フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

峠の(第二の)我が家で迎える朝

勝手に第二の我が家ということにしている友人Fさん夫婦のところにお泊まりした時のお話です。


朝、ご夫婦の飼い犬フィルーくんがゴソゴソしてる音が聞こえたので、呼んでみると2秒でやってきました♩


とっても人懐っこいのです💖
呼んでも全然来ない友人Oさんちのわんこラフィちゃんとえらい違いです。


ナデナデするとうっとりした目つきに。
たまりません(*≧∀≦*)


Fさん夫婦が来られて薪ストーブを点けてくれました。このまま一日中この子と暖かい部屋でゴロゴロしときたい(⌒-⌒; )


しかし、今日は天気も良いみたいでご夫婦とそとあそびの予定です♩
ベランダからの絶景✨


フィルーくんもベランダに出てきました。


朝ご飯♪( ´▽`)
手作りアプリコットジャムと栗の木のハチミツに農家製バター✨コーヒーをたっぷりといただきます。


近くの村で頑固爺さんが石窯で焼いているという天然酵母パン。袋のはわたしがお土産に持ってきたものでアーモンド入りのビスケットです。


今朝はスキーでハイキングに行く予定ですが、出発地点まですぐなので、朝ゆっくりできるのがいいです💖


さてと、急で怖い朽ち果てかけの(失礼😅)階段を降りて…


スキーの準備をします。


わたしの板と靴を車に取りに行きます。


Fさんの車に全員のスキー用品を詰め込みました。


出発(*゚∀゚*)
どんなところに連れて行ってくれるのか楽しみです♪


 

10分ほどで隣村の外れの駐車場に到着しました。ワゴン車が2台停まっています。


エクラン国立公園のロゴが入っています。
ここらへんは谷の片方は国立公園になる境界線のエリアなのです。


国立公園の職員の方たちが山スキーの準備中です。
伺ってみると、雪崩救助の研修なんだとか。フランスでは警察または憲兵隊の山岳救助隊が遭難者や怪我人の救助にあたりますが、国立公園の職員の方たちも知識や行動力を求められるのでしょう。


わたし達は職員の方たちとは別の方向に出発…えっ⁉️まさかの下りからの出発のようです💦イヤなパターンだけど仕方ない_| ̄|○


次回に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

峠の(第二の)我が家へ

第二の我が家であるかのように、時々泊まりに行っては寛がせていただいている素敵なおうちがあります。ブログにも何度か書いているので覚えて下さっている方もあるかと思います。


この方👇のおうちです。

酪農をしている知人Sさんがチーズ作りを始めるにあたって伝統な製造方法を教えに来ていたFさん。Sさんの農家で1年ほど前に知り合いました。上の写真は凝固した牛乳を水切りして型に詰める作業を披露中のFさん。


第二の我が家⁈Fさんちがあるのは峠のすぐ近くです。
とっても分かりやすい峠の形をしているロータレ峠は夏も冬も美しく、お気に入りの場所のひとつです。夕方で空の色が特に綺麗でした^^


峠にて。
この辺り、標高2000m以上あるというのに年間を通じて開通しているし(悪天候で一時的に閉鎖されることは時々あります)、道路の状態も良く重宝しています。標識にあるように、大半の部分は制限時速90kmです。


しかし景色がとびきり綺麗なこの辺り、90km/hで走り去ってしまうにはもったいな過ぎるので大抵かなりゆっくりと運転しています。


我が家(もはやそのつもり😅)のある集落のすぐ下まで雲海になっています。


30分ほど前に電話をしておきました。集落の入り口に差し掛かると、丁度Fさんが愛犬フィルーくんと徒歩で迎えに来てくれました。村の中の道は狭く急でおまけにあまりちゃんと除雪されてなくて怖いのでFさんに運転してもらいました(^◇^;)


