サイクリストの聖地、アルプ・デュエーズに登ってみた
ツール・ド・フランスの山岳ステージでお馴染みのアルプ・デュエーズ。
峠道ではなくてスキー場への山道です。スキー場に向かって登るということにイマイチ魅力を感じず、今まで見て見ぬをしてきました。
しかし、うちから比較的近いところで、登っていない有名な山道がいよいよなくなってきたので、先月チャレンジしてきました。
山道の様子👇
ヒルクライムの専門サイト「クライム・ファインダー」より。
麓の町、ル・ブール・ドワザン(標高715m)からアルプ・デュエーズのゴール地点までは約14㎞、1118mの高低差で、平均勾配は8%。
最後のほぼ平たい部分を除いた12㎞だと、8,60%になるようです。
それにしても、スキー場までの往復って、いくらツール・ド・フランスで有名な山道だとしても、面白みに欠けるな・・・と、出発前に朝ご飯を食べつつ検索してみると、アルプ・デュエーズから、ある峠に向かって、さらに続いている山道があるようです。そして、往復せずとも、周回で下りることが出来るそうです。
よっしゃ、これに決まりです(^^♪
ブール・ドワザンの町中の駐車場に車を停めます。
自転車の車輪を取り付けて、出発です✨
アルプ・デュエーズは、21あるという連続したヘアピンカーブが有名です。
山道には「ゴールまであと〇㎞」というサイクリング用の道しるべとは別に、そのカーブがいくつ目のそれなのかが、分かり易く書いた看板がありました。
もちろんしんどかったけれど、意外なことに、そこまで死にそうになることはなく、足つきなしでアルプ・デュエーズに到着しました。
感覚からすると、その前の週末に登った、5%だけど30㎞(約1400mUP)続く山道よりも、ずっと楽でした。
街中の駐車場を出発して、1時間37分でした。
ツール・ド・フランスでの最短記録は、伝説のサイクリスト、マルコ・パンターニの37分35秒だそうですΣ(´∀`;)
メインの登り坂の部分約12㎞は1時間23分。
誰もいなかったので、テーブルにカメラを乗せてセルフタイマーで撮りました。
この時もまだスニーカーです、残念ながら(;^_^A
後ろには、アルプ・デュエーズがツール・ド・フランスに組み入れられたステージで1位だったサイクリストの名前が書いてありました。ちなみに、今年ののツールでも、7月14日の行程のゴール地点になっていました。
マイ・バイクの映え写真を撮っておきました。
本日のおやつは、パステル・デ・ナタ。
スーパーのリドルのパンコーナーで売っているものです。皮の部分が胸焼けしそうな不思議な味がする以外は、全体的には悪くないので、ごくたまに買っています。
ところで、ここまでの道路にずっとあった「ゴールまであと〇㎞」という道しるべの最後のやつ「到着!」ってのを見てないんだけど・・・
ここで停車したのは、外国人サイクリストさんがこの場所でセルフィーしてたので「ここがゴールなんですか?」と聞くと「多分ね」と答えたからなんですが、こんな立派な感じのツール・ド・フランスコーナーになってはいるものの、看板がないのはおかしいな、と周りを見て回ると・・・
ほんの数十メートルの地点に、最後の「到着」の看板がありました(;^_^A
でも写真的には、先ほどの場所のほうがずっといいです。
スキー場内は道がごちゃごちゃしていて分かりにくいため、ロータリーや交差点にはこういう看板も時々ありました。
さて、休憩もしたので峠を目指したいと思います。
この続きは、もうサイクリング看板がないので普通の道路看板とGPSを確認しつつ進んでいきます。どうやらスキー場内を抜けるようです。
スキー場を離れて、いい感じの景色が広がってきました。
あれあれ、平たいのはまあいいとして、下りの部分も多いのね・・・
峠の方がアルプ・デュエーズよりも高いのに、あんまり下がらないで欲しいんだけど(また登ることになるので)😅
アルプ・デュエーズまで足つきなしで登った地点で、実質的にこの日のメインイベントは終わっているので、写真を撮るために足つきしまくりです。
登り坂になってからはもう足つきせずに登り切りたかったのに・・・
なんだかしんどくて(アルプ・デュエーズへの登りよりきついことななさそうなのに)、峠まであと500mくらいであろうこの地点で足つきしました。
疲れてんのか、気合いが抜けてんのか・・・
峠の直前に、シャレ―がありました。
テーブルがふたつみっつ出ているので、カフェになっているっぽいです。
自転車を押して進んでみました。
可愛い山羊チーズ農家でした。
農家のわんこ。
この後、涼みに日陰へ移動していきました(^-^;
イチゴシロップ水を注文しました。
生き返る~✨
それとドライクランベリーのおやつです。
シャレ―の中。
山羊チーズを作っている最中でした。サイクリング中でいっぱいは買えないけれど、せっかくなので、ひとつだけフレッシュなものを購入。下りてからお昼ご飯に食べよう・・・
オランダ人サイクリストさん3人組’がやって来ました。
ふたりはロードバイク、ひとりは電動アシスト自転車でした。
オランダの方って自転車好きなようで、有名な山道、峠道ではよく出会います。
サイクリング後編&お昼編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。