フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

南仏お山地方の民宿の朝ご飯

10月初めの南仏の峠道路ドライブ。車で20分ほどのイゾアール峠(2360m)まで日の出を見に行って民宿に戻ってきました。


民家が20軒あるかないかという小さな集落で標高は約1600mになります。
今日も快晴の予報です(#^^#)


とっても素朴な民宿の正面玄関。


朝食前から行動して、お腹が空いています。
いただきまーす(≧∇≦)
飲み物はオレンジジュース、コーヒーや紅茶、ココアなど。


手作りジャムがなんと5種類も💕イチゴ、スモモ2種類、洋梨、桃でした。
隣村の農家から来た新鮮なフロマージュ・ブランはなめらかで目の覚めるおいしさ✨
グリルしたパンとパンケーキ(^^♪ 


パンにつけるだけでなく、フロマージュ・ブランにもジャムを入れて食べました。
幸せ.。o○


リヨン出身で、この地方が好きで引っ越してきて民宿を始めたというご主人と朝食中、朝食後におしゃべりしました。
今日はこの後、昨日と違うルートから帰るだけのつもりをしていました。次男が翌日テストがあるというので、早い目に帰ろうかなと思っていたのです。
するとご主人「えーっ、アニエル峠にも寄って帰らないの?もったいない、今の季節、峠道路一帯が草紅葉しててきれいだよ」


アニエル峠はここから1時間弱のイタリア国境にある国内で標高が2番目に高い峠道路。去年の秋に一度来たことがあります。確かにきれかったな~。。イゾアール峠とはまた違った魅力のある峠道路です。
次男に聞いてみます。「どうする?このまま帰る?それとももうひとつ峠道路寄っていく?2時間くらい帰るの遅くなるけど」
次男が行きたいというので(決して強要していません💦💦)予定変更\(^_^)/


村の入り口の駐車場。
こういう撮り方をするとデミオ(フランスではマズダ・ドゥー)の鼻が伸びてアクセラ(マズダ・トロワ)みたいに見える(^^;)
ちなみにフランスでマツダはマズダと訛った感じで発音されています。でもわたしは密かに反抗してこっそりと「マツダ」と発音していますが「マズダ」と聞こえるみたいで訂正されたことはありませんΣ(´∀`;)


しばらく進むと「イタリア」方面へ道路が分岐しています。こちらへGO!


途中で見かけた村の教会。
お山地方らしい、しかし教会としてはかなり変わった建築だと思います。


峠道路を進んでいると、前方に煙のようなものが上がっています。何か燃やしてる?と思って見ていると土埃でした。
何の土埃?と目を凝らすと・・・

また羊ですΣ( ̄□ ̄|||) 羊がドドドドドっと走っています。
珍しい・・羊って逃げるとき以外は走らないと思ってました。さらによく見ると、、


大人の羊と子羊と列が分かれています。大人はゆっくり歩いており、走っているのは子羊だけでした。元気いっぱいで可愛い♬


大人の羊がみな立ち止まったのに対して、子羊たちは際限なく走っていきます。
どこまで行くんだ(≧∇≦)
なんだか運動会をみたいです😅なんか心温まる?ものを見させてもらいました。


もうほとんど森林限界も出つつあるのですが、まだ前方に民家が見えます。
峠道路の最後の集落になります。


この辺りは標高約2000mですが、通年で人が住んでおり積雪期間(10月末~6月初め)はこの村の少し先で峠道路は閉鎖されます。これを書いている今ではもう閉鎖されてしまいました。
フランスのお山地方というと、サヴォア県やオート・サヴォア県(モン・ブランのある)を想像する人が多いと思いますが、町や道路の標高としてはここオート・ザルプ県に代表される南の山の方が全体的に高くなっています。


集落を過ぎた後は峠に向かって延々と広い谷を進むことになります。


次に続きます。
読んでいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する