登り返し王子と楽しい午後
タイトルは、もちろん?アイロニーです(^▽^;)
山友のDさんと新雪ハイキングを楽しんだ週末のお話、2日目に頂上周辺がホワイトアウトしてしまっていたため、山の中腹にある羊飼い小屋まで下りてきたところまで書きました。
小屋前にはベンチがあるので、腰をかけてランチをすることが出来ました。
雪の多い季節って、どこにも座るところがないということも結構あるんですよね・・・
ランチ後、稜線のほうを眺めてみると、結構晴れ渡っています。
Dさん「じゃ、今からも一回登ろうか」
ははは、想定内でした😂
稜線からここまで高低差で400mくらい下りてきただけだったし、ガスっていたため景色もろくに見られていません。
「もちろん、喜んで😅」と答えました。
羊飼い小屋を後にして。
どんどん登っていくDさん。
実は、先ほど下りていく途中で出会ったスキーヤーさんのトレースがあったので、それを利用させてもらっているため、自分で切り開いていくよりはだいぶ楽そうでした。
容赦なくスピードを上げていくDさん。
ちなみに、わたしたちは先ほどは稜線のもっと右側から登っていきました。泊っている別荘がそっちの方向だったからです。
トレースを付けたのは、地元スキーヤーさんということで、なかなかベストなところから登っておられました。
助かります✨
既にトレースがあって楽だったので、Dさんが待っていてくれた場所で順序をチェンジしました。
多少曇っているけれど、先ほどよりはずっとましです。
間もなく頂上に到着しました、
滑り止めには少しだけ雪が付いていましたが、悪戦苦闘したDさんほどではありませんでした。少し前に一緒にスキーした後に雪くっつき防止スプレーをかけてくれた友人Oさんには大感謝です。
頂上からの景色。
少し奥はほぼ全て3000m級です。
頂上から下りてきつつ。
Dさんが撮ってくれていました。
本当に良い雪でした。
久しぶりに動画を入れておきます。
15秒間ほどです👇
Hautes-Alpes printemps 2023
しつこくてすいません(;^_^A
昨シーズンまでは、新雪苦手であまりちゃんと滑られなかったんで、きれいにシュプールが描けるようになって嬉しいのです(^^♪
どんどん下りてきて、川を越えることろまで来ました。
川を越えて、あと高低差で300~400mほど下りたら別荘のある集落なんですが、登り返し王子のDさん、こんな早い時間(午後3時くらいだったかな)に帰るという選択肢はありません。「森の中をちょっと登るよね?」当然のようにスキーに滑り止めを貼り始めました。
確かにこんなに良い雪には今シーズンもう一度出会えるかどうかも分かりません。
この時点で合計1200m以上は登っていたけれど、休憩もしつつで、そんなに疲れているわけでもなかったので、大人しく登り返しに着いていくことにしました。
300mくらい登ったきりの良い地点。
周辺の山の説明をしてくれているDさん。
さて、森の中を滑るのは実は大好きな私。
この後、至福の時を過ごしました👇
17秒ほどになります。
Hautes-Alpes printemps 2023 forêt
無理やり感が出てきました・・・
しかし、石ころのほとんどない牧草地のため、注意しつつゆっくり滑っていくことはできます。
道路まで下りてきました。
さすがにもう無理かと思うでしょう?
歩道の右側に移って、わずかな量の雪の上をしばらく滑って下りていきました😂
さすがに、おしまいです。
しかし、この斜面、朝には雪があってスキーで登っていったんですよ。
南向きの斜面で数時間のお日様で全て融けてしまったようです。何せ、一晩で積もっただけの雪でしたので、一面真っ白ではあったけれど、大した量ではありませんでした。
一方、建物で日陰になりがちな村の中にはそこそこ雪は残っていました。
夕方5時前くらいだったのでビール⇒ハーブティー+おやつ、という流れに。
日当たりの良い角の部屋でポカポカ日向ぼっこしつつ、おしゃべりを楽しみました。
山の後ろに日が沈むと、急に肌寒くなってきてストーブを点火。
スキーのインナーシューズも前で乾かします。
Dさんが持って来ていたクロズ・エルミタージュに流れ込みました(^▽^;)
晩ご飯にはアンディーブと胡桃、コンテのサラダ、あとは出来合いのスープ。
別荘の主のLさんが「農家で買ったおいしいやつだから」と、冷蔵庫に入っていたのを勧めてくれていたのでした。
食後は明日のハイキング先ミーティング。
来る前に考えていた候補はいくつかあったものの、雪崩予報が5段階の3よりも下がらない感じなので、傾斜の緩い山を選ぶ必要があります・・・
翌日編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。