた地点からの高低差270mほど、頂上だと400mくらいのようです。


標高が低い湖らへんは雲の中、しかもどうせ湖は雪の下で見えません(^^;)
足首の調子も良いので頂上を目指そうと思いましたが、間もなくそちらも雲に飲み込まれてしまいました。


そのどちらでもない、湖と頂上の中間位を柵のようなものが張ってあり、頂上よりも高い別の稜線へと向かっています。稜線は雲からしっかり出ているのでそちらに向かうことにしました(≧∇≦) 写真は登ってきた斜面を振り返ったところです。


ローズヒップが雪に埋まってます・・・
これ、野生のバラなので棘がしっかりあるから雪用パンツとか破かないように注意です。


まさに雲の後ろから出てくる寸前の太陽とわたしの足跡。


これも振り返って。
谷の反対側の山々は3800~3900m台です。


右手の景色。湖は調度この雲の真下にあります。湖を目指さなくて良かった(^▽^;)


しつこく自分の足跡を振り返って。
実は「特にハイキング道ではない斜面」を骨折以来初めて歩きました。こんな緩やかな斜面だけど感無量です。


右端にちょこんと写っているのが行く予定だったミニ頂上です。林道が続いているのでスノーシューでも歩きやすいようでした。


とりあえずその日向まで行こう・・・


振り返るとこれ😻😻
大して登ってないのにスゴイとこにきた感じがします🎵


ケルンがあるところでこの日デビューしたドイターの中サイズのザックを記念撮影。


ちょっと早いけど、この雲海、いつまでもあるとは思えないのでここでランチにしたい思います(≧∇≦)



大して登ってないけどテンション高くて写真撮り過ぎたのでここで一度切ります。
読んでいただいてありがとうございました。

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