フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

イゾアール峠で朝日を拝む

10月上旬の南仏の峠道路ドライブ、2日目です。
国内で標高5番目になる峠道路、イゾアール峠(2360m)の麓にある小さな村の民宿に次男と泊まりました。


前夜、民宿のご主人にこの村から日の出はきれいに見えるかと聞いてみました。
ここは谷底ではなくて山の中腹に位置するのですが、やはり峠からの日の出には及ばないとのこと。
峠までは車で20分ちょっとです。次男が「いいよ。せっかくだから行こうよ」と言ってくれたので、目覚ましを6時40分に合わせました。日の出が遅くなってきているのであまり早くに起きる必要がなくて助かります^^;


6時49分。
村から見える山のラインがほんのりと明るくなってきています。


寒っ💧💧
今年初めてフロントガラスをガリガリしました。


寒いのでエンジンに負担がかからないようにゆっくりと上り坂を走ります。


奥のイタリア方面が明るくなってきました。


間もなく峠に到着します。


峠の石碑。
初めは誰もいませんでしたが、間もなく車が1台やって来てワンちゃんを連れた地元の方っぽい男性が空の写真を撮っておられました。


前の日の午後、左手の展望台になっている丘に杖なしで登り、下りがズルズルと滑って次男の肩を借りる羽目になったので、今回はちゃんと杖を持って登りました(^_^;)


次男が撮ってくれた1枚。(杖は手前に落ちてます😅)
うう。。きれい(*´ω`*)
何よりも幸せになれる、山の朝の風景です。


自前の一眼レフを使って峠道路と朝日を激写する次男。


今回閉まっていて泊まれなかったナポレオン山小屋。


刻々と移り変わる空の色と岩々した美しい景色をじっくりと目に焼き付けました。


次男もあちこちに移動してたくさん写真を撮っていました。
空の色が落ち着いてきたので民宿に戻ろうと思います。


帰りの道路も景色を楽しみました。
白い山肌に朝日が映ってうっとりです。


10月の初めでまだ色付いていなかったカラマツ。今頃はもっと黄色くなってさらに魅力的な景観になっていることだと思います。


峠道路から下りたところにある村、アルヴューで途中下車?します。
だって・・ちょっと気になるものを昨日の夕方通った時に見てしまったのです。


村の屋根付き休憩所。ワインの樽を半分に切ったみたいな水場。
イゾアール峠道路はツール・ド・フランスも2年に1度くらいの割合で通るし(今年も通りました)自転車の方に人気なのでモチーフが飾られています。


そのすぐ近くにですね・・・


村の共同パン焼き窯です。
フランスの古い村には時々残っており、他に川の横なんかに作られた共同洗濯場跡も見かけることがあります。ここがすごいのは・・・


どうやら現役みたいなのですΣ(´∀`;)
村役場のハンコが押してある使用するの際の注意書きが貼ってありました。


アルヴュー村から10分弱、民宿に戻ってきました。
朝食前に、日の出を見るだけでなく軽く観光までしてしまいました😅



次回に続きます。
お付き合いいただいてありがとうございました。

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