築300年以上という年季の入った民家です。
着いた時は薄暗かったので翌朝撮りました。


これまた朽ち果て直前(失礼💦)っぽい階段(⌒-⌒; )
しかもめちゃ急です。古城か牢獄跡でも見学しているかのようです。



しかし居住スペースは結構快適です。
こじんまりとした使い易そうな台所。


薪ストーブがついていました❤️


ベルジェ・ピレネアンという品種のフィルーくんは11ヶ月。初めて会った時の倍くらいの大きさになりました。


ここのご夫婦の優しいけど飾らない人柄が心地良く、お言葉に甘えて何度も泊まりに来ています。
夕飯のスープに入れるジャガイモの皮剥きをしながら近況報告をしあいます。


奥さまのCさんがワインを2本持ってきました。
まずは開いているイタリアの赤ワインを頂くことに。


ピエモンテ地方、ヴァレ・ダオスタの有機栽培の赤ワインは今までに飲んだことのない一味変わった、しかし美味しいものでした。
サラミは大きいものは仏東部ジュラ地方のスモークのもの、小さいほうのはわたしが手土産に持ってきたお気に入りの肉屋さんのものです。
ご夫婦と会うのは10月以来だったので、色々話すことが溜まっていてあっという間に時間が過ぎていきます。


地味ながらとっても美味しい野菜スープ。
ジャガイモとポワロー葱はお庭で作ったものだそうです。2回もお代わりをしてしまいました。


おふたりが以前住んでおられたジュラ地方の名産チーズ、コンテ。


パンはおうちにもありましたが、わたしも買ってきました。スパイスとドライフルーツ入りのものです。


デザートにはリンゴのタルトを焼いてくれていました。


生地から手作りの素朴でおいしいタルトでした。
Cさんが作ったのかと思ったらFさんだそうです💖


食後はDVD鑑賞の時間です。
牛さんのドキュメンタリーまたは牛さんのドキュメンタリーという選択肢🤣
Fさんの牛さん達と同じ品種、エラン(黒い方)のDVDをチョイス。ここのおうちにはテレビやモニター画面がなく、プロジェクターで観ました。


快適なベッドをありがとうございます♪
2日目に続きます。


お読みいただいてありがとうございました。

カリスマ仮免運転手を卒業

15歳の終わり頃から「付き添い運転制度(conduite accompagnée)」を利用して2年ちょっと仮免運転をしてきた次男が今月、免許試験を受け一度で合格しました(*^^*)


30点満点の26点でした。20点以上で合格なのでなかなかだと思うのですが、「もっと良い点数が取れてたはずなのに…」と満足していない様子(@_@)


学科は15歳の時に受かっていました。


日本は免許試験に受かるとその日に免許証がもらえた気がするのですが、フランスはさすが😅2、3週間かかるので、後日書き留めで送られてきます。それまでは1枚目の写真の試験結果の紙が免許代わりです。


(2018年秋)

仮免で初めて公道を運転する直前の一枚。顔が幼く赤ちゃんそのもの♡・・ですよね?
後部座席でふざけている長男は当時まだ免許がありませんでした。
この日、標高2000mちょいのラ・クロワ・ド・フェール峠から自宅までの約200キロ(うち半分は高速)を運転しました。


仮免マークと仮免ノート。
第一回の行程が象徴しているように、2年間アルプスの峠道路を仮免マークを付けて散々走りました。全部で14あるフレンチアルプスの2000m以上の峠道のうち13を制覇(^◇^;)、しかもうち半分くらいは複数回走っているという珍しい仮免運転手だったと思います。


2019年夏、ガリビエ峠。
わたしが事故後、運転出来なかった半年以上の期間は我が家で唯一の運転手として大活躍してくれました。


ヨーロッパで一番標高が高いイズラン峠道。同じく2019年夏。


南仏の峠道でポルシェに乗ってる20代の友達に偶然遭遇(わたしは知らん人です💦)
高校生のクセに仮免のクセに付き合いが広い(◎_◎;)


仮免仮免と連呼してたけど、それももうお終いです。
なんか寂しいけど⁉️念願の運転免許おめでとう、次男(*^◯^*)


お読みいただいてありがとうございました。