フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

自宅工事にびっくりハプニングが

先日、自宅アパートの改装工事をしているということをチラリと書きました。


工事が進むにつれ、まっすぐに歩けないほど廊下を占領していた段ボール箱が減って、広々としてきました。
特に面白い話題でもないので、それについてあまり書こうとは思っていなかったのですが、昨日起こったことがあまりにもショックだったので書きとどめておきたいと思います。


友達から紹介してもらった人に手伝いに来てもらい、自分たちも参加するという形で改装工事を進めています。カウンター(調理台)となる木のプレートを段ボールから出してみると・・・


家具の上にのせてみた木のプレート。
穴が・・・シンクとガス台をはめる穴が開いてないけど!!??


左にシンクを、右にはガス台をはめることになっています。
これは一体どういうこと?悪夢なの??
IKEAの台所は、キッチン・プランナーというIKEAオリジナルのデザインソフトを使って、基本的に自分で採寸・設計することになります。いくら便利なソフトでも、使うのは素人。失敗することもよくあるので、専門のアドバイザーがチェックしてくれます。リモートでの面談でしたが、全てOK!おかしなことになっているところはない、というあちらの判断で注文・購入・配達という流れになったのに・・・


こちらがわたし達(わたし+次男)がキッチン・プランナーで設計した図
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シンク、ちゃんとはまってるように描かれていますよね!
ガス台は微妙だけど(^-^;  作業台にガス台をはめないで単に上に置く、てことはあり得ないし、しかも今回、IKEAでシンクもガス台も購入してるんです。


しかも、もう一枚のプレートはサイズが長すぎます😬
もう、一体どういうことなん??とIKEAのお客様センターに問い合わせてみました。
すると、わたし達が注文したものはオーダーメイド(穴あけ作業付き)の板でなく、自分たちでカットする用のスタンダードなものだったんだそうです。
間違って注文したあなたが悪い、という言い方だったので「確かに、違いが分からずに間違ったものを注文したわけですけど、そういう失敗を未然に防ぐためのアドバイザーなんじゃないですか?こちらが注文したものを分かっていて、どうして『ご注意ください、この板は自分でカットする用のものなので、配達されたものをそのまま使うことはできませんよ』のひとことが出ないんですか?そもそも、こんな分厚い板をカットする機械を持っている家庭はほとんどないと思いますけど」
電話の女性は、担当アドバイザーの対応には触れずに「それであなたは何がしたいんですか?」と声は落ち着いているものの、ほとんど喧嘩口調。「さあ。分からなくて困り果てて電話してるんですけど?」と半ギレで答えると「返品して、新しいのをオーダーメイドで注文しなおすか。それは4週間から8週間のお時間をいただいてますけどね。それか、ご自分でカットする業者に頼んでシンクとガス台に合わせた穴をあけてもらうことですね」とすました様子で答えるので「分かりました、1か月2か月台所が使えないのは困るので、注文はしないですし、この先IKEAで何かを注文することはありません」と電話を切りました😓


2Dの設計図。
シンクちゃんとはまってるように描かれてるし、ガス台もごく問題なく置いてあるみたいに見えますよね。
こういう板を注文したんだって錯覚してしまっても無理はないと思いませんか・・・?


手伝いに来てくれている人に事情を説明し、板をカットしてもらうまで工事は一時中断ということにしました。
板はうちのデミたん(小型車)には入らないし、うちまで来てくれる業者を探さないといけません・・・
そして、わたし達の担当だったアドバイザーの女性に抗議のメールを書いて送りましたが、週末ということもあり、返事はまだありません。


ストレスたまる一日でしたが、もやもやを少しでも解消しようと、夜に自転車に乗ってきました。


郊外の丘陵地まで。
うちから59分でした。明るいけれど、これで夜の7時半です。


山道を下りていきつつ。


ボールみたいなのは、陸軍の基地です。
この周辺には、いくつか軍の施設があります。


工事のイライラ解消ライドの記録。
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お読みいただいてありがとうございました。

グループでボネット峠(2715m)

フランスで3番目の標高のボネット峠に今シーズン3度目にチャレンジしたときのお話です。
最近行動を共にすること多い山友Cさんから「週末に姉夫婦が遊びに来るんだけど、ふたり共自転車好きだから、君もおいでよ。みんなでサイクリングしよう」とのお誘いを受けていました。


遠くサヴォア地方から車でやって来たCさんのお姉さん夫婦、黄色のウエアのMさんと白の縞々ウエアのLさん。Cさんの友人・T君も誘いました。ヘルメットもサングラスもかけてないCさん、モザイクするのが面倒~(-_-;)


目的地はつい先日ブログに書いたばかりのボネット峠。というのも、わたしとCさんは今シーズン既に2回登っていますが、お姉さん夫婦は初めてだということでした。
これは標高約2100mの地点。ここには水場があり、ここまで足つきなしで1000m登ってきました。


初登場のT君はトレランの大会で入賞するレベルのスポーツマン。CさんとT君が大体同じレベル、次にお姉さん夫婦で、この地点まではわたしが一番遅かったです。
しかし、お姉さんデカい・・・178センチくらいある感じでした。


10分間ほど休憩したのち、再出発です。
Cさんが自らも自転車に乗りつつ撮ってくれてるのでブレまくりですが・・・


わたしが一番スピードが速いんではなくて、単に一番早くに休憩から出発しただけです😂


唯一、ブレてなかった写真。
標高2300mくらいの地点で、このすぐ右横にはピクニックスポットの湖があります。


CさんとTさんがどんどん先に登っていき、少し距離を置いてMさん(お姉さん)、次いでLさん、わたしという順でしたが、峠の少し前でわたしがアタックをかけて🤣バテてきてスピードが落ちてきていたLさんを抜くという波乱が!!


