避難小屋に置いてある色んなもの
友人Oさんと避難小屋に泊まってハイキングをした時のお話です。
標高1688mの地点にあるロシャサック避難小屋。
5年ほど前に建て直されたというだけあってとても快適です。
エコトイレが少し離れたところに建っています。
屋根裏が寝室です。マットレスもビニールのカバーがあり、比較的清潔でした。
10人位寝られるスペースがありますが、週末だったしふたつほどグループが来たらいっぱいです。万が一、満員だった時のことも考えてテントやマットレスも持って来ていましたが使わずじまいでした。
ちなみに毛布も何枚かありました。
屋根裏から降りるのに、梯子の代わりの木を彫ったちょっと怖い階段。
落ちないように慎重に・・・
日本の避難小屋に泊まったことがないのでよく分からないのですが、フランスの避難小屋には大体、以下のようなごちゃごちゃしたものが置いてあります。
食器、調理器具、調味料。
ただしガスや水道、電気はありません。ガスボンベの調理台がある避難小屋も見たことがありますが、ガスが常に入っているという保証はないので自分でバーナーを持ってくるのが安心です。また、薪ストーブを付けたら、ストーブの種類によっては調理にもある程度使えることもあります。
ここもそうですが、小屋の外に水場があることが多いです。
ボウルがやたらと可愛かったので並べてみました。
奥には薪ストーブが写っています。今回寒くなかったので、点けることはありませんでした。ここは森が遠くないので木を拾うのも楽そうです。
パスタやインスタントスープの類がありました。
小屋を使った人が置いていくことが多いみたいです。わたしは置いていくことも使うこともほとんどありません。
プラスチックのケースに入っているのはネズミ対策です。避難小屋は大体どこもネズミ(とても小さなやつ)が出るので、食料は密閉保管する必要があります(^-^;
もう一つのケースを開けてみると、これでもかと言わんばかりにティーパックが詰め込んでありました。一体何事!?💦
さて、それらの食料や飲み物のお世話にならずに持参したもので朝ご飯です(^^;)
昨日夕ご飯を食べたのと同じ外のテーブルで。
朝ご飯のあと、洗い物をしてからハイキングに出発しました。奥の稜線から日が差してきました。大きな荷物は小屋の中に置いておきました。
45分ほど登った地点で振り返って。
Oさん。
この辺りは地元なので何度も来たことがあるそうです。
途中から急に石ころだらけのザレ場になりました。
奥が峠になっています。
こんなザレ場にも健気に咲くお花が。
2000m弱の峠に到着しました。
Oさんが遠くの山の説明をしてくれています。
峠から、稜線を登ります。
いきなり急斜面です( ̄▽ ̄;)
午後編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。