フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

(また)手術を受けました

病室からです。唐突なんですが今日、再手術を受けました。

ブログでは最近スキーハイキング記を中心に書いているので、複雑骨折した足首はすっかり回復したと思われている方も多いはずだと思います。



もう見慣れた(⌒-⌒; )手術病棟の廊下。


2年ちょっと前の滑落事故後に救急で受けた手術で足首の2本の骨は両方ともおかしな角度でくっ付いてしまったため、別の私立クリニック(ここ)で2本とも切ってつぎ直してもらったのが昨年の夏。

2本の骨自体は元通りになったものの関節としては満足に機能せず(曲がる角度)、事故で軟骨が損失されてしまったことなどの理由で普通に歩くにはかなりの痛みもありました。


山スキーで登るのはスキー板を滑らせ気味に歩くので普通に歩くのに比べて地面とのショックが少なく痛みはましで、滑り下りるのはさらに楽です。山スキーで高低差1000m以上登って滑り下りてくるのは最近ごく普通になりましたが、普通の登山ではとても無理だし、スキーで歩けるだけの距離も街歩きだと厳しいのです😓

ロードバイクもほぼ痛くありません。マウンテンバイクは山道で跳ねるとペダルに乗せた足首に衝撃がキツ過ぎてやめました。



既に傷だらけの左足💦

夏以外はスカートは履かないんですけど、退院時に楽かと思って…

あ、そういえば同じ事故では右足首も骨折したんですよね…軽い骨折でしたが1ヶ月半ギブス付けてました。左があまりにも酷かったので忘れがちですけど😅


痛みの主な原因は軟骨がほとんど残ってないことみたいなのでプロテーゼを入れることでかなり改善されるはずです。しかし膝や腰のプロテーゼに比べてとても小さい分、消耗しやすく何年かに一度は交換しなければならない、交換するのが遅れると取り出すのが不可能になり、足首をブロックして固めてしまう手術しかなくなるそうです。


プロテーゼなしでも何とか生活していけるだろうかとリハビリや運動で筋肉や足首の機能向上を試みてきましたが、やはり無理っぽいと確信、少し前に決断して外科医さんに手術をお願いしていたのでした。



骨つぎ手術の時に比べるとコンパクトな包帯のボリューム。

傷口は残念ながら前回のところ(足首の内側と外側)とは別の、正面のあたりらしいです(⌒-⌒; )


ちなみに初めは外科医さんから日帰りと聞かされていましたが、一泊に変更されホッとしています。

骨つぎ手術のときはまさかの日帰りで当日の夜、麻酔が切れたあと痛みが酷くてほとんど寝られず辛かったんですよね💦


病院食まで書くつもりでしたが長くなってしまったのでまた明日書きます。

お読みいただいてありがとうございました。

レッカー車のお世話になる&アフタースキー

山スキー上級者のおじさん達にさりげなく混じって😅ハイキングした時のお話、最終回です。



目的地での清々しい眺め。



駐車場近くまで下りてきたところ。

春スキーらしい柔らかい雪を楽しみました。

しかし、駐車場には現実が待っています…



朝、友人Oさんに借りた車。カーブを曲がって駐車スペースに入った瞬間、稜線から昇ってきた朝日に目が眩んで(言い訳)、巨大な岩に乗り上げてしまいました😭前にも後ろにも動かせなくなったままスキーに出発してたのでした。


ちなみに今朝はOさんを含めた他のメンバーは別の駐車場から出発しました。Oさんはわたしと一緒に自分の車が停まっている駐車場へ、他の人達は出発した駐車場へと下りました。



そのまま他の車などで引っ張ると車の底が岩で傷んでしまうので、ある程度持ち上げる必要があります。近くの村の整備工場に電話すると30分弱で来てくれました。

電話で状況を説明していたので、準備してきた板を噛ませてジャッキで持ち上げます。



リモコンで操作して引っ張ります。無事にどこも傷むことなく救出することができました。保険を使えたのもε-(´∀`; )ホッ

ご迷惑をお掛けしました💦



今回のスキーハイキングを企画してくれたFさんちに戻ったのはお昼過ぎでした。



ハイキング参加者、Hさんの飼い犬。連れて行くか迷ったみたいですが、結局お留守番でした。



牛さん愛溢れる⁈Fさんち。



お昼ご飯はサラダ、生ハム、チーズなど。

知り合いが手作りしたというキノコのマリネがとってもおいしかったです。



そこにパスタも加えてお腹も満足でした。



Fさんご夫婦は2年ほど前に酪農の仕事を引退されていますが、後継者の若夫婦をよく手伝いに行っています。食事の後「牛さん達を見に行こう」と誘われました。村から少し離れたところに牛舎はあります。



