フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ピクニック&農協ショッピング(^^♪

峡谷沿いの県道を離れ、ピクニックに最適な眺望の良い高台にやってきました。


サラミを切るのはいつも次男の仕事です。
当てずっぽうで来た割にはとても気持ちのよい場所が見つかって良かったです。峡谷道路はアドベンチャー感いっぱいでとても楽しかったのですが、ピクニック向けの場所はおろか、駐車場さえほとんどなかったのでした。


クーラーバックから冷えたビールを出してきました♪
仮免ドライバーで16歳の次男は抜きで乾杯です( ̄▽ ̄;)


あれ!?

ナイスタイミングで背景に蝶々が(≧∇≦)


遅い目のランチをたっぷりと頂いた後は凧揚げをして遊ぼう~


・・・しかし風が少なくてあまり揚がりませんでした。


今上がってきた道路をそのまま進んで行きとは別の道から帰ることもできますが、今来た道の方がずっと景色が良さそうなので往復することにします。


奇麗な景色の道を運転するのが大好きな次男もこの辺りの道路がすっかり気に入ったようで、「○○から県道○○号線で○○まで・・」となどスマホに記録していました。


峡谷まで戻ってきました。帰り道に寄っておきたいところがあります。先ほど前を通った時はお昼休みで閉まっていたのでした。


ヴェルコール地方北部のの中心となる町、ヴィラール・ド・ランスの農協「ヴェルコール・レ(lait レは牛乳)」です。特別乳産業が盛んという印象を持っていなかったのですが、とても立派な建物です。


乳製品以外の地元名産品もたくさん置いています。フレッシュチーズ入りのラビオリもそのひとつ。ヘタウマな😅マルモットとシャモアのイラストの可愛らしいパッケージです。


胡桃の商品もあります。オイルと蜂蜜入りスプレッドを買いました。


さて、肝心のチーズですよ(*´▽`*)

右上がここのメイン商品、ブルー・デュ・ヴェルコール・サスナージュです。これと硬質タイプのチーズ、隣の県(県境がかなり近い)の山羊乳チーズ・ピコドン、フレッシュな山羊乳チーズに胡桃と胡麻をまぶしたもの、同じくハーブとニンニクをまぶしたものを買いました。


ブルー・ド・ヴェルコール・サスナージュとピコドンはAOP(原産地呼称制度)に保護されているチーズですが、他にここの地方にはサン・マルスランとサン・フェリシアンという有名なチーズがあります。どちらもリヨンではよく食べられていますが、農協製のものはまず売っていないのでこれもふたつずつ買いました。


結構混んできました。地元の人とツーリストと両方っぽいです。例えばわたしたちのすぐ前にいたバイカーのカップルはオランダ人でした。


レジには昔の農協の写真が飾られていました。


この地方にはお気に入りの農家があり、夕方は5時からチーズを買うことが出来るのですが、農協で結構買い込んでしまったのでこのまま帰途につきました。


前述のチーズや胡桃オイル、胡桃スプレッドの他にヨーグルト、サラミやこの地方の名産品「カイエット」を購入しました(^^♪
カイエットとは豚肉、ハーブやホウレン草を豚の腹膜でくるんだものです。温めて食べることもできますが、一度火が通っているためそのままでも食べられるのでピクニックに便利です。


ヨーグルトの容器。可愛いんだか何だかよく分からない牛さんとやたら忠実に描かれたヴェルコールの山並み(*´ω`)


何種類かあったサラミの中から選んだのは名産の胡桃入りのものとブルー・デュ・ヴェルコール・サスナージュ(チーズ)が入ったものです。結構乾燥して固くなっているのでもう食べ頃です。柔らかいものは好みじゃないのです😅


サン・マルスランとサン・フェリシアンは食べやすい牛乳製のチーズ。一般的に後者の方が脂肪分が高い分、クリーミーになっています。


この日は元々、ルブロッションチーズの里、オート・サヴォア県のアラヴィ峠周辺にドライブ(&お気に入りの農家でお買い物)と思っていたのですが、お天気の都合で急遽こちら方面になりました。
予定していたのとは全然違う景色を楽しみ、違うチーズを持ち帰ることになりましたが、とっても満足のいくお出かけになりました。



今日もお付き合いくださってありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する