ブルーベリー集めつつ我が家へ
お山にブルーベリーがいっぱいなっていた先月のハイキング記の続きです。最近でもお山にブルーベリーは少しは残っていますが干からびた感じになってきました(;^_^A
2857mで同名の山塊の最高峰になるル・タイユフェール。
登るのは3度目になります。1度は冬山、一度は夏に同僚で山友のS君と登りました。
頂上には鉱夫や鍛冶屋の守護聖人であるサン・エロワの鉄製の像が建っています。この土地に水銀の鉱山があったことに由来しているんだそうです。
シンプルなランチタイムです。
本当なら頂上からのパノラマは素晴らしく、前に来たときは雲海も見られたんですが、今日は残念ながら雲の位置が高くて景色がよく見えません。
しかし、無事登頂できたことの方が嬉しくてさほど気になりませんでした。
しばらくなかった電波が頂上で戻ってきたたようで、いくつかのメッセージやメールが一気に到着しました。その中に、見覚えのない人からインスタのメッセージが。
誰…?と開いてみると、今朝インスタのアカウントを交換したばかりの避難小屋で一緒になった男の子3人組でした。駐車場に無事戻ったようです。わたしがデミオに乗ってるって話をしたから、わたしの車を見つけて写真を送ってきたのでした( ̄▽ ̄;)
景色もイマイチなので、あまり長居をする気にもならずに下り始めることにしました。
途中、思いっきりガスの中に突入して、うっかり違う方向に進みかけてしまいました。
峠周辺は広くて、別の方向に下りることもできるのです。前にこの頂上に来たときは2度ともそちらから来て、そちらに下りたのでした。
あれ、なんかおかしい、と気付いたので早い目に方向を修正することが出来ました。
ε-(´∀`*)ホッ
もう大丈夫、見覚えのある景色になってきました。
ガスもなくなったし(後方も前方も遠くにはあるけど)湖も見えてきました。
あとはひたすら下ります。
大好きなお花のひとつ、リネール・デ・ザルプ。こういうザレ場を好んで咲きます。
近いように見えて、かなり遠いんですよね(-_-;)
足元もガタガタなところ中心なので、プロテーゼを入れたとはいえ不安定な足首に負担ができるだけかからないように、なるべくハイキング用のストックで両腕に体重を分散させながら下りていきます。
雪渓の真横を通ります。
同じくらいの標高のところに咲き誇っていたセレスト。
夏の間、とてもよく見られるポピュラーなお花です。
だいぶ下りてきた・・・
避難小屋があるのは右側に湖が集まっている地点のさらに奥になります。そちら方向は崖になっていて直接には下りられないので、手前の膨らんだ地形の辺りを通ることになります。
湖があるのと同じ高さまで下りてきました。この辺りは湖巡りをする人たちのための分かり易いハイキング道になっています。
振り返って。
地べた、ぜーんぶ紅葉したブルーベリーの葉っぱです。
こんなふうにあちこちに大量になっています。
おやつや、明日の朝ご飯のために集めていくことにしました。
そしたら、歩いてきたハイキング客もつられて!?周辺でブルーベリー狩りがいきなり始まりました(;^_^A
キリがないので、適当に切り上げて避難小屋へと向かいます。
ただいま~我が家(違)
2泊目ともなると、すっかり自宅感覚です。
お昼ご飯が軽かったので、もうお腹が空いてきました。
お菓子類はあまり持って来ていなかったので、塩味系のものでおやつにします。
ちょっとしたご馳走もあります。
カレー味の春雨スープです。
まあ、ご馳走っていうほどではないのかもしれませんが、日本のインスタント物はおいしいです。
写真を撮ろうとしてたらすぐに湯気でレンズが曇ってしまいす(;^_^A
2日目夕方~3日目朝編に続きます。最終回にできたらいいんですけど・・・
お読みいただいてありがとうございました。