フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

スノーシューとスキーで一緒に散歩した

昨年の夏の終わりに山の中で知り合ったBさんとは、秋に2度、避難小屋に泊まるハイキングに一緒に行きました。


先月下旬の週末、久しぶりに一緒にハイキングに行くことになりました。
Bさんちから近いエリアのお山に行くので、土曜日の夜におうちに寄せてもらいました。
地元サヴォワの白ワインで再会に乾杯。
うちの中にいるのになぜかオピネルが登場する・・・😅


朝ご飯にもアウトドア用にしか見えないナイフが(^_^;)


Bさんの住むアパートの駐車場。
ハイキングの出発地点までは30分弱だそう。Bさんの車に荷物を移します。


最後の積雪から半月以上経っていた時期だったと記憶しています。その割に標高900mくらいの地点でこのくらいの雪が残っていました。サヴォワ地方などのフレンチアルプス北部では南部に比べて12月中の積雪が多く、1月は寒かったのでいい状態で残っていたようでした。


バリオズ峠。って聞いたこともない峠ですが😅1000mそこそこで、ここから山スキーやスノーシューで散策することもできるようでした。わたし達はもっと標高の高い道路の行き止まりまで行くみたいです。来たことのない場所なので楽しみ♪


日曜日だけあって多くの車が路駐している道路の最終地点。ノルディックスキーのコースがあり、その周辺の森や稜線をスノーシューやスキーでハイキングできるようになっているそうです。地域的にはベルドンヌ山塊に入るみたいです。


車を停めたのは標高は1427mの地点のようです。
目的地は1926m、途中のアップダウンを数えると約600mの高低差、9㎞ほどのコースになるみたいです。


Bさんは山スキーはしないのでスノーシューでもスキーでも行けるコースを選んでくれました。以前はスキー場でのスキーは好きだったそうですが、事故に遭い大きな怪我はなかったものの、トラウマになってしまって今はスキーをする気は起らないそうです。


ノルディックスキーの出発地点にコースの案内があります。
多くのハイキング客が出発準備をしていましたが、山スキーよりもスノーシューの人の方が多いようでした。


こちらはノルディックスキーのコースで・・・


ノルディックスキーのコースの周辺は冬はスノーシューや山スキー、夏はハイキングのコースになっており、色んなコースが提案されています。
Bさんは何度か来られていて、コースをよく知っておられるようなので安心です。


森の中の比較的幅の広いハイキング道です。時々、木々の間をショートカットしつつ登っていきました。
駐車場に多くの車が停まっていたので、どんなに混雑しているかと思ったけど、さすがに森は広いしコースもいくつもあるので、そこまでハイキング客にはすれ違いませんでした。


ライチョウの一種、テトラ・リールの生息地なので通らないでください、というエリアが時々ありました。


40分ほどで森を抜けました。奥に見えるのは、シャルトル―ズ山塊(右)とヴェルコール山塊(左奥)。どちらも、城壁のように南北に細長く伸びた山塊です。


この後も少しもみの木がありますが、スカスカした生え方です。
遠くの山が見えてきて、テンション上がります♩


そして、日向になろうとしているのも嬉しいです(*´▽`*)


幅の広い稜線に出ました。
ベルドンヌ山塊のカッコいいお山がずらーっと並んだ前でBさんに撮ってもらいました。ちなみに新しく買ったBCスキー用ザックです。
正面には、かつて登ったことのある山頂もありました。わたしはこの場所は初めてで、Bさんに教えてもらわなかったら、それは自分が登ったことのある山ということは分かりませんでした(^-^;
これ👇

今歩いているのが、ピンクで斜線を入れた部分の稜線だと思います。
ピック・ド・ベル・エトワール、「美しい星」というロマンチックな名前の2718mの山頂でした。わざわざ遠い駐車場から出発し。距離20㎞、高低差1800mというしんどい周回コースでしたが、途中にとんでもなく美しい(わたし好みの)湖があったのでした。
山スキーなら1500mくらいまでは登れると思うけど(下りは歩かなくてよいので)、夏山では足首を悪くした今ではとても無理なコースです・・・


後半に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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