イズラン峠、両面登ってみた
昨年10月、冬季閉鎖される前日に初めて登り、今年の初夏に1度登っているヨーロッパで最も標高の高いイズラン峠道。
今回は初イズラン峠になる友人Oさんとのチャレンジで、峠から近い町(距離で20㎞くらい、高低差で1100mほど)から出発する代わりに、峠道の反対側にも下りて登り返す計画です。
登り返し中。
麓の村のヴァル・ディゼールは有名なスキー場で、個人的なイメージでは、結構な高級リゾート地です。
Oさんは日向で軽く昼寝してから追いかけるから、ということで先に出発しています。
こういう場所は、ゲレンデになるんでしょうね。
Oさんがなかなか来ないので、ほんとに爆睡しちゃってるのか?と不安になり、時々眼下に見える道路を確認します(;^_^A
かなり疲れてしまって、峠まで5㎞の地点でOさんを待つという口実で、思いっきり足つきというか休憩しました(^-^;
着ていた上着が暑すぎて、脱いでハンドルに括り付けました。
うっとおしいけど、ウエストポーチにはウインドブレーカーやカメラなどが入っていてスペースがありません(-_-;)
水を飲む影。
最後はヘロヘロになって峠に到着しました。
夏は混んでいる駐車場も、がらんとしています。
おっ、フェッラ~リです✨
相変わらず峠は風が強いので、先ほどランチ休憩をしたのと同じように、カフェテリア(閉店中)の壁を風よけに座っているOさん。
好き過ぎる峠にて、最後に1枚・・・
さて、車まで下りて行きます。
長ーいダウンヒルです。
下り始め
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Col de l’Iseran l’automne 3
2019年にツールドフランスが通った時に描かれたイラストが、消えかかりながらも少し残っています。
その少し下
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Col de l’Iseran l’automne 4
峠の2㎞くらい手前の平均10%のちょっとしんどい区間です。
この辺りも好きな場所です。
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Col de l’Iseran l’automne 5
わたしがトロいので、時々待っててくれるOさん(;^_^A
その場所で一枚撮ってもらいました。
背景に写っている道路も、結構しんどい辺りです。
全体的に傾斜はこちら側の方が険しいです。
え、なに?
Oさんの自転車がひっくり返ってるけど・・・
放牧に、というか農業に興味のあるOさんが搾乳ハウスを見に行っていたのでした(;^_^A
途中、1㎞ほど傾斜がとても緩くなります。
登りで、救われる場所です(^▽^;)
峠に一番近い村、ボヌヴァル・シュル・アルクが見えてきました。
「フランスで最も美しい村」のひとつに選ばれている可愛らしい村ですが、今回は素通りします。
この村を抜けた後は、駐車場まで6~7㎞です。
車まで戻ってきました。
やれやれ、思った以上に疲れました。
この日の記録
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矢印がイズラン峠です。
距離で68,4㎞、獲得標高は1941mでした。
行動時間は4時間27分ですが、ランチしたり、ヴァル・ディゼールで昼寝(Oさんが)したりと、サイクリング自体はもっと長くかかっています。
ストラバの3D画面で
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なんかワクワクしますね~!?
飲み水を汲むOさん。
長々と書いたサヴォワ遠征記はこれでおしまいです。
お付き合いくださった方、ありがとうございました。