ボネット峠(2715m)に到着!
1600m登ってきました。
ギリギリで最下位を逃れたわたし。
T君が撮ってくれていました。


ゴールしたツールドフランスの選手みたいな顔を披露してくれた!?Lさん。


2802mの地点まで続いている道路は、相変わらず除雪がされていないままでした。


峠にてセルフィー。
ところで、峠の3,4km手前から雪というか雹みたいなのが降ってきていました。この時峠に着いてすぐだったので、まだ上着を着ていなかったけれど、この後すぐにウインドーブレーカーを羽織りました。


雹と冷たい風でとても寒かったので、峠の滞在時間5分以内でダウンヒルを開始しました。
下界に近づくにつれお天気がましになるだろうと楽観していたのが、雹が雨に変わっただけで、風とダウンヒルのスピードで寒いのなんの。わたしが来ていたのはレインウエアではなくウインドブレーカーだったので、すぐにびちゃびちゃに・・・
雨もかなり強く、ロードバイクに乗り始めて2年近くになりますが、今までで一番寒くて辛いダウンヒルでした。Lさんはビンディングシューズの中に水が溜まって、途中2回ほど停車して靴を脱いで水を捨てないといけないくらいだったそうです。


ボネット道路往復ライドの記録。


ピクニックで食べる予定だったサラダをCさんちのお庭で食べました。
こんなに重たいものを(無駄に)積んで1600mヒルクライムしたCさん、お疲れさまでしたm(__)m
雨がまだ少し降っていたので、タープを張りました。


お姉さん夫婦からの手土産のボーフォール。
地元サヴォアの農協の夏ミルクのもので、とってもおいしかったです。


午後に街に繰り出しましたが、わたし達も、道行く人たちも肌寒くてほぼ冬の装いでした💦「ビールでも飲もう」とカフェのテラスに座ったのに、4人中3人はココアやカプチーノで暖を取らずにはいられませんでした🥶


お読みいただいてありがとうございました。

おうち工事中です

先月のお山(自転車)のお話を楽しそうに書いていますけど、みよん家の現実はこれです。
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自宅アパートの工事中なのです・・・


主に台所と洗面所なのですが、家具を含めた台所に置いてあるものが全てリビングに、以前取り付けてあった家具や、剥がしたタイル等(廃棄ステーション行き)が廊下に置いてあるのでカオスな空間で暮らしております(T_T)
下宿していて留守の長男の部屋も物置き状態に(😓ごめんよ)・・・


どうですか・・・?
気が滅入るような写真のおすそ分け、失礼しましたm(__)m


工事に加えて、今月はそれなりに仕事も忙しくて、なかなかお出掛けが出来ない予定です。先月の楽しかった思い出をブログに書くことで、現実逃避する予定です✨


ということで、先月上旬の残雪スキーの思い出をささっと。
5月頃から、毎回「これが今シーズン最後のスキーに違いない」と言っては、諦め悪く残雪スキーを繰り返していたので「ラストスキー詐欺」だったかと思います(;^_^A


この日の相棒は、スノーボーダーの友達Nさんです。
標高の高いボネット峠道に来ました。
ちなみにこの峠道、今シーズンは3度(ブログにこれまで書いたのは2度)ロードバイクでヒルクライムしています(^^♪


いつもはスプリットボード(ふたつに分かれてスキーのように歩けるバックカントリー用のボード)のNさんですが、もう雪があまりなくて、大した距離登れない(=滑れない)ため、普通のスノボを持って登っています。


デミたんを振り返って。
無理矢理感がよく表れているでしょう(^-^;


わたしは雪のあるところを、Nさんは雪のないところを登っていきます。


適当なところで滑り止めを剥がしました。
スキー的には、もう少し登れないこともないんですが、スノボだと滑る時に平たいところや少し登り坂になっているのは厳しいので(スキーもですが、まだだいぶまし)、Nさんに合わせた場所で引き返しました。


滑れる場所が本当に限られているので、大体同じところを2度登って滑りました。


まだお昼前だったけど、甘いものを持って来ていなかったので、早い目のランチ的にチーズとパンで休憩。


2回目は同じところから登ったけれど、下りは少しだけ違う斜面を選びました。せめてもの抵抗(^▽^;)


「あー、これがきっと今シーズン最後だね~」
・・・って毎回言ってました(毎回本気で)😅


下りていきつつ。


お読みいただいてありがとうございました。