フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

みよんが立った(^^♪

右足のギブスが先週に取れた翌日から理学療法士とリハビリが始まりました。週3回自宅に来てくれるのはいいのですが1回あたりは30分くらいなので、あとは自分で出来る運動を教えてもらっての自習トレとなります。


先日のブログで紹介した変身ロボットになれるリハビリ用ブーツ、これは診察に行った病院の先生の書いた処方箋で購入(保険による払い戻しは半額ほど)しましたが、理学療法士の兄さんは「それは別になくてもいい」と・・・で、付けたり付けなかったりで練習していましたが・・・
付けてない方がよっぽど歩きやすいΣ(´∀`;)


ハイキングで両足首骨折(うち左は複雑骨折で2本)して1カ月と3週間…

ブログ友のチロルさんの言葉をお借りして
「みよんが立ったヽ(^o^)丿」
(いうまでもなく名作アニメ『ハイジ』の1シーンですね)
久しぶりに立った感想は・・・「背が高くなった気がする」車椅子からだと視線の位置がかなり低いのです。まだ練習段階で、日常生活はもうしばらく車椅子となります。


今日も心が不安定になるニュースが入ってきました。例によってグーグルが「お前の興味の対象だろ」と勝手に判断して発信してくるニュースです。確かに骨折してない時はやたらとお山方面の道路情報を確認しているので(^^;)


ガリビエ峠道路は標高2642mと国内で4番目に標高の高い峠道路でサヴォア県とオート・ザルプ県とを結んでいます。昨年10月末から積雪のため閉鎖されていましたが、現在除雪作業が進んできて10日後くらいの開通を目指しているとのこと。
・・・やめて~聞きたくない~(つд⊂)エーン 早く運転したいよ~(登山したいとは言いません!)
去年は雪の多い冬の後だったため開通は遅い目で6月半ばでした。


サヴォア県側の峠道路の麓のプラン・ラシャ駐車場。この地点で既に1900m台あり、色んなハイキングコースの出発点となっています。左は昨年4月に来た時の写真。道路は何キロも手前で閉鎖されているためスノーシューでここまで歩いてきて、峠とは反対側に登っていきました。


ガリビエ峠はツール・ド・フランスに最もよく登場する峠のひとつでサイクリストさんたちもよく見かけます。


この辺りは牛の放牧地にもなっていて、途中にボーフォールチーズの農協の売店があります。ここの峠道路にはほとんどと言ってよいほど建物がなく、自然の景観を損なわないようにしている努力を感じられます。


売店の近くに車を停めて軽くハイキングして下りてきたときに撮った1枚。峠道路のジグザグが見えますが、ほとんど自然と一体化しているかのように感じられました。


開通直後に来た時は車を停めてピクニックしました。


初夏に来た時はまだ運転できなかった次男。秋に来た時は仮免にパスした1週間後くらいだったので早速憧れのガリビエ峠道路を運転✨


有名な峠の標識。これは8月末に通った時であまり人がいませんでしたが・・・


開通直後の日曜はこれでした💦
ワイワイ、ガヤガヤとバイカーやサイクリストさんで大混雑、バイクの大半は外国ナンバー(イタリア、ドイツ、スイス、ベルギーなど)でした。


ハイキング中の写真にしか思えないでしょうが、全てガリビエ峠道路から撮ったものです。


峠の少し下の駐車スペースに停めて5分ほど歩いて上がったところ。1000mくらいの高低差を登山したたような写真が取れます(^▽^;)


峠からオート・ザルプ県側に下りるときの道路のグネグネ具合が大好きです。


ビューポイントなので(^^;)つい同じところでよく写真を撮ってしまいます。ところで峠から少し下りたところに売店兼軽食を食べられるカフェがあります。夏場はバイカーさんサイクリストさん達で賑わいますが、秋には開いてはいましたが誰もおらずツール・ド・フランスのマイヨ(Tシャツ)を着たマネキンが寂しそうに立っていました(;´・ω・)


売店からすぐ先にはツール・ド・フランス生みの親のかたの石碑があります。


秋に次男が運転する助手席から撮った写真。雪渓の残る初夏や緑が鮮やかな真夏も良いですが、黄金色のじゅうたんを広げたような秋の峠道路もなかなかでした。


ガリビエ峠の素晴らしいところは、ロータレ峠という別の美しい峠につながっていることです。これはロータレ峠に向かって下りてくる最中。氷河を抱いたエクランの山々が目に迫ってくる迫力の景色を窓から眺めることができます。


道がかなり平らになってきました。間もなくロータレ峠に着きます。


画像の中央の建物がある辺りがロータレ峠。ガリビエ峠道路の終着地点です。



数ある峠道路の中でもわたしが一番好きなガリビエ峠道路を見ていただきました。
お付き合いくださってありがとうございました。

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