フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

77歳大先輩とハイキング

ロードバイクの大先輩、77歳のPさんはクライミング大好きなアルピニストでもあり、山スキーも得意、マウンテンバイクも数十年前から嗜んでいる(最近は電動MTBに移行したそうですが)根っからのお山好きスポーツマンです。
先日、山友のCさんとPさんとの3人でハイキングに出掛けました。


Pさんの愛車、プジョー・パートネール(パートナー)。
お山の道具をガンガン詰めることが出来るとっても便利なサイズです。
四駆ではないものの、運転が上手なのか未舗装のガタガタの道をどんどん最終駐車場まで進んできました。


今日行くお山は、わたしはもちろんCさんも初めて、Pさんは何度か登ったことがあるそうです。最初は平たい草原を横切ります。


夏の終わりにあちこちに咲いているアザミ。


夏の前半に可憐なピンクのお花を咲かせていた野生のバラは、既にローズヒップになっています。


10分ほどで、いきなり急な山道になってきました。
舗装されていても、この傾斜は自転車では無理だなぁ・・・とか考えつつ登っていきました。


30分ほど登って、いったん森からでました。
このあと再び森に入ります。


完全に森林限界から出た地点。
土が赤っぽいです。鉄を含んでいるのでしょうか・・・


この後、しばらくトラバースする細い道を歩いていきます。
Pさんの奥さんは一緒に来た時、この先で怖くなって進めなくなってしまったとおっしゃっていました。たとえ足を踏み外しても、絶壁の岩壁とかいうわけではないのですが、こういう場所が嫌いという人はたまにいるようです。


ちょっと怖いところは終わって、なだらかな斜面になってきました。
平和~な感じの場所に、一軒の小屋が建っています。


Pさん「君たちが好きそうな避難小屋だよ」
よくご存知で(≧∇≦)


GITE(ジット)とは通常は民宿のことです。避難小屋は通常「キャバン」「レフュージュ」「シャレー」などと書かれていることが多く、初めて見ました。
あ、もしかして昔、民宿だったってことは・・・ないない🤣


中の写真を撮ったら暗くて、窓の外の景色しか写っていなかったので、色を調節しました。
小さな暖炉があります。どちらかというと、避難小屋では薪ストーブがあることが多いです。もちろん、どちらもないことも結構あります😓


屋根裏。
マットレスや毛布はないのは残念ですが、ないところの方が多いです。


自転車に乗る時の定番おやつを持って来ました。
CさんやPさんにも分けてあげると、「なんか子供になったみたいな気分だね」と言われました。子供のおやつ的なイメージがあります(;^_^A 
玉子の味のするビスキュイと、特に美味しいわけでもない、かなりベーシックなクオリティのイチゴジャムで、何とも落ち着くおいしさなのです。


後編に続きます。
お読みいただきありがとうございました。

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