フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

サイクリング&テント泊の旅・2泊目朝

この夏の定番アクティビティになった気がする「午前中はサイクリング、午後はボーっとしたり、ハイキングしたり、夜はテント泊」。
これは5月末のフランスが4連休だった週末ですが、そのパターンで2泊3日で旅をしました。
1日目はガリビエ峠、2日はイゾアール峠というどちらもツールドフランスの常連コースの峠をサイクリングしました。


2泊目の夜、星空の下でのマイ・テント。
こういう写真をよく撮っていますが、夜中に暖かいシュラフから出てテントから離れて写真を撮るというのは、実はかなり苦痛なことなんです(;^_^A
しかし、 この週末は暑くて、標高2200~2300mくらいのこの場所でもそんなに寒くなかったので、大した思い切りなしに、テントから出ることが出来ました。


コンデジなので、一眼レフみたいには撮れないけれど、ものすごい数のお星さまだったので一応一枚載せておきます。


朝5時過ぎ。
テントからの景色。


例によって、テントから(そしてシュラフから)出ずに、朝一番のコーヒーを飲む、の図。
いや、決してこの朝は大して寒くなかったんですけどね・・・それでもちょこっとは肌寒いので、シュラフから出るのはちょっと躊躇します(^-^;


前の晩に平たい大きな石の高さと傾きを調整して作った手作りテーブル!?で朝ご飯にします。


パンは、前日の朝に自転車でイゾアール峠を登る直前に、麓の村の食料品店で購入したものです。
この村や周辺にはパン屋さんは全くなくて、少し離れた別の峠道、アニエル峠(フランスで2番目に標高が高い)の麓にあるパン屋さんから配達されています。
この辺りはすごい田舎で、夏冬に観光客は来るものの、人口はとても少なくて、通年で営業している商店がほとんどないんですよね・・・

その食料店はかなり貴重な存在で、地元では結構有名なのです。 


ジャム代わりに、リンゴのコンポートを乗せて食べました。


寒くもなく気持ちのよい朝で、ダラダラしたい気持ちでいっぱいなんですけど、暑くならないうちにサイクリングをしたいので、そろそろ撤収を始めなければ。
しかし、決してスピードは速くなく、2杯目のコーヒーを飲みながらボチボチ片付けています。


サーマレスト(右下)さえきちっと巻けたら、勝ったも同然です✨


ペグとすみれ。


特に地図に載っているようなハイキングコースではなかったけれど、何となく道にはなっていました。


ひたすらお花だらけでした。


湖畔で待っててくれたデミたんのところまで下りていきます。


さて、今から麓の村まで下りていきます。
途中、キャンピングカーや車中泊のバンが何台か停まっていました。7、8月にはもっとたくさんのキャンピングカーが訪れます。ちなみに、峠の反対側はメルカントゥール国立公園になるので車中泊やテント泊は禁止(テント泊は道路から徒歩1時間半以上離れた場所で18時~翌朝8時まではOK)されています。


距離はそこそこあるものの、傾斜は決してきつくない印象の峠道なのですが、看板を見ると「9㎞に渡り勾配10%」とあります。マジかよ💦💦


麓の町、ジョジエまで下りてきました。
標高1220mになります。ここからボネット峠(2715m)、そしてその続きに作られている2802mの地点まで登りたいと思います。


道路の具合は、こんな感じらしいです👇

ヒルクライム専門サイト、クライムファインダーより。


サイクリング編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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