フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

放牧地で再会した愛しい子たち

2週間ほど前に知人Sさんの農家に滞在していた時のお話です。



農家のランドローバーで放牧地に来ました。ドアにはここの農家で飼っている主な品種であるアボンダンス種の牛さんの顔が描かれています。



かわい子ちゃん達😍いい子にしてたか~?

牛さん達は慣れたもので、ランドローバーが来るのを見て搾乳機の方までゆっくりと下りてきました。

しかし、いくらかは知らん顔な子もいます。夏の間、放牧の仕事を手伝いに来ている友人Oさんとその飼い犬ラフィちゃんが牛追いに向かいました。



あっ💦逃げた!

どうやら昨秋にこの農家にやって来た若い牛さんでここでの放牧は初めてらしいです(⌒-⌒; )

Oさんとラフィちゃんで追い込んで他の牛さんの集まるところまで下りてもらいました。



搾乳機前のバリケードを開けると勝手に次々と入って来てくれます。



一度に4頭まで搾乳することができる搾乳ハウス(ってわたしが勝手にいってる)。搾乳中は大好物のトウモロコシを食べられるのでみな大人しくしています。



搾乳は朝夕2回。パンパンに張っています。



搾乳待ちの子。大人しくすぐ後ろで待っています。ほんとに賢いですね。



搾乳が終わった子はハウスの前のドアが開いて出てきます。ラフィちゃんは人間に対してはすごく臆病というかよそよそしいのですが、なんだか牛さん達とは仲良しみたいでした。Oさん曰く、牛追いの仕事も少しずつ理解してきているそうです。



搾乳の仕事はまだだいぶかかります。わたしは晩ご飯の準備があるので先に歩いて農家まで帰ることにしました。普通に歩くと15分ほどの距離ですが、この時まだ手術から1か月も経っておらず今ほど歩けていなかったのでだいぶ時間がかかりました。

これは夏の前半によく見られるアンコリの花。



ラフィちゃんが途中まで付き添ってくれました。珍しい…わたしがヨロヨロと不安定な歩き方をしているのを心配してくれたのでしょうか。半分くらい下りた辺りで「うんうん、もう大丈夫そうだ」と思ったのかどうかは知りませんけど、急にクルッとUターンして放牧地に戻っていきました。



お花がいっぱいで歩いていて飽きません。



やっとのことで農家に戻るとオリちゃんが定位置に。わたしの姿を見つけて走り下りてきてくれました。可愛い(*´-`) 

この夏はラフィちゃんが牛追い見習い中なため、牛追いのプロ⁈のオリちゃんは毎回は放牧地には来ないみたいです。



あまりに懐いてきて可愛いので部屋の中に入れちゃいました。するとラフィちゃんの餌を全部食べてしまった😅



しばらくするとラフィちゃんが戻ってきたので餌を新たに入れてやりました…が、オリちゃんの存在が気になるようで全然食べてくれませんでした(⌒-⌒; )


お読みいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する