フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

逆子の仔牛ちゃん

2日前のお話です。ネット環境がすこぶる悪く、結構忙しいこともあってなかなかブログの更新が難しいです。
皆さんのブログにもあまりお邪魔する時間がなくてごめんなさい💦


いつも通りの朝。6時45分ごろ牛舎に下りて牛さん達のお世話を始めました。


お腹の大きな子が2頭いるので夜に一度気になって牛舎に見に行ったのですが、悠々と寝ていて問題ありませんでした。


しかし、この朝搾乳時にその2頭とは別の子が産気づきましたΣ(゚Д゚)


しかも逆子ですかいΣ( ̄□ ̄|||)
脚が出てきています。
農場主のSさんを呼びに行きました。


逆子も時々あることなので慣れているようです。両足にロープを括り付けました。
ロープを力いっぱい引っ張りますが、なかなか出てきません。
専用器具の登場です。


これで牛さんのお尻を押さえつつ、ロープは器具の反対側に引っ掛けて引っ張ります。


尻尾をバタバタさせるので押さえる名誉ある役割をこの後わたしが引き続き承りました(^▽^;)
3人がかりで頑張りますが、出てきません。どんどん時間が経過し、死産の可能性も出てき、緊張感が伝わってきます。


えいや~~(って誰か言ったかは定かではありませんが😅)
ズルンと出てきました(≧∇≦)


出てくるのに時間がかかったので仔牛ちゃんがぐったりとしています。
Sさんが顔や体をパシパシと叩いて目を覚まさせ、口の中に入っていた胎盤の一部らしきものを引っ張り出し呼吸を確実にしていることを確認します。


「大丈夫、無事だ!!」
緊張の糸がほぐれました(´▽`) ホッ


か。かわいい・・・


こうやって干し草で体を拭いてやります。


この幸せな作業を引き続きさせてもらいました。農家の飼い犬、オリちゃんがやってきました。


オリちゃんはきっと大勢の仔牛ちゃん誕生を見てきたことでしょう。


出産を終えたお母さん牛。
難産だった割に、案外元気そうで安心しました。


つぶらな瞳✨


お母さん牛のところに連れていきました。
ずっとペロペロと体じゅうを舐めてやっていました(´▽`*)


最後に可愛くない写真ですみません(;^ω^)

仔牛のへその緒をイソジン消毒したので手が黄色😅



お読みいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する