フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

第二の我が家の裏山で無理やりスキー

勝手に第二の我が家扱いしている友人夫妻のおうちに遊びに行った週末のお話です。
だらだら書いていて、もう1か月近くも前の話になってしまいました。


11時前、外に出ました。

友人夫妻の住む村はこんなに雪深いので、家から直接スキーができます。「もう3週間も雪が降っていないから、だいぶ融けているし、雪の状態も悪いよ」と言いつつも、みんなで裏山へスキー散策しに行くことにしました。


25分ほどで凍った湖に到着しました。
Fさん曰く「カチコチに分厚く凍っているから、割れたりする心配はないのに、ハイキングに来る人は全然真ん中を通ろうとはせずに、みな端っこの方ばかりを歩く」そうです。それ、わたしもです・・・😅
今の季節の氷の厚さだと「車で走っても、割れない」んだそうですけど、遠くから来るハイキング客にはなかなか分からないものですよね。


40分くらい登った辺り。
標高2000m台くらいだったと思いますが、今年の冬は雪が少ないのに加え、この辺りは日当たりが良いため雪がだいぶ融けてしまっています。2月と言えば、真冬のはずなのに・・・


同時に、風が強いエリアでもあり、雪があったと思っても、風に晒されて薄くなったり硬くなったりしている斜面が多かったです。シュカブラ(雪紋、風紋)は見る分にはきれいですが、ガチガチというかバサバサというか、とーってもスキーしにくいです(歩くのはまだ良いとして、下りが)😓


わたしとFさん(と飼い犬のフィルー君)は歩くスピードが同じくらいで、奥様のCさんが少し遅いので、時々立ち止まって待ちました。


後方真ん中やや右の雪が多めの斜面を登って下りて来ようかとFさんは考えてくれていたようなのですが、Cさんが「わたしはもう今日はそっちまでは上がらない」と言うので、左手広い稜線になっているところまで登ることにしました。


日当たりがよく、雪が融けているので座ることができます。
暖かい💖下りる前に、ここで10分くらい休憩していくことにしました。


フィルー君と撮ってもらいました。


雪の少ない斜面を無理やり滑っていってるところをご覧ください。
👇

Villar d’Arène
フィルー君が興奮してワンワン吠えながら走っています(;^_^A


村まで戻ってきました。
ギリギリの雪の量だけれど、何とかスキーを脱ぐことなく下りてくることができました。


日当たりのよい野原に比べると、日陰の時間帯が多い村の中の方が、雪がたくさん残っています。


小さくシンプルながらも最高の見晴らしのベランダでスキーの滑り止めとスキーパンツを乾かします。


日向ぼっこをしに出てきたフィルーくん。


遅い目のお昼ご飯です。
Fさん達がよく行くイタリアのアオスタ渓谷地方のサラミを切ってくれました。


テーブルの上が気になるフィルーくん。


ジェノベーゼのパスタかと思うでしょう?


フランス語では「熊のニンニク」と呼ばれる行者ニンニクとオリーブオイルのペーストでした。


ご飯の終わり頃に、隣村に住むお友達が遊びに来ました。元羊飼いなんだそうです✨FさんとCさんご夫婦も、放牧を含む酪農の仕事をされていたので、農業関係の話も弾んでいました。


食後のコーヒーのお供にイタリアのお菓子が出てきました。


サクサク、ハラハラとしたパイっぽい食感のお菓子で、コーヒーにはよく合いました。


午後〜夜編に続きます。
お読み頂いてありがとうございました。

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