こじんまりとした手入れの行き届いた牛舎内。



スイス原産でフランスでは珍しい真っ黒な牛さん達です。小柄で足が短く重心が低いため、急斜面での放牧に向いているんだそう。もちろん、美味しいミルクを出してくれるというのも大きな理由です。

チーズを全員にお土産に包んで下さいました(*^^*)



帰り道の絶景ロード。


お読みいただいてありがとうございました。

熟練山スキーヤーさんに混じって下山

友人・初対面の人と合わせて4名の山スキー上級者のおじさん達とハイキングに行った時のお話です。


元々は4人グループは難易度の高い別の頂上を目指して出発してたのですが、雪崩の危険があったので行き先変更してわたしが登っているコースに合流してきたのでした。



目的地である2654mの地点にある峠に到着しました。



登ってきた方面を振り返って。

往復コースなので、ここから下りることになります。



中央がブログにしょっちゅう出てくる友人Oさん。左はこの近くに住んでいて今回のハイキングを提案しておうちに泊めてくれたFさん。右はFさんの友人で山小屋の管理人をしているAさんで初対面でした。

あれ、あとひとりいるんだけど…?



あーっ❗️抜け駆けして⁈近くの山頂っぽいところまで登ってる(^◇^;)

この方もFさんのお友達で近くの町に住むHさんです。初対面でしたが、この方もFさんちに泊まって前日の夕方からご一緒してたので、この頃にはすっかり打ち解けていました。



わたしもHさんのいる地点まで登りました。

気持ちの良い景色✨



この日はお手軽半日コースだったので、Fさんちに戻って昼食の予定でした。とは言え、登ってくると結構お腹が空くのでパン、サラミ、チーズはしっかりと持ってきていますよ〜💖いい景色の中でなんか食べるのが最高に楽しみなんですよね(≧∀≦)



間もなく他のメンバーも登ってきました。

Hさんと記念撮影。



続いて案外ないOさんとのツーショットです😅



ただのおやつにしてはデザート代わりのドライフルーツまであります(^◇^;)

必死こいて登ってせっかく消費したカロリーをおじゃんにするのが得意なんです💖



峠に戻ると、山小屋管理人のAさんがスキーのシール(滑り止め)を剥がして下りる準備を始めていました。



AさんとHさん。

うわー、結構急だけど登ったものは下りないとだめですからね(⌒-⌒; )

ここらへんは30度ほどの傾斜になっていますが、わたし以外のメンバーには簡単過ぎるようなコースみたいです💦



これは確かFさんだったと思います。山スキー歴60年(お歳は60代半ば)という強者です💖



初心者なため、圧雪されたゲレンデならまだしもこの急斜面でのターンは怖いので一番急なところは出来るだけ大きなジグザグでターンの回数を減らしながら下りました( ̄▽ ̄;)



振り返って。

怖いところ終了ですε-(´∀`; )ホッ



楽勝な斜面になってから撮ってもらいました😅



ほぼ平な地点に到着したので息を整えました。



スノボを引っ張りつつスノーシューで登っていく人達がありました。



柔らかいけどベタついてはおらず、シャーベット状でもない理想的な春の雪でめちゃくちゃ気持ち良かったです。登っていくスキーヤーさんに何人もすれ違いましたが、これ以上遅い時間帯になると雪もダレてきて滑りにくいだろう、と他のメンバーは言っていました。



駐車場が近付いてきました。あー残念…こんな気持ち良いのもっと続けばいいのに。


最終回に続きます。

あれが待ってますよ…岩の上に乗り上げて駐車してしまったOさんの車が。ちょっと暗ーい気分も混じりつつ滑りおりてました🤣

お読みいただいてありがとうございました。